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回を追うごとにウッチー&健ファンの前のめり度がパワーアップし、うれしい限りですが、ウッチー&健ファン以外の意味のわからないハイテンションに、「書いた本人の預かり知らないところでも楽しまれるいつものパターンあるある」と実感すること数秒(短)。
そんなわけで、当ブログのあらたな柱になりそうな連載「内田篤人と佐藤健」。
本日、第4回のテーマは「大きな違いあり?!対人面にみる両者の魅力と個性」。
共通点と相違点を大枠でご紹介し、外見と内面のギャップ、内面を色濃くうつす仕事ぶり、とたどってきたところで、いずれにも影響している両者の大きな違いである対人面にフォーカスしてお届けします。
この連載の企画趣旨はこちら!
ウッチー&健ファンにおくる、冷やし中華ノリで連載「内田篤人と佐藤健」はじめます
内田篤人と佐藤健の大きな違いは対人面にあり
ウッチーこと内田篤人さん。健くんこと佐藤健さん。
ウッチーが1歳年上のほぼ同世代で、大枠のカテゴリーや実直な仕事ぶりなど共通点が多いとはいえ、サッカー選手と役者という職業をはじめ、興味深い相違点も多々。
なかでも、もっとも大きな違いが対人面。
もちろん優劣ではなく、それぞれ個性が感じられ、彼らを形成した人生経験にも想いをはせることができる特徴といってもいいでしょう。
想いをはせすぎて終始ニヤニヤし、インタビューや関連記事を片っ端からググりブックマークを繰り返し、マル秘画像フォルダの容量を増やし続け、ウッチーワールド・健ワールドにどっぷり浸りまくったあげく、日常生活に若干戻ってこれなくなるファンあるある。
ええ、ええ、よーーーく知っていますよ。
毎日毎日熱苦しい……あ、いやいや……熱心な大好きコールを続けるお姉さま・お嬢さまファンのおかげで、その奇想天外……あ、いやいやいや……とびきり可愛らしい生態模様は熟知しております。
なんて微笑ましい♡
……………で、済むと思うなよオマイラ……………。
延々止まらない勢いで語られまくるわたしの睡眠時間確保にもちょっとは気をつかえ(正論)。
「究極の対人スキルの持ち主」人たらしの内田篤人
まずは、「究極の対人スキルの持ち主」といっても過言ではない、ウッチーこと内田篤人さん。
シニカルだけれど人なつこく、持って生まれたコミュニケーション能力の高さゆえに、“天性の人たらし”として多方面から愛されるウッチー。
そのレベルはもはや変態級(超褒め言葉)。
第1回で触れましたが、どんな場にもしっくりとなじみ、かといって無駄に迎合しない。そんな姿がむしろ多くに好かれるのは彼の顕著な特性です。
各界の大爆笑を呼んだバイエルン戦のてへぺろ事件
“天性の人たらし”と称されるのは、「ええ?!そこでそう来る?!www」と思わず笑ってしまう、通例や常識でははかれない自然体な生き方ゆえに。
なにしろ試合中、ライバルチームの監督と選手が闘い方などの確認をしているところに何食わぬ顔で加わり、「あっち行け!」とツッコまれても、てへぺろで済ます強心臓。
あげく「(グアルディオラは)めっちゃ笑ってたよ。そういうユーモア、必要でしょ?日本人にも」などとうれしそうにインタビューに答えるあんたは、昔からいろんな意味で大物だよ。
参考
バイエルンにドロー。グアルディオラを笑わせた内田篤人web Sportiva
ザ・証拠写真&証拠映像。
内田篤人およびサッカーに詳しくない人のために補足しますが……このグアルディオラさん、ざっくり言うと“サッカー界の偉い人”です(ざっくりしすぎてなにがどう偉いのかわからない説明はやめなさい)。
冗談さておき、「現代サッカーの主流となった戦術を確立させたものすごい監督」といえば伝わるでしょうか。
風貌は愉快なスキンヘッドのおっさんですが、ともかく“偉い人”です(オマエのその言い草はどうなんだと自分自身を小一時間ほど問い詰めたい)。
他人が真似できない絶妙な塩梅のコミュ能力
「どんな振る舞いをしたらどう思われるかを常に計算している姑息なキャラ」と笑いを交えて自身を茶化すわりに、“めんどくさいからいっさい人目を気にせずわが道をゆく”自然児として生きているウッチー。
「好感度?なにそれ美味しいの?」「人からどう見られるかなんて知ったこっちゃない」といった、こころの声をダダ漏れにさせながら、マイペースに過ごし、周囲から寄せられる関心にも我関せず。
この「常にマイペース」な生き方は、ちょっとやそっとじゃブレない自立心と、生きるうえで持つべき反骨精神のたまもの。
「人に対して余計な関心を持たない」のは、間違いなく長所であり強みです。なぜなら、「適度な距離感で相手と接することができる」から。
常に人目ばかり気にし、いかに好感度をあげるかに邁進する焦燥感丸出しの準公人()と一線を画す彼は、自分中心のフリをしながら、いつも自分中心ではありません。計算高い人には一生到達できない領域です。
というより、ウッチーの場合、他人が真似できない絶妙な塩梅ともいえるかも。このあたりが“天性の人たらし”と呼ばれるゆえんですね。
やたらと男にモテるわ奥が深すぎるわ面白すぎる
独身時代、「あいつは無理やりにでも連れ出さないと、一生家から出てこない」と口々に囁かれ、「部屋は片付けない、掃除も苦手、服を着替えるのも億劫」とかったるそうに自身のプライベートを披露した伝説を持つ、いわゆるズボラさん。
