ドルトムントのエース、マルコ・ロイスがバイエルンを皮肉り世界中で物議を醸す中「よくぞ言った」としか思ってない件

多忙のため更新を止めていた時期のボルシア・ドルトムントのアレコレを記すとともに、先日のシュツットガルト戦ヴォルフスブルク戦をまとめて記そうと思っていた矢先。

うちのエースのある投稿(すでに削除済)が、サッカー関係者やファンの間で大騒ぎになっているとの話題が。

本人がすでに削除しているし触れずにおこうかと思ったものの、各国リーグ中継の実況・解説がまったく違うリーグ中継でまで談話として取り上げるなど、思った以上に広範囲で話題すぎる!(笑)

ということで、個人的な想いを正直につづることに決めました。

本日は、うちのチームボルシア・ドルトムントエースマーコちゃんことマルコ・ロイスの、CL準決勝ファーストレグ、アトレティコ・マドリードVSバイエルン・ミュンヘン戦後のツイートについて。

「宿敵への怒りが爆発?」と煽られるほど世界中で大騒ぎのマルコ・ロイスツイートがグッジョブすぎる

[blogcard url=’http://www.soccermagazine-zone.com/archives/31394′ width=” height=’150px’ class=” style=”]

ワロタwwww あいかわらず正直すぎるやっぱり超大好きだよマーコちゃんwwww

……………という第一声を発したわたしですが、なにか?(そのドヤ顔はやめたまえ)

一応、サッカーマガジンゾーンWebの記事を補足?すると、「怒りが爆発?」「嫌味を爆発」「嘲笑」というのは煽りすぎ(笑)。

メディアにありがちな「センセーショナルな見出しや内容にしておけば多くのひとが食いつくだろう」パターンかな、というのが冷静な感想。原文も見ましたが、あえていうなら「ちょっとした皮肉」では?

で、「ボルシア・ドルトムントの選手・監督・上層部・ファンは、バイエルン・ミュンヘンに対して、ちょっとした皮肉を言う権利は間違いなくある」ということ。


バイエルン上層部のやり方はドルトムントサイドに皮肉られてもなにひとつ文句言う資格なし

先に記しておきますが、バイエルンの選手は好きです。特にマヌちゃんことマヌエル・ノイアーは、好きどころか大好きでも済みません。

とっととドルトムントに引き抜く手段ないかなー。誰得?ってわたし得!え?元シャルカーだから禁断の移籍?大丈夫、マヌちゃんブーイング気にしないしブーイングしたヤツ確実にボコるから!」とイミわからん画策するくらい(せんでええ)。

た・だ・し

何度か記したかもしれませんが、バイエルン・ミュンヘンの上層部のやり方は大嫌いです。……あの上層部め……(怒りのオーラを炊き上げるのはやめたまえ)。

ライバルチームの中心選手引き抜きまくって弱体化はかりやがるわ、頭にあるのは自チーム強化ばかりでそれら横暴行為がリーグ衰退化につながっていることなんか考えてもいない。

ドイツサッカーを愛する人間が、他リーグ、特にプレミアリーグ無駄なプライド高いあほども……あ、いやいや……ファンに「ブンデスは戦力偏ってて弱い」と馬鹿にされることがどれほど悔しいかわかってんのかゴルア!!!!

ミュンヘンに乗り込んでって片っ端から上層部をボコりたい……あ、いやいやいや……小一時間ほど問い詰めたいわたしに言わせたら、マーコちゃんの発言は批判される筋合いはない!よくぞ言った!もっと言ったれ!

……………という本音ダダ漏れさせたわたしですが、なにか?(だからそのドヤ顔はやめたまえ)


マッツ・フンメルスのバイエルン移籍希望はバイエルンの強奪ではないし、暖かく見送ってあげるべき

といっても、記事内にもあるマッツ・フンメルスキャプテンの「バイエルン・ミュンヘン移籍希望」に関しては、話がまったく違うので誤解なきよう。

これは別途記しますが、フンさんの場合、バイエルンの「ライバルチームの弱体化目的と、自チーム利益優先でリーグ全体衰退化ガン無視。この2点での強奪という名の引き抜き」とは決定的に違うから。

マッツ・フンメルスという選手が、もともとバイエルン・ミュンヘンの下部組織で10年以上育った選手であることを知るひとが意外に少ないんだな、というのが感想。

[blogcard url=’https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%84%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B9′ width=” height=’150px’ class=” style=”]

ドイツ本国ではそれを知った上で、「プロとして開花したのはドルトムントであり、たいせつなキャプテン」という事実から、裏切り行為として批判されているのはわからないでもないですが。

それでも、フンさんバッシングはやめてほしい。その決断に至るまでどれだけ悩んだか。彼がすでにドルトムントの選手であり、キャプテンだからこそ想像に難くない。その上で、故郷へ帰る決断をした。

まだ現時点で決定ではないけれど、もし本当にバイエルン復帰が決まったら、ドルトムントのプライドとして暖かく見送ってあげるべき。彼は長年ドルトムントのために全身全霊尽くしてくれた。それを讃えるべきだよ。

彼なら移籍した後も、多大な世話になったボルシア・ドルトムントを馬鹿にしたり揶揄るような腐った行為はしない。だって、マッツ・フンメルスは、我らが胸を張って誇るキャプテンだからね。


「マッツ・フンメルスとマルコ・ロイスの立場は似ている」理由は、ユースチーム育ちで故郷帰還の決断

マッツ・フンメルスキャプテンのバイエルン移籍騒動はそれはそれとして。「チームは違えど、マッツ・フンメルスとマルコ・ロイスの立場は似ている」ということに気づいているひとはどのくらいいるだろう?

