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先日チラリと触れた通り、現在公開中の話題作、佐藤健×高橋一生初共演による「億男」。演技派の両者ですが意外にもこれが初タッグ。久しぶりに劇場まで足を運びたい作品です。
本作は10月19日の公開日にあわせてさまざまなプロモーションを展開。なかでもバラエティ番組や情報番組などテレビ出演が続き、周囲の「佐藤健包囲網」による「観て観て!」連呼もあり、めずらしく各番組をハシゴすることに。
「億男プロモーション行脚」を続ける佐藤健&高橋一生の姿に、笑い転げること多々。
そこにはある合言葉が隠されて……あ、いやいや……なにひとつ隠すこともなく叫んでいましたよ、多くの人々が抱いてきた彼の印象が180度変わる勢いで。
その合言葉とは……………「健—————っっっっっ!!!!!」(音量5倍増しで読むべし)。
http://okuotoko-movie.jp/
高橋一生、渾身の絶叫「健—————っっっっっ!!!!!」
では、合言葉「健—————っっっっっ!!!!!」とは一体なんのことでしょうか?
なんのことはない、「高橋一生さんが佐藤健さんへのあふれんばかりの愛を叫びまくっていた」が正解です。それも音量5倍増しで。
バラエティ番組にも台本があることは承知しているし、台本に沿ってデフォルメしながら演じた「演技派俳優の腕の見せどころ」もあるよね、とは理解しています。
だが、しかし。だがしかし、だ。
高橋一生、素で幸せそうなはしゃぎっぷりワロタ。
その姿といったら、なんだこれ、これは最近、腐女子以外の女性たちにも好評を博し市民権を得ているBL風味ってやつか、そうか、そうなのか(必死に納得してみる)。
人見知りのわりに一気に目と鼻の先まで侵入するツワモノ
簡単に一言で言ってしまうと「高橋一生さんは佐藤健さんをとっとと家に呼んでイチャイチャしたい」そうです(ぜんぜん違います)。
両者どちらも人見知りで、撮影中はお互い探り探りでなかなか打ち解けられず。公開を控えたプロモーション活動中にようやく連絡先交換、やっと距離が縮まりつつあるといった現状。
ここで多方面に笑いを提供してくれたのが高橋一生さま。人見知りのわりに距離を縮める段階に入ると奇襲攻撃のごとく一気に目と鼻の先まで侵入するクセがあるらしく、口説き文句が「家に遊びに来ませんか?」。
「メシ食いに行きましょう」でも「飲みに行きましょう」でもなく、「家に遊びに来ませんか?」。
どうやら高橋一生の辞書には「ホップ・ステップ・ジャンプ」という「ひとつずつ工程を歩む」の概念はないようです。ここ、試験に出るからよく覚えておくように(出さんでええ)。
その様相は完全に「気になる彼をなんとかしておうちデートに誘いたい女子」。表情からしてどこからどう見ても乙女。
視聴者&スタジオ騒然からの大笑い……になるに決まってんじゃん!なんだよこれ!笑い取りに来てんのかよ!飲んでたお茶吹くわ馬鹿野郎!
