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手帳マニア・手帳オタク・手帳フリーク・手帳ラバーズ・テチョラーのみなさんに「今日も手帳愛を爆発させてますかーーー?!」とアントニオ猪木ばりに語りかけたい田中です、どーもこんにちは。
デビューしたばかりの初心者から、60年以上の経歴をもつディープな愛好家まで、誰もが楽しく毎日をともに過ごせる存在……そう、それが手帳!
わたし自身、仕事にプライベートに手帳を大活用してきた手帳マニアですが、実は今年、使用途中での手帳の変更に踏み切りました。
最初に結論からいきます。変更内容はこちら!
2020年8月までの手帳構成
- メイン
トラベラーズノート ダイアリーリフィル 週間+メモ - メイン補助
トラベラーズノート リフィル 無罫
トラベラーズノート リフィル セクション(方眼) - 家計簿
ハイタイド B6 ブロック ウィークリー
2020年9月からの手帳構成
- メイン
トラベラーズノート リフィル フリーバーチカル - サブ|プライベートブログ用
トラベラーズノート ダイアリーリフィル 週間+メモ - メイン・サブ補助
トラベラーズノート リフィル 無罫
トラベラーズノート リフィル セクション(方眼) - アイデアブック・日記・雑記
ミドリ MDノート A5 方眼 - プランニングブック|ふせんノート
無印良品 A4バインダー・ルーズリーフ・付箋 - 家計簿
ハイタイド B6 ブロック ウィークリー
「8月まで」「9月から」でかなり調整した田中手帳術。さて、一体なぜ9月から大幅な変更を決めたのでしょうか?
今回は、職種や立場にあわせて手帳術を調整・変更する重要性とともに、ライター&営業・マーケティング支援を柱に業務に取り組むわたし、田中がなぜ1年の途中で手帳を変更したのか?をテーマにお届けします!
いや、支援=アドバイザー・サポーターというより、自分で数字を取ってくるケースがめちゃくちゃ多い、現場が一生離してくれない実績保持者あるある人生ですが……この“実績重視の営業現場に深く関わっている”が手帳術変更のキーでもあり。
この記事を読んでくださったみなさんが、同じOR似た職種や日々の過ごし方なら自分なりに活用したり、違う職種や日常でもアレンジして活かすヒントになればいいなーと願いつつ。
手帳歴30年選手の手帳マニアが本音で明かす、手帳のたいせつさと多幸感をどうぞ!
この記事はこんな人におすすめ
- いま使っている手帳が合わないと感じている人
- 自分に合う手帳の探し方のコツがわからない人
- いろいろな手帳を使ってみたいと考えている人
- 1年の途中での手帳の変更はあり?なし?が知りたい人
- 営業・広報・コンサルタント・接客など外部・顧客折衝がコア業務の人
手帳マニア田中の2020年8月までの手帳構成
あらためて、手帳マニアのわたし、田中の2020年8月までの手帳構成を紹介します。
2020年8月までの手帳構成
- メイン
トラベラーズノート ダイアリーリフィル 週間+メモ - メイン補助
トラベラーズノート リフィル 無罫
トラベラーズノート リフィル セクション(方眼) - 家計簿
ハイタイド B6 ブロック ウィークリー
トラベラーズノートのダイアリーリフィル 週間+メモをメインに据え、無罫と方眼リフィルをフル活用するスタイルが8月までの手帳術の特徴。そこに家計簿専用として1冊用意していました。
仕事とプライベートのスケジュール・タスク管理をはじめ、思考整理やアイデア出しなど、トラベラーズノートにすべて集約されており、“ブルーを開けばすべてがわかる”手帳術!
トラベラーズノートはカスタマイズでつくりあげる自由度の高さをもつ一方で、紙面デザインの洗練度など、毎日気持ちよく使えるアイデアが詰まった珠玉の1冊です。
工夫次第でビジネスシーンにもフル活用できるし、プライベートユースならいくらでも手帳術を広げていける魅力がたまりません。
そこらへんは過去記事でも語っています。こちらをあわせてご参考にどうぞ!
手帳デコとカスタマイズで活用する『トラベラーズノート』の魅力と効果的な使い方
手帳デコとカスタマイズで活用する『トラベラーズノート』の魅力と効果的な使い方
手帳マニア田中の2020年9月からの手帳構成
さて、毎日愛用しているトラベラーズノートではありますが、今年9月から構成を変更しました。
冒頭のおさらいになりますが、その変更後はこちらです!
