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デジタルガジェット派にもおすすめしたい、手帳の効果と優れた利便性
前回公開の記事にて、手帳っていいんですよ!を、もはやお家芸と化した力説スタンスで披露しましたが、手帳の世界の奥深さはこんなもんじゃありません……!
ゆえに締めがネタが山ほどありすぎるでした。
そこで、まずはここから伝えたい!
数年ぶりに手帳復活のきっかけとなった『ほぼ日手帳』『トラベラーズノート』から、本日は『ほぼ日手帳』のどこに惹かれたのか?どんな活用術がおすすめなのか?に迫ります!
『トラベラーズノート』を紹介した後編はこちら!
この記事はこんな人におすすめ
- 自分に合った手帳を探している人
- ほぼ日手帳に興味があり気になる人
- ほぼ日カズンはどんな人に合うのか?合わないのか?が知りたい人
- 1日1ページのデイリータイプの使い勝手が知りたい人
『ほぼ日手帳』とは|『ほぼ日刊イトイ新聞』発行の手帳
画像出典:ほぼ日手帳
もはや“言わずと知れた”といった感じで、手帳界のスーパースターなのでご存知の方が多いでしょうが、念のため『ほぼ日手帳』とは一体どんな手帳?から紹介させてください。
ほぼ日手帳とは、クリエイター・糸井重里氏による『ほぼ日刊イトイ新聞』が発行している手帳のこと。2001年(2002年版)のリリース以降、毎年発売されています。
自由にのびのび使える「LIFEのBOOK」
「ほぼ日手帳」は、2021年で20年目を迎える 自分の生活やスタイルにあわせて自由に使える手帳です。
たのしく1年間使い切ると、あなたの「LIFE」が詰まった たのしい「BOOK」ができあがり。
引用:ほぼ日手帳
ほぼ日手帳のラインナップ
- 1日1ページ/A6
オリジナル
オリジナルavec
Planner
day-free - 1日1ページ/A5
カズン
カズンavec
day-free - 週間手帳/ウォレットサイズ
weeks
weeks MEGA - ほぼ日5年手帳/A6・A5
ほぼ日5年手帳/A6
おおきいほぼ日5年手帳/A5
ほぼ日手帳本体の人気の高さはもちろんですが、ほぼ日手帳専用カバーをはじめ、ほぼ日ひきだしポーチ、ほぼ日ハラマキ、ほぼ日の方眼ノート、ほぼ日のアースボールなど関連グッズも豊富!
どのプロダクトも“ほぼ日らしい”個性が特徴で、その“ほぼ日らしい”自由な個性に惹かれたあらゆるジャンルとの活発なコラボレーション展開もおこなっています。
自分が“楽しい”“好き”と感じるものに出会うワクワク感まで味わえる……ほぼ日手帳にはそんな豊かさがあふれており、ほかの手帳では体感できないオンリーワンとして大人気です!
『ほぼ日手帳カズン』の魅力・ウィークポイント・使い方
続いて、この記事にアクセスしてくださったみなさんが一番気になる「ぶっちゃけ、ほぼ日カズンってどうなの?」に単刀直入にお答えする、ほぼ日手帳カズンの魅力とウィークポイントから。
実際にほぼ日手帳カズンを使用して感じた魅力はこちら!
ほぼ日カズンの魅力
- サイズがA5なので大きくて書きやすい
使用前にイメージしていた「タスク管理・情報集約・アイデア帳・家計簿・日記」といったあらゆる用途を並行して使っても違和感がないし、なにより読み返しやすかった - トモエリバーはペンやイラストと相性がよい
ほぼ日の用紙は、ゼブラ『サラサドライ&サラサクリップ』、呉竹『ZIGクリーンカラーリアルブラッシュ』との相性が抜群で、文字やイラスト描きが楽しくてテンションがあがった - 本格的に手帳デコ・スクラップにハマった
毎日、A5という広い紙面を使ってどんなイメージを描こうか考えるだけで、インスピレーションが高まるばかりか、このうえないストレス解消にもなったのはうれしい誤算だった - 携帯は無理でも家置きORオフィス置きで使える
常時携帯はむずかしいとしても、家置きやオフィス置きであれば「重いから持ち歩くのに億劫」と面倒になることもなく、セカンド手帳としての使い勝手や利点を知ることができた
反面、「またほぼ日を使用するのであれば、こういう工夫が必要かも……!」と感じたウィークポイントはこちら!
