【2018年10月〜12月期】仕事疲れはドラマで癒やす!面白さにハマったおすすめ作品

NHK朝ドラ「まんぷく」の安藤サクラと長谷川博己

NHK朝ドラ「まんぷく」の安藤サクラと長谷川博己

2018年7月〜9月期は“ぎぼむす”こと「義母と娘のブルース」、“サバ婚”こと「サバイバル・ウェディング」を観ていた。

「その感想を!」とリクエストが次々と。

深掘りした感想と想いをつづる。

「佐藤健包囲網」がさらに反応し「健くんも再び!」と大騒ぎが加速する←イマココ。

なぜハマった?「義母と娘のブルース」「サバイバル・ウェディング」を観た単純明快な理由

えーと。ここ数日でよくわかりました。佐藤健ファンは実はかなりぶっ飛んでいる人間が多いということが。

オマイラいまさら乙女ぶっても遅いぞ!もうとっくに手遅れだからな!(超正論)

現在、映画「億男」公開中の佐藤健さん。

「龍馬伝」「るろうに剣心」の大友啓史監督と再タッグ、高橋一生さんと初共演と話題性に富んだ作品で要注目ですが、健くんはあらためて取り上げるとして、本日は「秋ドラマはなにを観てる?」にお応えします!

「やっぱりドラマ面白い」を実感する2018年10月期秋ドラマ

久しぶりに「ドラマ面白いなあ」と盛り上がった2018年7月〜9月期を経て、「やっぱりドラマ面白いなあ」の2018年10月〜12月期。

今期は10月からスタートしたほぼすべてのドラマの1話を視聴し、そのなかから2話以降を継続して観ています。もしかすると個人的な好みがわかりやすいラインナップかもしれません。

個別に取り上げる機会があるのでは?と感じているほどハマっているドラマが多いため、深掘りした感想や想いは「ぎぼむす」「サバ婚」同様、またあらためてつづるかも?として、現在視聴中のドラマを簡単にご紹介します。


月曜日〜土曜日

【NHK総合】まんぷく

 

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⠀⠀ 福ちゃん、萬平さん、ご結婚おめでとうございます㊗ 「立花福子」ですね❤ ⠀⠀ #まんぷく #朝ドラ #安藤サクラ #長谷川博己 #松坂慶子 #松下奈緒 #桐谷健太 #浜野謙太 #松井玲奈 #呉城久美 #ホテルウェディング #角隠し #紋付きはかま #振り袖 #えんび服 #燕尾服

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人生で初めて、朝ドラをリアルタイム、もしくは当日中に録画で視聴。わたしの日常にこんな日がやってくるとは……。

そのきっかけをくれたのは、今作「まんぷく」のヒロイン・福ちゃんを演じる安藤サクラさん。

なにしろ2018年10月〜2019年3月期の朝ドラヒロイン発表の時点で「これは観なくては!」と即決めたほど、高い演技力と役者魂を敬愛しています。

福ちゃんの夫の萬平さんを演じるのは、2020年大河ドラマ「麒麟がくる」で主演が決まっている長谷川博己さん。巷では「Wヒロイン」とも囁かれるほど「福ちゃんも可愛いけど萬平さんも可愛い!」の声がズラリ。

そうなんだよ……やけに可愛いんだよハセヒロさんの萬平さん……その確認のためだけでも観る価値あり(真顔)。

ストーリーは妻の福ちゃんと夫の萬平さんの夫婦二人三脚を主軸に、家族や多くの人々との絆をあたたかでやわらかな視点で描きながら、人間と食の本質に迫るもの。

「救命病棟24時シリーズ」「ガリレオ」「龍馬伝」などを手がけた脚本家・福田靖さんの筆が冴え渡る秀逸作です。

“萬”平と“福”子で「まんぷく」夫婦のモデルは、インスタントラーメンの生みの親、日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)さんとその妻、仁子(まさこ)さん。

わたしたちの生活に欠かせないインスタントラーメンはどのようにして生まれたのか?半年間の長丁場、まんぷく夫婦の歩みが楽しみです!