2020年9月からの手帳構成
- メイン
トラベラーズノート リフィル フリーバーチカル - サブ|プライベートブログ用
トラベラーズノート ダイアリーリフィル 週間+メモ - メイン・サブ補助
トラベラーズノート リフィル 無罫
トラベラーズノート リフィル セクション(方眼) - アイデアブック・日記・雑記
ミドリ MDノート A5 方眼 - プランニングブック|ふせんノート
無印良品 A4バインダー・ルーズリーフ・付箋 - 家計簿
ハイタイド B6 ブロック ウィークリー
主な変更点
- メイン
新たにフリーバーチカルリフィルを投入 - サブ
週間+メモリフィルをブログ専用にスイッチ - メイン・サブ補助
仕事・プライベート・ブログすべてに使う位置づけで無罫・方眼リフィル - アイデアブック・日記・雑記
無罫・方眼リフィルでの思考整理・アイデア出しを新たに投入したMDノートにスイッチ
家計簿のみそのまま変わらず家計簿専用手帳術で活かし、メインを含め他すべてを大きく変更しました!
ちなみに、家計簿代わりに手帳を活用する方法と、家計簿に向いているおすすめ手帳をまとめた人気特集はこちら。常時高アクセスです。ぜひあわせてどうぞ!
手帳を家計簿にすればお金が貯まる!簡単な収支管理の書き方と手帳術
2020年9月から手帳術変更を決めた3つの理由
そもそも「手帳を大幅に変えたのはわかったけれど、なんで?」ですよね。
理由がわからないと「なぜその構成に調整・変更したのか、参考にしようにもできるわけないじゃん」ですぜ……!
ということで、続いて手帳術変更を決めた3つの理由を解説します。
手帳術変更を決めた3つの理由
- 仕事内容に変更あり&参画プロジェクトの特性が流動的かつフレキシブル
- 田中の仕事が一番はかどるのはバーチカル手帳をメインに据えた構成
- バーチカルを復活させたい&週間+メモを継続するために考えた策
それぞれみていきましょう!
仕事内容に変更あり&参画プロジェクトの特性を考慮
全世界・全業界がなんらかの形で影響を受けている新型コロナウイルス感染拡大。世界中で予定や業務を調整せざるを得ず、ままならない状況にある人が圧倒的大多数です。
わたしも同じく、憎たらしい大馬鹿野郎……あ、いやいや……とんでもなく酷い悪党ウイルス(言い換えても大して表現変わらずw)のせいで相当な調整・変更に明け暮れることになりました。
単刀直入に言ってしまえば、「アフターコロナで仕事内容に大きな変更が発生した」が1つ目の理由とともに、もっとも大きな要因です。
ここでポイントなのが、業務が縮小傾向になったという単純な話ではまったくないということ。
確かにしばらく収入減は免れなくなったものの、執筆業より営業やマーケティングプランナーとしての業務比率アップと同時に、各業界の経済立て直しと抜本的な改革を目的とした協力依頼が増え、現在すでに走らせている複数企画だけでなく、今後も業界ごとのプロジェクトが続々と控えています。
この現状自体はとてもありがたいことで、これまでのキャリアやスキル、経験を、世界的な危機的状況から脱却するために余すところなく活用し貢献できるのであれば、ビジネスマンとしてこれ以上誉れなことはありません。
ただただ「収入減ったー」で嘆いても始まらないし、自分だけのことでふさぎこんでいるとマイナス方向に落ちていくばかり。
これまでのキャリアを考えても、忙しくしていたほうがすべてがうまくいく仕事術で生きてきたし、性格的にも“なにもせずにただ誰かがなにかしてくれるのを待つだけの依存”は一生できないし性に合いません。
それなら、いま、やれることを全力でやったほうがいい。
自分の力を必要としてくれる純粋な要請には片っ端から応えてなんぼ。凹む暇があるならなにかやっていたほうが気持ちいいです(もちろんクレバーなプロジェクトに限る)。
で、結果として「……………えーと、なんでわたしこんなに予定詰まってんですかね?w」という超フル回転の毎日ですよ……現役営業時代に客前に立っていたのがオンラインに変わっただけに等しいですよ……。
手帳術変えなきゃスケジュール回せないじゃん!(人はそれを正論と呼ぶ)
手帳は人生をマネジメントするために存在する強力な相方。
わたしの手帳に対する概念であり、実際にわたしの人生において仕事とプライベートに並走し、毎日を一緒につくりあげてくれたのが手帳でした。
現在のスケジュール・タスク管理に使いづらくなったのなら、最適な手帳術に合わせて手帳を変えればいい。
これが手帳術、そしてそれに伴う手帳構成の変更に踏み切った一番大きな理由です!