マーコちゃんのルーツを知っているひとであればピンとくるでしょうが、彼も自分が生まれ育った地元のトップチームへの憧れから故郷へ帰ることを決断した選手。

[blogcard url=’https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%B9′ width=” height=’150px’ class=” style=”]

1989年5月31日生まれ。正真正銘ドルトムントっ子として育ち、1995年からドルトムント下部組織のユースチームで10年過ごし、トップチームでの出場機会を求め移籍。

2012年にドルトムントトップチームに再移籍。つまり、フンさんとほぼ同じ経緯をたどり帰還し、今、ドルトムントのエースとして、きっとチーム内で誰よりボルシア・ドルトムントを愛する選手。

断言しよう!マルコ・ロイスの血の色は黒と黄だ!!!!(勝手にエイリアンにするのはやめたまえ)


マルコ・ロイスの発言は、間違ってもバイエルンにだけはウダウダ言われる筋合いはどこにもない

むしろ今回、思った以上の大騒動になっているツイートに対し、「マーコちゃんはいっさい削除することなかったくらいだよ。堂々としていたらいい」と思ったほど。なぜって?なにもおかしなことは書いていないから。

え?批判されてるの?どこらへんに?バイエルンファン?おー、大丈夫大丈夫。安心していいよ。乗り込んでって片っ端からボコって黙らせるから。問題ない(もっと問題になる行為はやめたまえ)。

なにが言いたいか?「自チームの大事なエースを全面的に守るのは当たり前だろーが」。

マルコ・ロイスが明らかに間違えた悪いことをしたのであれば、心を鬼にして「ゴルア!」と母や姉のキモチで怒る。でも、そうじゃない。

間違ってもバイエルンにだけはウダウダ言われる筋合いはどこにもないんだよ。自分たちがやらかしてきたことをむしろ大反省してください(笑)。

なぜバイエルンに対すると「蛇に睨まれたカエル」状態に陥る?ドイツ人のバイエルン症候群

「堂々としていたらいい」どころか、今回のマルコ・ロイスのツイートは、むしろものすごくうれしかったです。「最高だぜ!その心意気やよし!」と。ドルトムント、そしてドイツサッカーのファンとして。

なぜか?ドイツ人のバイエルンへの憧れっぷりやひれ伏し方は、他国の人間からすると「なんとかならんかね(白目)」と感じるほどだから。なぜ誰も彼もが簡単に「蛇に睨まれたカエル」状態に陥るの?

引き抜きなど声をかけられれば「(バイエルンだから)移籍して当然」。対戦すれば「(バイエルン相手だから)負けてもしょうがない」。バイエルンには乙女ちゃんばりにデレデレまたはシュンとする。

オマイラ目を覚ませ!「バイエルン」なんて日本人に言わせたら「ソーセージ」だ!「ああーん?バイエルンがなんだってんだよ?」と強気にいけ!!!!(本音ダダ漏れはやめたまえ)

[blogcard url=’https://blueazure.jp/sacchi/sports/football-dortmund-bayern-derklassiker/13924/’ width=” height=’150px’ class=” style=”]

ドイツ人選手のマルコ・ロイスだからこそカッコよく誇らしいと感動したバイエルンへの発言

いや、バイエルンは強くてうまいチームですよ?選手やチーム戦術などは好きだし、ドルトムントが出場していないCLに関しては「ブンデスリーガ代表チーム」として応援しています。負けんなよ!と。

でも、だからってひれ伏す必要なんかどこにもない。ああーん?バイエルンがなんだってんだよ?」と、ガッツンガッツン真っ向勝負でボコりまくったユルゲン・クロップというドイツ人も知ってるしね(笑)。

わかりやすくたとえると、バルセロナレアル・マドリード。あの関係を考えると、ドルトムントがバイエルンに引け目を感じる必要ゼロ。リスペクトしながらも「あのチームにだけは負けない!」でいてほしい。

ということで、マルコ・ロイスの発言は、ドイツ人サッカー選手としてこの上もなくカッコよく誇らしいと感動したわたしです。それでこそドルトムントのエースだよ。さすが我らがマーコだぜ!

あ、これ以上酷い批判かますなら容赦なくボコるから覚悟しといてね。ゴムゴムのガトリングは一生衰えさせる気ないわードイツサポーター王として。ニヤニヤ(ニヤニヤしながら臨戦態勢万全はやめたまえ)。