https://www.nhk.or.jp/mampuku/


火曜日

【フジテレビ系】僕らは奇跡でできている

「つかみどころのなさが癖になる」と評判で、いまや癒し系?俳優の筆頭格に躍り出た高橋一生さんの連続ドラマ初主演作。

「クスッと笑えて、ハッと考えさせられ、最後はほっこり」のコンセプト通り、生き物に夢中な変わり者の大学講師が周囲に影響を与えていく物語です。

知らず知らずのうちにがんじがらめにされている常識や固定観念をポロポロと崩していく、一生さん演じる主人公・一輝さんの言葉や行動に、いつのまにやら笑顔に。

なんとも心あたたまるストーリーで、これはひとえに一生さんの人間力のおかげもあり。適役とはまさにこのことかも。

意識高い系をうかがわせるこじらせ女性歯科医の育実さんを演じているのが榮倉奈々さんなので、強めできつい嫌な女になることなく、チャーミングで愛らしく、悩みながら必死で生きている姿に共感できる人も多いのでは。

学部長を小林薫さん、同僚を要潤さん、児嶋一哉さんなど、優しさあふれる物語を彩る役者さんのチョイスも抜群です。

幼いころから一輝さんを見守ってきた祖父を演じる田中泯さんがこれまたいい味を出しており、世話焼きの家政婦・戸田恵子さんとともに物語にユニークなハーモニーを生み出しています。

毎日仕事や家事、育児で疲れているという人にこそ観てほしい、ほっこりしながら癒やされる1時間を。

https://www.ktv.jp/bokura/index.html




【TBS系】中学聖日記

婚約者がいながらも、惹かれていく。中学校の女性教師と、教え子である10歳年下の中学生の禁断の純愛。

この一言だけで昨今物議をかもす世の中で、ドラマ制作の現場における指標のひとつ、視聴率が見込めないかもしれない、そして批判を受けるかもしれないリスクを背負いながら主人公・聖を演じることを決めた有村架純さんの勇気を、わたしは尊敬しています。

かつて「高校教師」「魔女の条件」で話題を呼んだTBSの十八番、教師と生徒の恋愛物語に再び挑んだ今作の舞台は、のどかな風景が広がる片田舎の街にある中学校。

大学時代からの恋人とは遠距離恋愛ながらも、彼はエリートで、しかも性格的に穏やかで優しい。婚約したことにも幸せを感じていたのに、その心を揺さぶるようになったのは不思議な魅力を持つひとりの生徒。

「恋愛ドラマは積極的に観るほうではない」わたしがこの作品に惹かれたのは、理屈でわりきれないそれぞれの心理描写がリアルで丁寧なことと、役者さんの演技力とともに画面の見せ方が優れていること。

想いを紡ぎながら少しずつ関係性が変化していくさまは、多くが既視感を覚えるはず。

「教師と中学生の恋愛なんて!」と表面上だけ切り取って無駄に騒ぐなかれ。まずは観てから判断してほしいと願う、すべての登場人物の想いが交錯する作品です。

https://www.tbs.co.jp/chugakuseinikki_tbs/


水曜日

【日本テレビ系】獣になれない私たち

 

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後1時間🍺 #新垣結衣 #田中圭 #獣になれない私たち #けもなれ

【公式】獣になれない私たちさん(@kemo_nare_ntv)がシェアした投稿 –

主演・新垣結衣さん、脚本・野木亜紀子さんを目当てに観はじめたものの、「可愛いガッキーをただただ楽しむ人が観ているのかな?」とすら思わされる設定と展開に、ごめんなさい、残念ながら離脱寸前です……。