田中の仕事が一番はかどるのはバーチカル手帳一択
常時スケジュールが詰まり、マルチタスクでフレキシブルに働く田中の最適な手帳術とはバーチカル手帳のデフォルト装備。
逆に言えば、バーチカルじゃないと過密スケジュールは乗り切れないし、予定に振り回されるだけで終わってしまう!と断言できるくらい。
「現在のスケジュール・タスクが現役営業・マーケター時代に極めて近い状況なら、必然的に構成のメインに据えるのはバーチカル手帳一択」と判断しました。これが2つ目の理由です。
いやもう特にわたしはバーチカルじゃないとタイムマネジメントできないんですよぅ……!
ご参考までに、現役時代の田中の手帳構成はこちら!
営業・マーケター時代の手帳構成
- バーチカル手帳
15年以上クオバディスを超愛用
営業・マーケティングプランナーは時間管理鉄則なのでバーチカル一択。顧客の前で違和感のないデザインと紙面構成をマストにしていた。 - A5ノートブック
20年以上ロイヒトトゥルムをヘビロテ
商談や会議・MTGメモ、思考整理・アイデア出しなどでフル活用。顧客の前で違和感のないデザインと紙面構成をマストにしていた。 - A5ノートORデイリー手帳(家置き専用)
ロディア・ロイヒトトゥルム・EDiTリリース以降はEDiT1日1ページなど
1日の振り返りと翌日・翌週・翌月につなげる思考整理・アイデア出しでフル活用。ときどき持ち歩かざるを得ない際に困らないように、顧客の前でも違和感のないデザインと紙面構成を選んでいた。
あわせてこちらの過去記事もご参考にどうぞ!バーチカルの特性と、1日1ページのデイリー手帳の使い勝手について解説しています。
プライベートユースに最適な『ほぼ日手帳カズン』の魅力と効果的な使い方
繰り返しますが、基本の考え方としてバーチカル手帳のデフォルト装備が田中の鉄則です。
営業やマーケティングプランナーはタイムマネジメントの鬼じゃないと続けられないので、クオバディスと出会って以降は自然とバーチカルラバーズに。このクオバディスとの出会いがわたしの手帳歴で一番大きかったです!
トラベラーズノート週間+メモ継続を目的に考えた策
「バーチカルを復活させたいけれど、週間+メモは継続したい。さあ、どうする?!」
なんとも素直な動機ではありますが、これが3つ目の理由です。
それくらいトラベラーズノートの週間+メモリフィルを気に入っていたわたしがアレコレ悩んだ結果、出した結論が「あ!ブログ専用手帳として使ってみたらどうだろう?」。
バーチカルをメインに戻すにあたって、仕事関係のスケジュール・タスク管理を円滑にするだけでなく、実はもう1つ狙いがありました。
「ブログの更新をもう少し増やしたいなー」
もはや悲願……!(その七転八倒ぶりは喜劇と言い換えてもいい)
長年のバーチカル使いに言わせると、バーチカル手帳のフル活用はテトリスを攻略していく感覚に近いのですね。わたしだけの感性かもしれませんがw
なんとしてでも時間を捻出したい!というときほど絶大な威力を発揮してくれるのがバーチカルです。バーチカルの真価は、1日・1週間の時間軸での俯瞰を可能にする以上に、細かな時間捻出にありと言っても過言ではないほど。
そうしたことまでつらつら考えているうちに浮かんだのが、「あ!バーチカルで時間捻出しながら、週間+メモをブログ専用の進捗・タスク管理、記事化リスト、アイデアメモなどで使ってみたらどうだろう?」でした。
活用目的を考えると本当はガントチャートもほしいのですが……。キャリアのスタートが生産管理統括だったこともあり、このフォーマットの有能ぶりに太鼓判押せます!ガントチャート超大好き……!
