【東京カメラ散歩梅特集】京王百草園/趣きある梅の名園とパワースポット

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

東京都日野市百草の多摩丘陵に位置する梅の名所、「京王百草園」。

四季折々の草花が咲き揃うなかに佇む風情ある庵など、日本の美を体現する名園です。

隣接する「百草八幡神社(百草八幡宮)」は、出世開運・武運長久・健康長寿・厄除開運にご利益があるパワースポットなので、参拝がてら訪れるのにもピッタリ!

江戸近郊の名所としても名高い庭園!京王百草園

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

京王線百草園駅から徒歩10分、もしくは聖蹟桜ヶ丘駅・高幡不動駅からタクシーで10分。自然豊かな多摩丘陵の一角に立地する「京王百草園」。

江戸時代の享保年間にあたる1716年以降、小田原城主大久保候の室であった寿昌院慈岳元長尼により、徳川家康の長男・信康追悼のために再建された松連寺が、時代を経て「京王百草園」に生まれ変わりその歴史がはじまりました。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園にある松尾芭蕉の句碑

江戸近郊の名所として江戸名所図会などにも紹介されている名園で、かつて徳冨蘆花・大田南畝・田山花袋・北村透谷若山牧水らが訪れています。

園内には牧水の長男・旅人氏設計の歌碑や、松尾芭蕉の句碑もあるので、散策がてら確認してみては。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

梅の開花時期になると寿昌院自ら植樹した寿昌梅(じゅしょうばい)をはじめ、約50種、500本の梅の木が咲き誇り、園内を華やかに彩ります。

2月上旬から3月中旬にかけて開催される毎年恒例の梅まつりでは、琴や津軽三味線の演奏、お茶席や茶道体験会、絵画展や生け花展示会など、魅力あふれるプログラムが盛りだくさんです!

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園にある、あずまや

梅だけでなく季節ごとに多くの花が楽しめることも「京王百草園」の魅力。

藤・福寿草・寒咲アヤメ・あじさい・ツツジなど、一年を通して花木を鑑賞することができます。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園にある松連庵(しょうれんあん)

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園にある三檪庵(さんれきあん)

和の空間に身を置ける松連庵・三檪庵のふたつの施設を擁することもポイント。実はこちらの施設、茶会や展示会、懇談会、親睦会など幅広い用途に貸し出ししているのです。

なんとコスプレの撮影会や学生のサークル活動など趣味の集まりにもOKとのこと。いつもとは違ったシチュエーションで盛り上がること間違いなし!

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園に隣接する百草八幡神社(百草八幡宮)

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園に隣接する百草八幡神社(百草八幡宮)側から見た京王百草園

その松連庵・三檪庵がある広場から隣接する「百草八幡神社(百草八幡宮)」に行き来できるので、ぜひこちらにもお詣りしてみてください。

高い樹木に守られるように囲まれ、凛とした雰囲気に包まれた八幡様に手をあわせていると、それだけで力がみなぎると同時に清らかな気持ちに。

出世開運・武運長久・健康長寿・厄除開運のパワースポットとしても広く知られているので、不思議なパワーをもらえますよー。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

カメラ愛好家のあいだでも絶好の撮影スポットとして注目されている「京王百草園」。

梅はもちろん、風景や花木、お隣りの「百草八幡神社(百草八幡宮)」など、あらゆる出会いを楽しみに足を運んでみてくださいね!

急勾配を攻略した先で堪能する、加工のない自然美

京王線百草園駅から、満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園への道中にある百草園通り

「わたしはなにかに挑戦でもしてるんだっけ……?」

京王線の百草園駅に降り立ち、国道41号線を歩いたところまでは余裕だったものの、そこから左折し百草園通りを登りはじめた途端、こぼした一言。

京王線百草園駅から、満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園への道中にある百草園通り

いやはや、かなりの急勾配!しかも、一眼レフやコンパクトデジカメを筆頭に、機材一式を背負ったいつものデフォルト装備。加えて、連日の激務で疲労困憊。

「山岳カメラマンの人たちってやっぱすごいわ……」などと、庭園を目指す人間にあくまでも挑戦的な坂道の攻略中、幾度となく反芻するわたしあるある。

足腰に自信がない、あるいは体力的にキツイ年代や事情を抱える方々!無理せず聖蹟桜ヶ丘駅・高幡不動駅からタクシー乗車で!敵は空気をいっさい読まないマイペースすぎるヤツですぞ……。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

とはいうものの、その坂道を登った先にある「京王百草園」へと足を進ませた瞬間、「わたしがんばってよかった!」と自分で自分を全力で褒めてあげたいモードに。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

なんて見事な庭園!

数ある名園のなかでも、どこか野性味豊かで、ダイナミックな自然の魅力をそのまま活かした、おおらかで粋な佇まいがたまらない!

「東京エリアの梅見スポットを人におすすめする際、どうしてもここだけは外せない!」との支持層の多さに納得しました。ここで目にするすべてが、そんな多くの声を証明しています。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園の見晴台から眺める梅林

園内の至るところに梅の木が植樹されているので、散策がてらのんびり鑑賞するのにピッタリ。とりわけ、もっとも高所に位置する見晴台は要チェック!

見晴台から望む梅林の美しさよ……。いつまでも眺めていられるってこういうことなのかもしれません。

思いきって寄りで、もしくは百草の街並みまで入れてみる、などなどあらゆる画角でおさえておきたい風景。ぜひ堪能してください!