この作品に関しては個別に取り上げるつもりはないので、個人的な感想を。

  1. ガッキー演じる主人公の晶の仕事に対する価値観やスタイルに共感ができない。仕事がデキる人間が絶対に陥らないパターンばかり次から次へと見せられるにもかかわらず、仕事がデキて超有能という設定なのでさらに理解できず。どう欲目で見ても、回を追うごとにますます「人目ばかり気にして“いい人”と言われたいだけの、中途半端な仕事姿勢のめんどくさい人間」としか見えなくなってきた。
  2. 晶の人生観や生き方も説得力に欠ける。「NOが言えない日本人の典型モデル」を表現したいのかもしれないが、行動力、決断力がなさすぎるせいでストレスをため、最終的にキレる場面など、「そんな男としか付き合えないのも、こんな会社や環境、人間関係にしがみつかざるを得ないのも、結局すべて自分が引き寄せ、招いているだけ。同レベルの法則になってしまっている」でドン引きしてしまう。
  3. 田中圭さん演じるヒロインの恋人、京谷の「いい人ぶっているだけの、優柔不断でいい加減でめんどくさすぎて厄介な男」としての生き方は、到底女性に受け入れられず、男性ですら拒否反応が大きい(同性だからこそ理解不能でアレルギーを起こす人が多い)。「優しい男」とは対極に位置する男性像で、今後の成長の兆しが感じられない。
  4. 使えないのに口ばかり達者で無駄に凶暴性の高い部下たち(暴力をふるわないだけで存在が害悪に成り果てているという意)は、通常の会社組織、まして少数精鋭のベンチャーであればとっくにクビ。この態度や対応が通用する現実のビジネス社会は存在しない。もし仮にこれを通用させている企業があるのなら、真っ当な社員ほどソッコー退職している。
  5. おしゃれなオフィスやバー、そこに集う社会人たちが、それぞれ内面には問題を抱えながら生きている姿を通して、「自分の生活にもこんなシーンがある」と多くの視聴者に身近に感じてもらい共感を呼びたいのかもしれないが、どれもリアル感が乏しすぎて、現実的な社会を知らない人たちがつくっている違和感ばかり覚えてしまう。
  6. 現在の社会問題を取り上げようと試みている意欲作?ということは感じられるものの、テーマや問題をあれやこれやと詰め込みすぎて話がとっちらかっており、ピントが完全にズレて、なにが伝えたいのかまったくわからない状態になっている。観れば観るほど疑問が沸くようになり、交通整理がなされない限りこれ以上観続けるのはしんどい。

あくまで個人的な視点からの感想です。これが正解だなんてまったく思っていません。

ただ、現在の社会問題や人間関係をテーマにしているわりに、現実味に欠ける登場人物と話のとっちらかり方が本当に本当に残念です。高い演技力と魅力を持った役者さんをそろえているだけに、なおさら。

疑問視の多くの声からは逃げ、ネット上に不自然すぎる持ち上げ記事ばかり書かせているせいで、現実の評価と乖離しすぎている、とも。芸能事務所主導なのか、テレビ局主導なのかは定かではありませんが、イマドキ逆効果なのに。

批判が発生したり視聴率が芳しくないことにはなんとも思わないわたしですが、制作側の悪手が透けて見えた瞬間、興味を失います。もっとまっすぐ努力すればいいのに、と。

脚本を担当している野木さんは、同じくガッキーとタッグを組んだ「逃げるは恥だが役に立つ」での成功が記憶に新しいところ。

「逃げ恥」のような作品で成功した脚本家さんは、一般的に大きく方向転換したオリジナル作品をつくる傾向があるともいわれているそうですが、ファンタジーや漫画的でない限りリアル感が乏しいとどうやっても響きにくいことは否めず。

後述しますが、同じく野木さんの「フェイクニュース」は胸にストンときました。

最後に繰り返しますが、ガッキーは可愛い。それはわたしも超超超〜〜同感で、可愛いガッキーは大好きです。

だからこそ、「ずっと“可愛いだけの役”しかやらないのかなあ……」という本音も。反対に強めのサバサバ系女ばかり演じる女優さんにもいえることですが。

ここらへんが綾瀬はるかさん、安藤サクラさん、北川景子さん、戸田恵梨香さん、波瑠さんとは違うところかも。

映像作品好きの個人的想いではありますが、役者という職業を選んでがんばっている方々のなかでも、「幅を広げよう」「スキルを高めよう」「この世界で生きていくんだ」と挑戦的で覚悟が見える女優さんに自然と目がいき、そういう人がより好きです。

役者さんにしても、脚本家さんにしても、リアルに根ざしながら挑戦する意欲が感じられる場合、「視聴率や世間的な評判はいっさい関係ない」と即答で断言します。「挑戦心や真摯で真面目な姿勢、純粋な才能がなにより評価されるべき」との考えが根強いからです。