2020年9月から手帳術変更を決めた7つのきっかけ
お次は、手帳術変更を決めた7つのきっかけ(というより7つのひらめき?発想?)をひもときます。こちらです。
手帳術変更を決めた7つのきっかけ
- 2021年以降の手帳術・手帳構成につなげるようにしないとね
- コラージュ待ちページのふせんメモ増えたけどそのまま使えるわ
- メイン手帳は顧客の前でサラリと出せるのがしっくりくるなあ
- バーチカルでワークログ・ライフログとしても保存しよっかな
- 好きなときに自由に遠慮なくザクザク書けるノートがほしいっす
- 文具コンテンツ案件で会う人たちの“書き書き”ってやっぱいいね
- 文具オタク・手帳マニアとしてなるべくあれこれ使うべしでしょ
……………なんだこの羅列は……………(自分で書いておきながら意味がわからず戸惑うのは一体どういうことなんだわたしよ)。
ざっくりと解説していきます。続きをどうぞ!
2021年以降の手帳術・手帳構成につなげたい
手帳術変更を決めた一番大きなきっかけといえば、仕事を中心に毎日の過ごし方が変わってきたことで、「来年以降の手帳術を変更しないとスケジュールが回せないなー」とふと浮かんだこと。
で、来年、2021年からの手帳術を変更するということは、必然的に購入する手帳も変える必要があると考えました。
じゃあ準備として、「これでいこう」の手帳術、それに伴いピックアップした手帳構成が本当にいまの自分に合っているのか?を確かめるためにも、早い段階で試してみたかったんですね。
トライ・アンド・エラーではありませんが、実際に使ってみて、必要に応じて調整をして、それから来年の手帳術と手帳構成も本格的に固めよう、と。
どんどん予定が詰まる忙しない毎日を過ごしながら、どうにも手帳が使いづらい……じゃあどうしたらいい?
その結果、自然と浮かんだ「来年以降の手帳術を変更しないとスケジュールが回せないなー」が大きかったです!
ふせんメモをそのまま使えるようにしたい
怪我の功名と言いましょうか……。
メインとして使用していたトラベラーズノートの週間+メモリフィルではコラージュも楽しんでいました。SACCHI’N MIND SHAREでコラージュ作成のコツとともに紹介までセットです。
記事に使用する画像は、昔から職種柄、営業秘密(機密情報・秘密情報)や個人情報の死守を確立させている人間なだけに、“書き込み後の手帳はいっさい写真に撮らない・公開しない”(過去記事参照)を徹底しています。
さて、尋常じゃないペースで予定が詰まってくると、このコラージュが徐々にネックになりはじめました。だって、ブログ用として“必ず書き込み前のページを撮影する必要がある”わけで……。
うへー!いま忙しいからコラージュする時間とれないよー!追いつかなーい!(一体どこの自虐モードなんだわたしよ)
で、コラージュ待ちのあいだ、「暗号全開!さっぱりわからん!解読できん!」なふせんメモで急場をしのぐことに。
ふせんを活用すること自体はよかったのですね。なにしろ10代のころから超ふせん魔のふせん使いなので、ふせんプラスの手帳術はマストです。
むしろ超ふせん魔だったからこそ、「いつものふせん術じゃない急場しのぎの使い方はもったいないなー……」と感じはじめ、「以前のノート術を復活させて、このふせんも活かそう」と切り替えることに決定。
ふせんは昔から3M/スリーエムのポスト・イットが一番使いやすいです。粘着力がまったく違う……!そのまま残したい内容ほど3M/スリーエムは威力発揮。それからおしゃれなPLAN do ME/プランドゥミーを併用しています!