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園の見晴台から眺める、東京スカイツリー・新宿副都心などの東京都心ビル群図

もうひとつ、その見晴台の同じ位置から眺めておきたいのが、晴天時に見渡すことができる東京スカイツリー・新宿副都心など日本を代表する高層ビル群。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園の見晴台から眺める、東京スカイツリー・新宿副都心などの東京都心ビル群

高倍率ズームレンズの望遠域を活用し撮影してみたものの、この日はややガスがかっており、肉眼でも一眼レフでもクリアに確認することはできず……。

とはいえ、近代的なビルの上層階からの眺望とはひと味異なり、起伏に富んだ多摩丘陵の高台から拝む、東京を象徴する建造物はまた格別です。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

都市部にこれだけの自然を残す国は実はめずらしいのだそう。脈々と受け継がれてきた街づくり、ぜひ未来へとつなげていきたいものです。

こんなにご褒美満載の庭園なら急勾配も余裕!

……………いやいや、無理せず体力に自信がない方々はタクシーで!

今回の使用レンズ・カメラ/AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR・Nikon D7200

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

今回の「京王百草園」は、広角・標準・望遠の各領域を1本で対応する、Nikon高倍率ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR」に、カメラ本体はNikon D7200で撮影しています!

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

「カメラ散歩や旅行の際に1本でOKなレンズを」との希望で父が購入した、18mmから300mmまでの広範囲をカバーする高倍率ズームレンズ。ニコン純正品です。

高倍率ズームとは、ざっくりいうと焦点距離の幅が広いレンズのこと。

通常は、広角・標準・望遠の各領域でわかれ、焦点距離内でそれぞれに特化したズーム領域指定のレンズが一般的です。

この領域を取っ払い、1本で対応できる万能レンズとして誕生したのが高倍率ズームレンズ。

広角でも望遠でもレンズ交換が必要ないので、初心者さんでも使いやすく、キットレンズの次に手にしてほしいレンズです。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

「あ!もうちょっと寄りたい!(簡単な訳:ズームしてアップで撮りたい!)
「いやいや、もう少し引きでおさえたいのに!
(簡単な訳:被写体から離れて全体を写したいのに!)

上記はそれぞれ対極に位置する「こう撮りたい!」のこころの声……。で、レンズ交換をせずにどちらもやりたい!となると、高倍率ズームレンズに頼ることになります。

特に旅行や街歩き、ウォーキングでの撮影では、レンズ交換の手間が省けるので、画角にあわせたレンズ選択も不要になり、移動しながらの撮影も楽ちんに!

さらに純粋な望遠レンズと比較するとコンパクトで、お値段もリーズナブルなことがうれしいポイント。旅先などでの使用を想定して開発されたので、初心者でも扱いやすい小型軽量かつ低価格を実現しました。

そのため、レジャーユースはもちろん、子どもの運動会や発表会といった家族撮影にも最適ですよー。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

デメリットは、望遠側の画質がやや低下することと、F値を小さくできないため暗いレンズが多くボケや手ブレが発生しやすいこと。

とはいえ、Nikon高倍率ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR」に関しては、これまで撮影してきた写真を確認する限り、極端な劣化にはならないと感じています。

日中の屋外・屋内撮影で、それなりに光が入る環境であれば、そのときの天候がなんであろうとこれまで困ったことは一度もなし!

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

ただし、前述の通り、開放絞り値がやや劣りF値が大きいので、夜間や暗い場所での撮影には向いていません。こうした環境では、広角・標準・望遠の各領域に特化したレンズをセレクトしたほうが◎ですよー!

付け加えると、わたしの場合はRAWで撮影し、Adobe Lightroom&Photoshopで現像・編集しているので、高倍率ズームのデメリットがまったく気にならないのもあるかも。

RAWとはなんぞや?という人は、よかったらこちらを参考にしてください!

ニコンのデジタル一眼レフカメラJPEGじゃダメ?RAWを選ぶ3つの理由とLightroom現像実例

RAWLightroom&Photoshopを踏まえた撮影は、機材をカバーしてあげる意味でもおすすめです!(とはいえ、仕事用に借りているフルサイズのD750やD850でも、わたしは必ずRAW+Lightroom&Photoshopですが……笑)

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、京王百草園

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、池上梅園【東京カメラ散歩梅特集】池上梅園/都内屈指の気品あふれる華やかな名所

ちなみに、上記の梅特集「池上梅園」「SIGMA超広角とNikon望遠があればOK」と記しましたが、仕事以外では厳密にいうと今回の高倍率ズームレンズの望遠域をフル稼働させています。

本当に使いやすいし、ニコンらしい暖色寄りの柔らかさを実現してくれる優秀な1本です!おすすめですよー。

なおNikon高倍率ズームレンズに関しては、桜特集の「大森ふるさとの浜辺公園」編・「平和の森公園」編でも紹介しています。そちらもあわせてどうぞ!

桜満開の「大森ふるさとの浜辺公園」【東京ストリート桜特集】大森ふるさとの浜辺公園/新お花見名所! 桜満開の「平和の森公園」【東京ストリート桜特集】平和の森公園/高台の桜ステージは必見!

梅フォトギャラリー〈京王百草園〉

都内随一の梅林に出会える「京王百草園」の梅フォトをどうぞ!

INFORMATION〈京王百草園〉

京王百草園

  • 住所:東京都日野市百草560
  • TEL:042-591-3478
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 定休日:水曜(祝日の場合は開園、翌平日休園)・年末年始
  • 例年の見頃時期:2月上旬〜3月上旬
  • WEB:京王百草園公式サイト

※最新の情報ではない可能性があります。必ず事前に公式サイトなどでご確認の上、ご利用ください。