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2019年3月11日。
夜半過ぎから断続的に続いた激しい雨がおさまり、ようやく穏やかな空が広がった東京の一日。
毎年この時期が近づくと、いつも以上に「日本はいま、どうしたらいいのか?そのために、自分はなにができるのか?」との想いを巡らせます。
そしてその想いを日々途切れさせないよう、自分のためだけではなく、人のためにも、毎日をしっかりと生きることがなによりたいせつなのだ、と。
再び、あれから1年。そして、発生から8年。
あれから1年が経った今日、それでもやっぱり「まだ8年」。決して忘れてはいけない、なくしてはいけない視点です。
変わりゆく景色と、変わらないこころを持つ人々の幸せを願いながら、今年も首都・東京で産声をあげた東京人として、強く誓います。
東北地方を中心に日本を襲った東日本大震災発生から8年が経った今日、想いを寄せながら感じること。
自分のためだけではなく、人のためにも生きる
福島県では立ち入りが厳しく制限されている「帰還困難区域」が7の市町村にあり、住民の帰還の見通しが立っていないほか、岩手県と宮城県の一部の地域では、土地のかさ上げなどの土地区画整理事業が遅れています。
避難を余儀なくされている人は復興庁の先月時点のまとめで全国で5万1778人に上り、震災直後のおよそ47万人から徐々に減少しているものの、避難生活はかつてないほど長期化しています。
NHKの調査で、岩手、宮城、福島の災害公営住宅で誰にもみとられずに「孤独死」した人は高齢者を中心に去年1年間で76人と、前の年より4割増えたことが分かり、高齢者の孤立も課題となっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190311/k10011842891000.html
現状を見聞きするたびに、モヤモヤした感情ばかりが沸き起こります。
途方もない現実に直面し、彼の地のためになにかしたくてもなにもできない無力さを痛感する。
と同時に、「それでもできることがある」と、昨今問題の芸能人らによる無知丸出しかつ上から目線で首を突っ込み、引っ掻き回し傷つけ、自己満足とアピールの繰り返しとは対極に位置するアクションを続ける。
その両面がワンセットでせめぎあうからです。
自然災害と、その後の復興への道のりを前にし、人間のちっぽけさを実感するとともに、「自分のためだけではなく、人のためにも生きる」という人間本来の多くの優しさに出会う。
それは人として生きるうえで、なにをおいてもなくしてはいけないものに違いありません。
復興予算の着服や横流しに冷ややかに感じること
現実として、わたしたち、ひとりひとりの国民にできることは限られています。
であるからこそ、税金などの手段で国の代表者に権限とあわせて委託し、わたしたちが生きる国の整備や改善、テコ入れを依頼しているわけです。
その重要な責務が満足に果たせないのであれば、国の代表たる玉座に座る資格などなにひとつもない。
そう、なにひとつもない、はずですよねえ。そんなの誰もがわかりきっていることじゃないですか。
ところが、欲の皮ばかり突っ張っちゃった救いようのない醜悪なブスヅラ……あ、いやいや……よろしくないお顔立ちの代表者さんほど、己と家族と仲間内の利益しか考えず、泥棒行為に走る、と。
https://lite-ra.com/2015/03/post-929.html
https://www.j-cast.com/tv/2014/02/05196010.html?p=all
https://www.news-postseven.com/archives/20120730_133714.html
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/33842
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/526.html
それ、あんたらの金じゃねーし(直球ど正論)。
もうさー、マウントだの幸せアピールだの自己利益追求だの、業界問わずどいつもこいつも馬鹿丸出しの愚鈍な無能は殲滅されてしまえ。それが過去最高の人類の平和だ(さらに直球ど正論)。
そんなに原発再稼働させたいなら永田町につくったら?
復興予算着服や横流しも大問題ですが、それ以上に唖然とするのは、いまもなお水面下で画策される原発再稼働に向けての動きです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40321860S9A120C1SHA000/
https://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20190115000112
原発反対派のプロ市民()には辟易としているし、なんとも言えない嫌な印象しかないのは事実です。ただしそれはあくまでも、「反対派のプロ市民()に辟易としている」というだけ。
福島第一原発の教訓は?国内どころか世界中から批判を浴びているのに?自然エネルギーの本格的な実用化を邪魔しているのはほかならぬ政府ですよね?地震大国が同じ過ちを繰り返すんですか?
……………あ、いいこと思いついちゃったー。これが解決策だ。
原発再稼働を進めたいのであれば、まず大前提として首相官邸を含む永田町や経団連本部に原発をつくり、全国の電力をまかない国民に被害を及ぼさない体制を整えたうえで、全方位を納得させる理論のもとに宣言する。
どうです?できます?できないでしょう?それが答えですよねープゲラw(本日もあいもかわらず事実をそのままお届けしています)
「せめて邪魔だけはすんな」に込められた多くの憤り
「なに考えてんのかさっぱりわからん」と呆れ返る無能の仕事ぶりほどイライラさせられるものはない、というのは古今東西、定説です。
そのひとつが、「それだけはやったらダメ!」のラインを平気で超えてやらかすこと。「仕事ができない無能さんを完膚なきまでにぶっ飛ばしてやりたくなる」はまさに仕事人あるあるですよね(笑)。
わたしたち、ひとりひとりの想いや尽力を台無しにする代表者様()の動きにはついていけません。いや、訂正。人間として真っ当に生きているので、はなからついていく気はさらさらない、でした。
たとえ人様を傷つけ、不利益を被らせていようが、己と家族と仲間内のみの利益追求に走り、自己顕示欲を満たす愚行に奔走する醜い顔をさらに歪める姿は、当人だけがその醜さに気づていないのが滑稽ですわー。
「せめて無能は無能なりに、己が無能であることを自覚して、邪魔だけはしないでね。すでに存在そのものが邪魔だし、足手まといでしかないから」
これが紛れもない本音です。邪魔でしかない行為が大迷惑だし、無能さんの相手をしている暇は誰にもないからですよ。本来であれば、復興を実現するためには一刻を争うのだから。
頼むから多くの真っ当な人間たちの足だけは引っ張らないでほしい。もうそれだけです、なにひとつも期待ができないレベルの方々には。
だからこそ、真っ当な精神を失わずに生きる
今年も変わらぬ想いを抱きつつ。
わたしは、愚鈍な罪深き者とは、一生決別します。穢れなき魂を持ち、たとえば被災地にもきちんと寄り添える本物のこころある人間さえいれば、もうそれでかまわないから。
「自分だけではなく、人のためにも感じ、動くことができる姿勢」を、これからも決してなくさない。
歪んだ愚かさはおかしいと言い切れるわたしだからこそ、一年前と変わらず、そしてこれからの一年後も変わらず、現地に寄り添うことを忘れないよう、強く強く、願っています。
現地のみなさんにとって、過去や未来ではなく、毎日の「今日」という日が、どうか最良の日でありますように。