いまでは『ふせんノート』として浸透している活用法ですが、先駆け的なノート術を10代の時点で独自に編み出していたんですね。現在のわたしなら、特に記事構成作成やコンテンツプランニングがやりやすいです。
いやもうなんでも早いんだよな……ユニクロにしても無印良品にしてもこんな一大ブームが巻き起こる10年以上前から愛用していたり……早すぎやでw
余談ながら、手帳に直書きする内容も急場しのぎふせん同様、基本は“なにが書いてあるのかなにひとつわからない”状態で残すのが田中的情報取扱いの鉄則です。中身を見たら得体の知れない秘密結社の幹部だと錯覚を起こされること間違いなしw
よく「そこまで徹底するの?!」と驚かれますが、そういう現場で生きている人間たちにとって「これは序の口」。逆に「なんでみんなそんなに甘いの……その緩さじゃはたから見てるこっちが怖いよぅ……(´;ω;`)」。それくらいシビアなんですよw
メイン手帳は顧客の前で心置きなく使いたい
前章でも触れた通り、特にメインで使う手帳は情報漏えいを防ぐ観点から、基本的に「暗号全開!さっぱり解読できん!」な書き方しかしていません。これは長年の癖です。
とはいえ、積極的に顧客の前では開きません。たとえ記載内容がわからないにしても、何時に誰とどこで会う・何の会議をどこで行うなどの情報を平気で他人の前でだだ漏れさせる人間は、一生信用なんてしてもらえないと考えているから。
上記を大前提として、スケジュール調整のためにサラリと開くことはあります。あくまでも自然と、そして目の前の顧客が読めないように気を配りつつ(「見ちゃって悪かったな」と罪悪感を抱かせないスマートなビジネスマナーでもあり)。
でも、ここにコラージュが入っていると……開きづらいんですよね。アフターコロナで現役営業・マーケ時代と等しい手帳術が必要になりつつあったので、なおさら気持ち的にも「コラージュはやめよう」と判断しました。
加えて、「やっぱりしっかりとしたカバーデザインの手帳をメインに据えたいなあ」とふりだしに戻ったことも大きいです。
手帳デコとカスタマイズで活用する『トラベラーズノート』の魅力と効果的な使い方
再び過去記事ですが、トラベラーズノートは大好きとはいえ、どうしてもリフィルセット方法やカバーの質などでカジュアル感が先行してしまうので、「営業・マーケ時代なら選べない」がいまでも変わらない結論です。
ただ、このラフさやカジュアル感がむしろトラベラーズノートの一番の魅力で、旅をするように心地よく過ごせる唯一無二のプロダクトなんですね。
その一方で、顧客の前で使いやすい手帳をメインにしないと落ち着かない長年の習性があるので、「だったらトラベラーズノートはプライベート用」と割り切ることに決めました。
バーチカルをログとしてもフル活用したい
バーチカルに戻すことで「ワークログ・ライフログとしても残すためにフル活用したい」と思いついたこともきっかけの1つです。
バーチカル手帳をあとから見返すと、こまめに書き込む人はワークログ・ライフログになっているのが面白いですよね!
もちろん専業主婦・主夫やシルバー世代、学生など、現時点では外での仕事をしていない人たちでも、書き込む量が多ければ多いほどログ化していくのは手帳の楽しみでもあります。
スケジュール・タスクの詰まり具合に比例して手帳活用シーンが増えるわたしにとって、バーチカル手帳は自分のヒストリーを自然と振り返ることができる、ちょっとした自伝のようなもの。
週間+メモ(週間レフトタイプ)を数年使ってみた印象として、毎日のログ化という観点でもわたしはバーチカルが一番でした。
好きなときに遠慮なく書けるノートがほしい
「やっぱり“パッと書きたい!”と思いついたときに遠慮なくどんどん書き込める、思考を妨げないノートは1冊用意しておきたい。それもA5サイズがベスト」と原点回帰しようと考えたのもきっかけ。
ここ数年、トラベラーズノートの無罫とセクション(方眼)リフィルを思考整理・アイデア出しに活用していました。この使い方自体には満足しています。
ただ、もう15年以上も↓この構成だったのがしっくりきすぎていて……。
営業・マーケター時代の手帳構成
- バーチカル手帳
15年以上クオバディスを超愛用 - A5ノートブック
20年以上ロイヒトトゥルムをヘビロテ - A5ノートORデイリー手帳(家置き専用)
ロディア・ロイヒトトゥルム・EDiTリリース以降はEDiT1日1ページなど
A5の広々紙面で、180度パタッと開き、ガンガン書き込めるノート……わたしにとって最高に気持ちよく筆が止まらず走りまくる……!
