【東京カメラ散歩梅特集】府中市郷土の森博物館/都内最大規模の梅林でお花見

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

「東京都内で圧倒される自然美を体感したい!」と希望されたら、個人的に真っ先に名前をあげる「府中市郷土の森博物館」。

都内最大規模の梅林をもち、開花時期になると府中市民はもちろん、国内外の観光客でにぎわう梅の名所です。

四季を通じて多くの花木が鑑賞でき、プラネタリウムや、江戸中期から昭和初期の建築物の移築復元、市内遺跡からの出土品や郷土資料の展示など、見どころ満載ですよー!

1,100本の梅と触れあえる梅園!府中市郷土の森博物館

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

1987年、多彩な建築物を含む森全体が一体となった野外博物館として誕生した「府中市郷土の森博物館」。

京王線・南武線分倍河原駅、京王線府中駅からバス、もしくは同分倍河原駅、武蔵野線・南武線府中本町駅、西武多摩川線是政駅からそれぞれ徒歩20分の位置にあり、府中市民はもとより広く愛されています。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の敷地内にある芝生広場

多摩川の是政緑地に隣接しているため、豊かな自然を取り入れた構成が魅力で、その面積はなんと約14ヘクタール。

広大な敷地を活かし、「府中の歴史と文化と人の調和に貢献すること」を使命に掲げ運営されている府立博物館です。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

その「府中市郷土の森博物館」が1年でもっとも賑わうのは梅の開花時期。

敷地内には梅園を中心に約60種、1,100本もの梅の木が植樹されており、シーズンになるとあたり一面が梅の香りに包まれ、紅白のコントラストが花見客を別世界へといざなってくれます。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)の梅

開花にあわせたイベントとして、毎年2月上旬から3月上旬にかけて開催される梅まつりは、遠方や海外からも大勢詰めかけるほど大人気!

期間中は野点茶会や上生菓子“うぐいす”付き呈茶、梅まつり手作り工房、琴・尺八演奏会など、日本文化に触れる催しものを楽しむことができます。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)の梅

梅のほかにも、桜・福寿草・水仙・あじさい・ツツジ・ハナミズキ・アヤメ・ロウバイ・サンシュユ・マンサク・ネコヤナギ・ハナモモ・ヤマブキ・キンモクセイ・サザンカ・ツバキなどがズラリ。

四季折々の花が咲き誇り、1年を通してあらゆる花木に親しめますよー。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の敷地内にある、プラネタリウム併設の本館

自然環境が充実しているだけでなく、府中市域の江戸中期から昭和初期の建築物を移築復元して保存しており、東京都や府中市の指定文化財も多数あり。

博物館としても魅力たっぷりで、武蔵国の国府という中心地だった府中市は遺跡が多いため、プラネタリウムを併設した本館などで市内遺跡からの出土品や郷土資料を数多く展示しています。

プラネタリウムは水平型関東最大級で、ドーム径23m。自然に囲まれた立地を活かし、天体観望会なども行われています。天体マニアや子ども連れのファミリーなどリピーターも多いので、ぜひ参加してみては。

迷子になるほど広大な敷地に見どころ満載の博物館

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

気をつけないと一瞬で迷子。

この言葉がこれほどハマる博物館はなかなかお目にかかれないかも。

“東京都内の博物館”と耳にして、上野の東京都国立博物館など都心にある建物+庭園や公園のイメージを先行させる人が少なくないはず。

その印象のまま「府中市郷土の森博物館」を訪れると、「……………あれ?博物館?森林じゃなくて?」と呆気にとられてしまうこと間違いなし!