そんなわたしにとって、「けもなれ」はそれらが感じられないゆえに、観続けるのが苦しくなってきました。起死回生を願いつつ。

https://www.ntv.co.jp/kemonare/


金曜日

【TBS系】大恋愛〜僕を忘れる君と

「恋愛ドラマは積極的に観るほうではない」わたしが、「今クールで一番ハマりそう」と予感していたのが「大恋愛〜僕を忘れる君と」。

なぜなら「恋愛ドラマが面白くなる定説」といわれている「役者・脚本家・年齢設定・テーマ設定の各要素がしっかりしていること」の全要素が見事に噛みあっていたから。

女医で、若年性アルツハイマーを患うヒロインに戸田恵梨香さん、ヒロインが一生に一度の恋に落ちる元小説家にムロツヨシさんという、お芝居に定評のある両人をそろえた配役に、脚本を手がけるのが大石静さんときたら「面白くならないわけない!」とスタート前から期待しながら待ち構えていたほど。

その期待以上の同作は、現時点で第2回放送を終えたところにもかかわらず、笑いながら泣かされる戸田さん、ムロさんの熱演と心揺さぶるストーリーに「観てよかった」の一言。

独特のムロワールドで魅せるムロさんの隣で幸せそうな恵梨香ちゃんの可愛さといったら、これだけでごはん3杯はいける。「役者さんってすごい」と感服しています。

脇を固める草刈民代さん、松岡昌宏さん、黒川智花さん、富澤たけしさん、杉野遥亮さんも光るキャスティングの妙に、ドラマの素晴らしさをあらためて実感。

今期イチオシの作品です。

https://www.tbs.co.jp/dairenai_tbs/




【テレビ朝日系】僕とシッポと神楽坂

 

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コオ先生が働く坂の上動物病院に『僕とシッポと神楽坂』原作者のたらさわみち先生が来てくれたんだ〜😻😻 相葉さん演じるコオ先生とダイキチオギのイラストを描いてプレゼントしてくれました🎁かわいい🐶😻 原作のコオ先生とすこし違うバージョンだから必見❣️ それにしても、この写真の僕、ぬいぐるみ感あるよね〜🐶失礼だな😾 オギ様は先生に抱かれて緊張してるみたい。笑 たらさわ先生ありがとう😊😊!コミックもたくさんの人が読んでくれてるって🐩 ドラマ楽しみにしててね❣️ #僕とシッポと神楽坂 #僕坂 #シッポ #相葉雅紀 #広末涼子 #趣里 #小瀧望 #イッセー尾形 #ダイキチ #モフ #ぬいぐるみ感 #💚 #僕がついてるよ #たらさわみち

僕とシッポと神楽坂【公式】さん(@shippo_daikichi)がシェアした投稿 –

都会のなかに在りながら昔ながらの情緒あふれる神楽坂の豊かな風景に溶け込む、動物と人との優しさあふれる物語。

主人公の若き獣医師を演じる相葉雅紀さんと、彼を取り巻く人々の関係性で魅せながら、家庭や地域でともに生きる動物たちの姿をあたたかな視点で切り取った癒し系ヒューマンドラマです。

なにしろ「相葉ちゃんのはまり役」と力説したいくらい、心優しい獣医師は彼のための役柄のよう。人柄がにじみでた配役は、一言でいえば「これ以上もないほどピッタリ」。

職場仲間として一緒に働くようになった動物看護師役の広末涼子さん、その息子役の矢村央希くん、主人公の母役のかとうかず子さんなど、魅力たっぷりの役者さんをそろえていることもポイント。