そうつらつら考えていると「やっぱりこの構成が基本で、いまの自分に合わせてアレンジを加えて再構築するのがいいなあ」との結論に至りました。
文具案件で意気投合する“書き書き”をしたい
2021年おすすめ人気手帳50選|社会人・学生・ママの仕事・勉強・予定を効率化する最新特集
先日公開した2021年おすすめ人気手帳特集の冒頭でも触れていますが、年間通して継続しているひとつがステーショナリー案件です。
必然的に文具業界の面々とも密接で、取材・撮影やプランニング・ディレクションの各業務を通じてコミュニケーションをとる機会が多々あります。
業界柄、前章の“好きなときに書けるノートを常備”に付随する「毎日過ごすなかで、なにかにつけて“書く”という動作が自然なリズムとして身についている人が多い」のですね。
完全にみんな揃って前のめりでガッツリ意気投合はデフォルト。全員ただの文具オタクですわw
で、「そのリズム感や感性、行動には毎度共感しまくって大盛りあがりだわー。やっぱ“書き書き”はいいよねぇ」とあらためて実感したことで、「自然なリズムで書ける体制をもう一度つくろう」と考えたこともきっかけです。
TN無罫・方眼リフィルを活用していたものの、必ず1冊用意していたA5ノートブックをしばらく常備していないのが“なんとなくモヤモヤ”と気づき、A5ノート投入を決めました。
“書き書き”において、わたしはやっぱりA5サイズが一番しっくりくるようです。これは長いあいだ習慣になっていたからでしょうね。
文具オタク・手帳マニアとして色々使いたい
ものすごーーーく単純な話ではあるのですが……「なるべくいろんな手帳やノートを日常使いとして取り入れられる手帳構成にしたほうが、文具オタクで手帳マニアとしてはうれしい」と考えたことも1つ。
手帳術を変えることで構成が変化し、それによりあらゆる手帳を取り入れる機会が増えるんじゃないかなーと思い浮かびました。
そしてそれをSACCHI’N MIND SHAREでピックアップすることだってできます。
実際に使ってみて「ここがいいなー」「こんなにすてきな手帳だよー」と読んでくださったみなさんにシェアし、それが結果的に誰かの毎日に“楽しい”“うれしい”のささやかなプラスになったら、それがまたわたしの幸せになる。
お互いに楽しいことや面白いことの出し惜しみは損!「独り占めが一番得」なんて大嘘ですからね。“金は天下の回りもの”の本質をなにもわかっていない自己中マウント病の残念さんが勘違いしているだけです(うっかり本音だだ漏れ)。
コロナ禍のこんな時代だからこそ、これまで以上に発信もプラスなものしかしたくないし、自分だけでなく自分以外も楽しくなる発信を心がけている人しか受け付けなくなりました。だからこそ、わたしの手帳コンテンツもさらにそういうものにしていきたいです。
2020年9月から手帳術変更によって得た8つの効果
さて、実際に2021年からの手帳変更に先立ち、9月から実験的に手帳術にトライ!手帳変更によりどんな効果を得たのでしょうか?
変更前の「こんな効果が得たい」の想定と、変更後に「こんな8つの効果が得られた」の結果はこちら。
BEFORE|こんな効果が得たい
- スケジュール・タスク管理をスムーズにしたい
- ワークログ・ライフログを時間軸で残したい
- より円滑な思考整理がおこなえるようにしたい
- なんとかしてブログタイムの時間捻出をしたい
- 気になる手帳を使う機会を増やしていきたい
AFTER|こんな効果が得られた
- 1日・1週間を時間軸でマネジメントできるので仕事がはかどる
- 慣れたバーチカルのおかげで最低でも1日1回手帳タイムがとれる
- こまめに手帳を開くのでワークログ・ライフログが残しやすい
- 主にMDノート投入効果で思考整理やアイデア出しがやりやすい
- わずかな時間でもやりくりしながらブログタイムにできつつある
- ブログ用に投入したふせんノートが仕事用としても使いやすい
- 手帳術変更効果があったので気になる手帳の投入が増やせそう
- アナログ要素を増やしたので目の負担を軽減することができる
なにが一番うれしかったかというと、仕事がはかどるようになったこと!過密スケジュールを上手に回すことを第一目的にしていた以上、ここがうまくいかなかったら失敗だと考えていました。
ガーサス、バーチカル!
で、バーチカル復活で手帳をこまめに開く癖も再燃し、最低でも1日1回の手帳タイムの日常も戻ってきました。あらゆる時間をちょこちょこブログタイムにできつつあるのも大成功!目指せ悲願のブログ更新増加……!
加えて、メインとブログ手帳を同時に開き、ブログで次になにをするかチェック、その作業時間も含めて計算し、仕事のスケジュール・タスクまで調整が少しずつできるように。
ふせんノートを仕事でも活用するようになったのはうれしい誤算です。仕事の記事構成やコンテンツプランニングはMDノートでやるはずだったのが、超ふせん魔なので流れで仕事内容も書き留めているうちに「このまま併用で」。
いやー思いきって手帳術と構成変えてよかったです!これだけ効果が得られたら十分すぎます!