ほぼ日カズンのウィークポイント
- カズン1冊だけだとプライベートユースの印象が強い
なんとなく心もとない印象があり、特にビジネスで使う際にはweeksや他ブランドのバーチカルなどと併用する必要性を強く感じた - トモエリバーは薄いのでもう少しだけ厚みがほしい
わたしの筆圧だと裏抜けはしないまでも裏移りが気になったり、手帳デコ・スクラップで紙がふにゃふにゃになる箇所が多かった - 百科事典より分厚い“手帳を育てた”状態は使いづらい
ほぼ日ユーザーが快感を得る手帳デコやスクラップで分厚くなる状態は、月日が進むごとに読み返すのすら難儀で、保管にも困った - 手帳デコなし・スクラップのみでも重く分厚くなる
仕事関係の情報や写真のスクラップに絞っても、カズンだと重く分厚くなるので扱いづらく、書き留める作業にも不向きだとわかった
そのうえで、1年間使ったからこそわかった、おすすめの効果的な使い方はこちら!
ほぼ日カズンの効果的な使い方
- ビジネスユースにはカバーなどで工夫
特にクライアント対応必須の職種の人が仕事で使いたいときは、しっかりとしたカバーを選んで“きちんと感”を演出するようにすれば、ビジネスシーンでも違和感なく愛用できる - 外出時に常時携帯したいならオリジナル
カズンはA5サイズなことに加え、1日1ページのデイリータイプ手帳なので分厚く重いため、外出時に常時携帯したい場合はカズンではなくA6サイズのオリジナルを選ぶと◎ - もっとも親和性が高いのは日記やイラスト
ほぼ日カズンの利用用途として一番向いていそうなのが日記やイラストで、仕事日記・本や映画レビュー日記・オタク活動日記・育児日記・献立日記・老後日記など全面的に楽しめる - 写真を貼る際はシールプリントがおすすめ
レシピや献立を記入して写真も一緒に貼りたいのであれば、チェキなど厚みがあるプリントではなく、シール状シートに印刷するシールプリントがかさばらずに適している - 手帳デコ・スクラップ派はカズンavec
手帳デコ・スクラップも楽しみたい場合は、1月〜6月・7月〜12月の半年ごと分冊版のカズンavecを選んだほうが使いやすく、1年通して気持ちよくほぼ日が満喫できる
なぜこれまで『ほぼ日手帳』を選べなかったのか?
ここからは「なぜこれまで『ほぼ日手帳』を選べなかったのか?」(選ばなかった、ではない)「なぜ今、『ほぼ日手帳』を手にとったのか?」の理由を。
職種の事情にも触れているので、「ほぼ日カズン、気になるけど……実際仕事でも使えるの?」な疑問を持っていたり、1日1ページ手帳のビジネスユースを検討している社会人の方々は特に必見です!
もちろんママ・主婦・主夫・シルバー世代・学生にも参考になる、正真正銘丸ごと本音を明かしています。ぜひチェックしてみてください!
長い手帳ユーザー歴で『ほぼ日手帳』未使用だった理由
約4年ほど「デジタルツールのみ」でスケジュール管理などを行い、手帳を持たない日々を過ごしたことで、デジタルツールのウィークポイントを痛感し、昨年から「手帳+デジタルツール」に移行したのは前回公開の記事にて記した通りです。
ぜひ上記記事をあわせてどうぞ!
さて、20年以上のテチョラーだったわたしが一度手帳から離れ、デジタルツールのみの毎日を試した末に、久しぶりに手帳に惹かれたきっかけは、ロフトの手帳コーナーの中心にあった『ほぼ日手帳』。
言わずと知れた“手帳界の申し子”とも呼べる売れっ子手帳ですが、長い手帳ユーザー歴にもかかわらず、実はこれまで一度も使ったことがありませんでした。
手帳マニアのあいだでもファンが多いブランドであり、手帳&文具ファン・ビジネスユーザー問わず足を運ぶロフトにおける15年連続手帳売上No.1の超実力派!
長年の手帳ラバーズであれば、一度は愛用したことがあるはずなのに……なぜ??
そのもっとも大きな理由は、単純にこれまで「ビジネスユースでほぼ日を選ぶことがなかなか考えられなかった」からなのです。
顧客対応の場にふさわしいアイテムがマストの営業・マーケ時代
営業・マーケ時代のほぼ日の印象
- カズンもオリジナルも遊びごころ満載
- ビジネスユースにはやや弱い(顧客の前で開きづらい)
- プライベートでフル活用したい手帳
手帳選びのご参考までに、わたしの経歴を簡単に紹介すると……。
現在、一応本業がライターで(そのわりに営業・マーケ支援案件が多いw)営業やマーケティングプランナーとしてはノンコア業務で継続していますが、前職までは営業領域最前線に在籍。
現在でもアイスブレイクに“営業・マーケティングライター”と名乗るほど、対人折衝の超現場主義者……それがわたし、田中です!