そのわりに、ワールドカップブラジル大会まで日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ監督の離日にあわせ、わざわざ見送りのために空港まで足を運ぶなど、恩義に厚く、人の縁をたいせつにする。
随所にあらわれるギャップが人を強く惹きつけている……それが内田篤人です。
そのせいか、やたらと男にモテる(そこのオマイラ、色めき立つのはやめなさい)。
いやいや、変な意味ではなく、飛び抜けて女性人気が高いわりに、驚くほど男性の支持率まで得ているめずらしいキャラクターなのですよ。
同じく第1回の内容とリンクしますが、ルックスに反した無骨な生き様と、礼儀正しく恩義に厚い一方で、相手が誰だろうが媚びない相反する両極を有するパーソナリティが、同性のハートを鷲掴みしています。
長年ドイツ在住でメディアにマークされづらいことを差し引いても、浮いたウワサがまったくあがらず、男とばかり仲がよいせいで、「女性に興味ないんじゃない?」とゲイ説まで飛び交っていたほど。
いろんな意味でさー、奥が深すぎだよ内田さん(なぜ妙な疑いを持つのだと我が身に問いたい)。
こっそりとうかがいペッタリと張り付く佐藤健
かたや健くんこと佐藤健さんは、あえてウッチーとの対比論でいうと、やや壁が感じられるのが対人面における特徴のひとつ。
といっても、先ほども述べた通り、間違いなく個性です。単純に人見知りが大きく影響しているんだろうな、と。
たとえると、まずは壁の陰からこっそりと相手をうかがい、「あ、この人のこと、好きだなー」と感じると、徐々に間合いを詰め、好き度が高いといきなり隣りでペッタリと張り付いている、というか(タケルサトウは犬か)。
基本的には誰に対しても如才なく振る舞うことができるとはいえ、人見知りが関係してか、「誰とでも仲良くできる」「どんな場にもなじむ」といった印象はどちらかといえば薄いです。
世代を超えて仲良くなるというより、主に同世代と親しいのも健くんらしい傾向かも。そもそも役者仲間が同世代を中心に多いこともあるんでしょうね。
もっとも大きな特徴は、学業優秀な理数系男子要素
前項をふまえたうえで、はたから見て健くんのもっとも大きな特徴だと感じているのが、学業優秀な理数系男子の要素が色濃いこと。
なかでも目を引くのが、自分がどう振る舞えば相手に理解してもらえるかを常に考えている思慮深さ。
先ほどウッチーを、対人面において常に計算していると自身を茶化すわりに、人目を気にせず生きていると称したことから、健くんをdisっているように感じられるかもしれませんが、まったく違います。
ただ単に、「健くんの特徴でありクセ」というだけで、これは紛れもなく彼の優れた要素です。
典型的な理数系男子そのものなんですよ、その特性が。もっと言うのであれば、ウッチーより健くんのほうが繊細だと実感しています。慎重で臆病な側面を持ち合わせているからです。
そのため、相手の出方をうかがいながら対応するのも、健くんならでは。
“人見知り+理数系”の方程式で生まれた男子=佐藤健といったら伝わるでしょうか(笑)。
豊かな個性まで誤解のもとになっているもったいなさ
各回を通してお伝えしてきた、「佐藤健は“ツッコミどころ満載で面白可愛い本性”が隠れすぎてしまい、無用な誤解まで生んでいる」懸念点は、“人見知り+理数系”ともつながっています。
どういうことかというと、“人見知り+理数系”に加え、第1回で記した、事務所のイメージ付けが成功しているとは言い難い反省・修正点が、「スカしている」だの「神経質で冷たい」だの誤った印象を生んでいるからです。
悪印象にはゴシップ記事なども影響していますが、むしろ男性の共感を呼ぶ“人見知り+理数系”なのに、「冷静でそつがなく、女性人気が高いイケメン俳優」で売ってきたため、決して悪い要素ではないどころか豊かな個性まで誤解のもとになっているのですよ。
これはもったいなさすぎる……。
ちょっとさー、わたしにタケルサトウのマネジメントやらせてよ、確実に美味しく仕上げるから(やめなさい)。
男性が共感する実像がもっと伝わることを願いつつ
人見知りで思慮深い反面、自分が気に入った人、個人的にファンだった人には、熱烈アプローチを試みる情熱的な一面も。
この意外性は、ウッチーとはまた異なるものの、まさしくギャップ萌えってやつですよ。
「広く浅くではない人付き合いをするタイプ」だと自身で語っているように、彼の交友関係はまさにそれ。一度仲良くなると長い時間をかけて大事にするなど、その魅力を上手に出していけばいいのに、と正直歯がゆいです。
これも第1回で記したことですが、同性に共感されると同時に、コンプレックスを呼び起こしてしまう頭脳明晰男子なので、イメージ付けを間違えたためにいつまで経っても世間の理解度が進まないことを危惧しています。
その影響もあってか、メディアや事務所が考えているほど男性人気が高くないのが残念なところ。
実際の健くんは、男性にありがちな「ついつい論理的に頭で考え、失敗してしまう不器用さ」も持ち合わせているので、そうした「すげえわかる!オレもだ!」と特に同性がうなずく実像がもっと伝わるといいな、と願いつつ。
アミューズに提案してみようかなー、“タケルサトウの現状打破作戦”(世にも恐ろしい、もしくは大爆笑を生む、とんでもない人材育成計画書をつくりあげそうなこの性分をいい加減どうにかしたい)。