手帳マニア田中の2021年手帳構成案(仮)
本日の最後に。
当初この記事の構成を作成したのが9月21日のこと。その時点での「2021年手帳構成案(仮)」を明かしておきます。
2021年手帳構成案(仮)
- メイン
フォーマット:バーチカル
サイズ:A5スリム・A5・B6 - サブ|プライベートブログ用
フォーマット:週間レフト
サイズ:A5スリム
※TN2021週間+メモリフィル購入済(9月15日) - サブ補助
フォーマット:無地&方眼
サイズ:A5スリム
※現在のTN無罫・方眼リフィルを活かす - アイデアブック・日記・雑記
フォーマット:ノート/方眼
サイズ:A5
※現在のMDノート A5 方眼を活かす - プランニングブック
フォーマット:ふせんノート/ルーズリーフ
サイズ:A4/バインダー
※現在のふせんノートを活かす - 家計簿
フォーマット:バーチカル(できたら方眼)
サイズ:B6・A5
2021年手帳構成案(仮)補足
- コラージュは無罫リフィルで楽しむ
TN週間+メモをブログ用にするので、“コラージュをしたい欲求”を満たす策として手持ちの無罫リフィルを活用する - 家計簿もブロックからバーチカルに戻す
1年間ブロックを使用し、バーチカルのほうがいいとわかったので、B6かA5、できたら方眼仕様のバーチカルにシフト
※ブロック手帳使用前は、ほぼ日カズン(1日1ページ)→TNフリーバーチカルの変遷をたどった影響から「バーチカルは記入スペースが狭い」と戸惑っただけで、TNバーチカル→ハイタイドブロックで慣れた今ならバーチカルの記入スペースにまったく違和感なし
すでに9月15日にTN2021週間+メモリフィルを購入しており、実はその2日後の17日にフリーバーチカル投入で2020年手帳術変更実験がスタート。
この時点ではまだ「週間+メモをメインにしたまま2021年もいこうかな」と熟考中だったのと、週間+メモ購入はもう毎年恒例になっていたので。そこから一気に手帳術と構成を練り直した、といった流れです。
さて、この9月21日時点での仮案がどうなったのか……?
それはまた別記事にて!もうほんと今年の『2021手帳会議』は難航どころではなかったです……人生で初めてですよ、ここまであーでもないこーでもない手帳構成で悩みまくったのw
クオバディスを常備しておけばすべてOKだった頃がなつかしい……。
とはいえ、すごく良い経験になりました!やっぱり手帳最高だなー!(結局これが言いたい)
手帳マニアが実体験で理解した手帳術変更の重要性
今回、自分の経験を通してあらためて実感したのは、仕事やライフスタイルの変化にあわせて手帳術や手帳構成を柔軟に変えていく姿勢がたいせつということ。
と同時に、逆説的ではありますが、自分に合う手帳やフォーマット、使い方は変わらないということ。
まずわたしにとってもっとも重要なのは、仕事も人生も充実させるために手帳がいつもそばにあることがなにより。これは数年間、“デジタルツールのみ”のライフスタイルを試してみて痛感したことです(過去記事参照)。
そして、やっぱりバーチカル最高!初めてクオバディスを手にし、使い始めた瞬間のあの感動まで蘇ってきました。
そのうえで柔軟性が肝。あれこれ使ってみることで良さを体感し、意外な発見にも出会えたり、思った以上に世界が広がる結果に多幸感がじわじわ……!
判断基準として、今回のわたしのように「このままだとスケジュールが回せなくなるな……」など現状の使い勝手が合わなくなったと感じた際、迷わず手帳(フォーマット)・手帳術・手帳構成の見直しをおすすめします。
一昔前に比べると市場に出回っているフォーマットがさらに増え、自分にぴったりの1冊や組み合わせをより見つけやすくなりました。ぜひ手帳売場を回ってみたり、オンラインストアでチェックしてみてください!
なお、来年2021年のおすすめ人気手帳特集もあわせてどうぞ。手帳のフォーマットごとの解説と合う人、手帳の選び方や使い方のコツも一緒にまとめてあります。お気に入りの手帳に出会えますように!