【東京ストリート桜特集】清澄庭園/江戸深川を散策がてらお花見を!

桜満開の「清澄庭園」

桜満開の「清澄庭園」

かつて東京が江戸と呼ばれた時代の香り漂う深川・清澄エリアの象徴でもある「清澄庭園」。

江戸から明治に継承された伝統的な手法でつくられた庭園は、周囲の街並みともあいまって、なんとも粋な景観で魅せてくれます。

江戸文化を色濃く残す下町散策を!清澄庭園

桜満開の「清澄庭園」庭園内

江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡だった地を、享保時代の1716~1736年にかけて所有した下総国関宿藩主・久世大和守の手により、おおよその形がつくられた「清澄庭園」。

1878年、三菱創始者・岩崎弥太郎が買い取り、庭園造成を計画し、1880年に深川親睦園として竣工。

弥太郎の没後、周囲に全国から取り寄せた名石を配した大泉水をつくり、明治の庭園を代表する回遊式林泉庭園が完成しました。

回遊式林泉庭園は、江戸時代の大名庭園に用いられた泉水・築山・枯山水を主体にした手法で、明治時代の造園にも受け継がれることに。同手法は「清澄庭園」で近代的な完成を果たしたと伝えられています。

桜満開の「清澄庭園」庭園内

関東大震災で甚大な被害を受けたものの、その際、多くの人命を救った避難所として機能したことから、防災機能を重視し、震災翌年に東側半分を東京市に寄付。整備した上で1932年に一般公開を開始しました。

1979年3月には東京都の名勝に指定されています。

桜満開の「清澄庭園」庭園内

園内の桜の本数は約20本とそれほど多くはないとはいえ、開花シーズンになるとさくら色で彩られ華やかに。

江戸文化を継承する深川に立地するので、下町散策を兼ねてお出かけし、わびさびの風情を感じる庭園をめぐりながら桜観賞してみては。深川・清澄には流行りのカフェやスイーツの店舗も多いので街ごと楽しめますよー。


今回の使用カメラ/Nikon COOLPIX P330

桜満開の「清澄庭園」庭園内

今回の「清澄庭園」の桜も、ニコンのコンパクトデジカメ「Nikon COOLPIX P330」で撮影しました!

現在ではP330の通常販売が終了しているので、後継のA1000のご紹介を。どちらも仕事で愛用しており、その優れた機能性に惚れ惚れ。一眼レフにもコンデジにも、ニコンの技術が余すところなく搭載されています。

日本庭園は和ならではの濃淡が魅力で、こうした自然の色味をきちんと表現できるカメラでないと本質的な美しさからは遠ざかるだけ。いくら画像編集ソフトや加工アプリで後処理を施そうが、もとがよろしくなければなにひとつ活きません。

その点、P330もA1000も「ここまで繊細な絵を切り取ってくれるなんて!」とうれしい驚きを味わわせてくれるスグレモノ。スマホ派にも使いやすいニコンのコンデジで、ぜひカメラと写真撮影を楽しんでほしいです!


桜フォトギャラリー〈清澄庭園〉

しっとりとした和の趣きを満喫できる「清澄庭園」の桜模様と庭園の様子をお楽しみあれ!



INFORMATION〈清澄庭園〉

清澄庭園
住所:東京都江東区清澄3-3
TEL:03-3641-5892
営業時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
定休日:年末年始
WEB:清澄庭園公式サイト

※最新の情報ではない可能性があります。必ず事前に公式サイトなどでご確認の上、ご利用ください。