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

まずは同館でもっとも人気を集める梅園から。

正門から入り、敷地内の最奥で待つそれは、梅の聖地のよう。

梅本来の表情を堪能できる、まるで手つかずの自然そのものの無骨さを残しながらも、美術品と等しく梅を鑑賞できるようにと行き届いた配慮が感じられ、あふれんばかりの梅への愛が伝わってきます。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

梅を知り尽くしていなければ、広くて大きいだけで、味も素っ気もない寄せ集めができあがるのは手にとるようにわかること。

優しい愛情と、プロのプライドで育まれた梅園。仕事に真剣に取り組み実績をあげてきた人であれば、斜に構え他者をマイナス評価するのがデキる人間と思い込みに過ぎないカッコ悪さでひねくれず、まっすぐにその想いを理解できるはず。

梅見がてら、大人から子どもまで誰もが顔をほころばせ梅に親しむ光景を眺めながら、同館のプロフェッショナルにあらためて尊敬の念を抱きました。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の敷地内にある、幕末から明治期の呉服店で府中宿の代表的な大店だった旧田中家住宅の復元

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の敷地内にある、幕末から明治期の呉服店で府中宿の代表的な大店だった旧田中家住宅の復元

梅園とともに注目していたのは、幕末から明治期の呉服店で、府中宿の代表的な大店を営んでいた旧田中家住宅の復元。

明治天皇の御座所としても使用された奥座敷が移築されており、当時の資料をもとに屋敷全体が蘇った姿がありました。

これぞ和の文化。ため息が漏れる情緒ある日本家屋。

同じ田中姓ということもあり、この復元住宅と梅園にお目にかかれたら、個人的に大満足でございますよ!

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の敷地内にある旧田中家住宅に隣接する茶室・梅欅庵

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の敷地内にある旧田中家住宅向かいの旧島田家住宅

とはいえ、隣接する茶室・梅欅庵や、向かいの旧島田家住宅、旧府中町立府中尋常高等小学校校舎、旧府中町役場庁舎など、一帯にある建築物がすべて貴重かつ日本美を感じるものばかり!

歴史ものにそこまで明るいわけではないわたしがここまでワクワクしてしまうのだから、きっと歴女・歴男さんたちにはたまらないだろうなー……なんて思わずニヤリ。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

東京の貴重な足跡をひもときながら、雄大な自然のなかに身を置くことができる。なんて贅沢な博物館なんだろう。

空ってこんなに高かったっけ?大地ってこんなに力強かったっけ?空気ってこんなに澄んでたっけ?

きっと普段はなかなか気づくことができない、どこまでも限りない自然の豊かさに驚き、ありがたみに出会う瞬間がここにはあるのです。

今回の使用レンズ・カメラ/AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR・Nikon D7200

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

今回の「府中市郷土の森博物館」は、広角・標準・望遠の各領域を1本で対応する、Nikon高倍率ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR」に、カメラ本体はNikon D7200で撮影しています!

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)の梅

18mmから300mmまでの広範囲をカバーする、ニコン純正の高倍率ズームレンズ。

旅先などでの使用を想定し開発されたレンズなので、誰もが愛用できる小型軽量かつ低価格が魅力です!

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)

高倍率ズームのデメリットとされる、望遠側の画質の低下や、ボケや手ブレの発生しやすさは、このレンズに限ればそれほど劣化は起きないと実感しています。

綺麗!と感激してしまう絵を切り取ってくれる、さすがはニコン純正レンズ。暖色系に優れたニコンの強みを発揮し、柔らかで味のある表現を叶えてくれます。

レンズ交換が不要なので、旅行や街歩き、カメラ散歩はもちろん、子どもの運動会や発表会といったファミリーユースにも最適ですよー。

満開の紅梅白梅が楽しめる東京の梅名所、府中市郷土の森博物館の梅園(梅林)の梅

なおNikon高倍率ズームレンズに関しては、梅特集の「京王百草園」編、桜特集の「大森ふるさとの浜辺公園」編・「平和の森公園」編でも紹介しています。そちらもあわせてどうぞ!

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梅フォトギャラリー〈府中市郷土の森博物館〉

自然美を体感できる「府中市郷土の森博物館」の梅フォトをお楽しみください!

INFORMATION〈府中市郷土の森博物館〉

府中市郷土の森博物館

  • 住所:東京都府中市南町6-32
  • TEL:042-368-7921
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 定休日:月曜(祝日の場合は開園、翌平日休園)・年末年始
  • 例年の見頃時期:2月中旬〜3月上旬
  • WEB:府中市郷土の森博物館公式サイト

※最新の情報ではない可能性があります。必ず事前に公式サイトなどでご確認の上、ご利用ください。