億男プロモ活動で高橋一生が相河一輝にしか見えなくなった件
今回の「億男プロモーション活動」。テレビ出演のみならず、両者のインタビュー記事などほぼすべて目を通しましたが、結論「高橋一生面白すぎワロタ」。
もともとどちらも、演技派なだけでなく頭脳明晰かつ感性が優れた役者さんなので、各媒体を通じて発信される言葉や想い、姿勢も含めて楽しみにしてきましたが……はっきり言おう、今回ほど大草原不可避になったことはない(断言)。
あるときは「健—————っっっっっ!!!!!」(音量5倍増しで以下同文)と叫ぶ。あるときは自分を褒める佐藤健の言葉に照れまくってクルクル回る。あるときは周囲を置いてきぼりにしながら趣味の世界を語りまくる。
もうね、現在放送中の「僕らは奇跡でできている」で彼が演じる相河一輝先生そのものでしたよ、ええ。
https://www.ktv.jp/bokura/index.html
このプロモ活動以降、わたしのなかでは高橋一生=相河一輝にしか見えなくなりました。
どうしよう!ドラマ観るたびに変な笑いまで漏れるようになっちゃったじゃないか!飲んでたお茶吹くわ馬鹿野郎!(2回目)
「佐藤健」とは「役者としての立場を捨てられる賢さを持つ人」
さておき、今回の佐藤健さんと高橋一生さんの姿を通し、「やっぱり頭がよい役者さんはいいな」とあらためて実感。実はこれが正直な本音です。
えーと、単刀直入に言って、お馬鹿さんが大嫌いなんですよ(単刀直入に言いすぎです)。
学校のお勉強という意味の学力ではなく、人間として生きるうえでの賢さ。
個人的にわたしはこれが優れている人を好む傾向があります(健くんは埼玉有数の進学校出身、しかもそのなかで3年間通して学年No.2という高い学力も伴った役者さんですが)。
反対に頭と性格の悪い人物になにひとつ興味すら示さず、なにかのきっかけで悪質性や悪い意味での調子乗りを感じ取った瞬間、その時点でバッサリ見限るほどはっきりしていたりして。
で、そこに至るまでに寛容に流しているので、一度見限ると絶対に二度と振り返らない(サッカー界もまさにこれ)。
特に佐藤健さんはほぼデビュー当時からずっと見てきましたが、なぜ見続けてきたのかな?とふと考えてみると、役者としての才能はもちろん「賢い人」の印象が変わらないから。
「この人は役者としての立場をあっさり捨てられる賢さを持っている=他業界でも通用する頭脳と才覚がある」と。
そういう人のほうがむしろ「準公人として周囲への影響まで考えた聡明な言動や振る舞いを心がけることができる」のも面白いところ。まさに「頭のよさ」「賢さ」が為せる技です。
ちなみに、以前から感じていたこの「芸能界にしがみついていない人」の印象は当たっていました。
http://static.locari.jp/21/
余談ながら「こういうインタビューを読んで『あたしサバサバ系なんですっ♡』と下手くそ極まりないアピールはじめちゃう女子が異様な勢いで沸くんだろうな」と妙にニヤニヤするのもわたしあるある。
モテ男も大変だな(オマエはどこの視点から同情しているのだ)。
「高橋一生」とは「頭がよくて賢くて気遣い上手、だけじゃない人」
そんな健くんに「健—————っっっっっ!!!!!」(だから音量5倍増し)と世界の中心で愛を叫びまくっていた高橋一生さんに関しては、実はここまでパーソナルに触れたのは今回が初めて。
とはいえ、「高い演技力を持つ優れた役者であるだけでなく、頭がよくて賢くて気遣い上手な人」の印象が強く、それが今回のテレビ出演やインタビュー記事のすべてを通じて「ああ、やっぱり」と納得した結果に。
納得した結果に……だけじゃなかった……なんだこの人、自由人すぎるwwwww
高橋一生、奇妙なテンションで大暴走。かと思いきゃ、いきなりおとなしくなりなにやら集中しだす。
やっぱりこれから一生さんのことは「一輝先生!」と呼ぼう、そうしよう(もはや決定事項)。
佐藤健ファンの女子ちゃんたちに教わった「OL」の真実
本日の最後に。
佐藤健×高橋一生の珍道中……あ、いやいやいや……億男プロモーション活動の顛末を見て、「佐藤健包囲網」の女子ちゃんたちに「これってBL風味ってやつ?」と問いかけたところ、こんな回答が返ってきました。
「違うよおねえちゃん!BLじゃなくOLだよ!」
……え?オフィスレディー?ああ、アレか、仲良し女子社員同士で腕組んだり一緒に写メったりラブアピールしあう女学生ノリか。
ではなかった。
「おっさんずラブだよ!!!!」
https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove/
……………もう佐藤健=はるたん×高橋一生=部長にしか見えなくなっちゃったよ!どうしてくれんだ!!!!(これがオチだなんて考えたくない)
http://okuotoko-movie.jp/