役者さん同士の空気感も絶妙で、どこかとぼけた面白い登場人物ばかりの同作の世界観をつくりあげています。

嫌な人が出てこないということも安心して観れる要素かも。金曜の夜、一週間の疲れをほぐしながらホッとできます。

「優しいお話が好き」という人にも、「動物を眺めているだけで癒やされる」という人にもおすすめしたい、週末にこころ洗われるひとときをどうぞ。

https://www.tv-asahi.co.jp/shippo/

【テレビ東京系】忘却のサチコ

放送時間中、常に笑いっぱなし。というより、お腹がよじれるほど笑えて、呼吸困難に陥りそうな瞬間も。

そんな具合に見事にツボにハマったのが「忘却のサチコ」。

漫画作品の実写化で「コミカルにデフォルメされた主人公」と耳にして、綾瀬はるかさんが演じた「義母と娘のブルース」の亜希子さんを連想する人もいるかも。

とはいえ、まったくキャラクターが違うため、またひと味異なる味わい豊かな主人公が楽しめるのが同作の魅力のひとつ。

そのサチコさん役には高畑充希さん。キュートなルックスの持ち主にもかかわらず振り幅の大きな優れた演技力で評価の高い彼女がユニークに演じています。

「元恋人を忘却する」目的で「食」に走るサチコさんの食べっぷりたるや、お見事の一言。

突然訪れる妄想世界がこれまでのグルメドラマとは一線を画し、なんとも言えない独特の愉快な作品に仕上がっています。コスプレ好きのハートをくすぐってくれる展開まであり!

なにも考えずに笑える。これって実は究極のぜいたく。「忘却のサチコ」はそんな幸せなドラマです。

ただし、登場するごはんがどれも美味しそう&料理の描写が秀逸なので、夜中なのについつい食べたくなる欲望に負けるかも。飯テロ注意!

http://www.tv-tokyo.co.jp/boukyakunosachiko/

土曜日

【NHK総合】フェイクニュース

 

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NHK 土曜ドラマ「フェイクニュース」前編が本日21時から放送となります📺 現代の社会問題を突いた、かなり攻めた内容となっております😏 来週22日(月)はNHK「ごごナマ」にもゲスト出演させて頂きます~!ドラマのお話もしますので、必ず前編を観てからご覧下さい👀👀 主演の北川さんと📷 (オフショットが沢山あるのですが全てネタバレに繋がるのでなかなか載せられず💦) #フェイクニュース #ごごナマ #北川景子 さん #光石研 #永山絢斗 さん #矢本悠馬 さん #金子大地 さん #新井浩文 さん #岩松了 さん #杉本哲太 さん #野木亜紀子 さん作 【by staff】

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「全てが真実になり、全てが真実でない時代だ」

ネットであらゆる情報が拡散される時代、フェイクニュースはどのように広がっていくのか?その背景にどんな問題がひそんでいるのか?

「真実と嘘」「分断」「人は何を信じるのか」をテーマに、フェイクニュースとの闘いに挑む社会派エンターテインメントの同作は、連続ドラマではなく10月20日(土)に前編、同27日(土)に後編として放送。

大手新聞社からネットメディアに出向してきた主人公を演じるのは北川景子さん。

意思の強いまなざしで問題に切り込んでいく今回の役は、北川さんが持つオーラと存在感にピタリとリンク。果たしてどんな結末を迎えるのか、久しぶりに高揚感が高まった作品です。

脚本を手がけた野木亜紀子さんは、こうした作品や切り口でこそ活きることを再確認させられるのもポイント。というより、活きる作品はそれぞれで違えど、どの脚本家さんにも共通していることかも。

テーマを分散させすぎず、観るものにシンプルに迫るという本来の力量を問われる作り方こそ、優れた脚本家さんほど誰もが力を発揮するのでは?と。

今週末に控える後編も楽しみな「フェイクニュース」。必見です。

https://www.nhk.or.jp/dodra/fakenews/

「一日の仕事疲れはドラマで癒やす」幸せな時間の過ごし方

このほか、NHK総合で放送中の「昭和元禄落語心中」は録画してあり、「下町ロケット」は前作を観ていないため、同じく撮りため中。

1クールに複数のドラマを観ること自体、数十年ぶりであることを前回記しましたが、これだけの本数を視聴とは自分でも驚いています。

でも、どの作品も本当に面白いんですよ。制作陣の素晴らしさはもちろん、役者さんたちの熱意が垣間見れて、幸せな時間を過ごしています。

「一日の仕事疲れはドラマで癒やす」。

ああ、多幸感あふれるひとときよ。ということで、最終回まで楽しみます。ふへへ(怪しい笑い方でしめるのはやめなさい)。