こうした経歴から、長年の現場の数字人間にとって「顧客対応の場にふさわしいアイテム」が当たり前でありマストでした。
手帳といえば、外出時・内勤時・プライベートいっさい問わず常に持ち歩き、スケジュール管理・情報集約・アイデアメモ・一言日記など、なんでも書き込み活用するのが、いまや世間に浸透する手帳術のひとつ。
オンオフのオフにあたる、私的な予定や手帳デコ・スクラップ・カスタマイズをメインに楽しみまくるのも手帳ならではの魅力ですよね!それはそれとしてありつつも、基本は完全にビジネス寄りの手帳術がわたしにとって当たり前でした。
そんなわたしの目に、ほぼ日手帳は「ビジネスユースにはやや弱く、プライベートでフル活用したい手帳」として写っていたのが正直なところなのです……。
経歴上、2種類以上所持や重い手帳は自殺行為に等しかった
なにしろ「手帳のみ」時代(上記の前回公開記事のご参照を!)、昨今ではめずらしくなくなった、2種類以上の手帳を持ち歩くOR使い分ける感覚がなかったのです。
「手帳のみ」時代の構成
- バーチカル手帳
15年以上クオバディスを超愛用
営業・マーケティングプランナーは時間管理鉄則なのでバーチカル一択。顧客の前で違和感のないデザインと紙面構成をマストにしていた。 - A5ノートブック
20年以上ロイヒトトゥルムをヘビロテ
商談や会議・MTGメモ、思考整理・アイデア出しなどでフル活用。顧客の前で違和感のないデザインと紙面構成をマストにしていた。 - A5ノートORデイリー手帳(家置き専用)
ロディア・ロイヒトトゥルム・EDiTリリース以降はEDiT1日1ページなど
1日の振り返りと翌日・翌週・翌月につなげる思考整理・アイデア出しでフル活用。ときどき持ち歩かざるを得ない際に困らないように、顧客の前でも違和感のないデザインと紙面構成を選んでいた。
まず基本の考え方として、バーチカル手帳をデフォルト装備にしていました。
営業やマーケティングプランナーはタイムマネジメントの鬼じゃないと続けられないので、クオバディスと出会って以降は自然とバーチカルラバーズに……!
毎日、顧客対応や外部折衝が重要業務の営業マンやマーケター、接客業のみなさん、手帳選びでちょっとでも迷ったらクオバディスを。
本当に身をもっておすすめします!BtoB・BtoC問わず、クライアントの印象もよく、信頼される手帳です。
で、バーチカル手帳を基本として、クライアントとの商談、パートナー企業や社内でのミーティングのメモ、思考整理やアイデア出しを常時おこなえるように、必ずノートを一緒に携帯してフル活用。
それから、1日の振り返りだけでなく、翌日・翌週・翌月へつなげるアクションや思考整理、アイデアメモの家置き専用として、同じくA5ノートか、EDiT発売以降はEDiTの1日1ページを用意。
この手帳構成じゃなければ田中の数字はいっさいあがらなかった!と断言できるほどw
なので、自然とほぼ日は候補から外れていました。「いいなー!」とは思いつつも、「わたしには使うことができない手帳だなー……」と指を加えて眺めていた感じで……。
だってですよ……営業やマーケターのカバンって、きちんと数字にまでこだわる人間であればあるほど、ドラえもんの四次元ポケットのごとく、独自色豊かな必殺のひみつ道具が満載なんですよ……w
必然的に、重くなるんですよ!
だから、なるべく荷物を増やしたくないし、ひとつひとつを軽くしたいんですよ……!
複数種類の手帳を持ち歩いたり、重い手帳がカバンのなかにあるだなんて……自殺行為にも等しいわけです……恐ろしや……。
余談ながら、経歴の詳細はLinkedIn・Wantedlyにすべて公開しています。今回の記載内容にさらに納得感を得たい、手帳選びのためにも参考にしたいなど、興味がある方はABOUT SITEからどうぞ!
「ほぼ日選ぶより、即答でクオバディスかEDiT」
さておき、やれ「ほぼ日WEEKSならコンパクトで持ち歩きやすくビジネスユースにも適している」だの、やれ「ほぼ日の研究が足りないんじゃないか」だの、ほぼ日ラバーズのみなさんの熱い推しは理解しています!
昨年1年間、ほぼ日を使ってみた現在では、「この種類でこういう使い方をすれば、顧客対応の場にもいけるかも……!」と感じるラインナップまで知ることができました。
が、しかし。だがしかし。だ。
現役営業・マーケター時代は「ほぼ日選ぶより、即答でクオバディスかEDiT」だったんだもん、しょうがないじゃないか!(なぜえなりかずきくんと化して語るのだわたしよ)
「いまなら、使いやすそう」と手にとったほぼ日カズン
そんなこんなで、“ビジネスユースでほぼ日を選ぶことが考えられなかった”わたしが、2017年の年末、LOFTの手帳コーナーで最初に手にとったのがほぼ日手帳のカズン。
なんでだろう?と振り返ってみると……単純明快で「いまなら、使いやすそう……!」と、ようやくこの日がやってきた!とばかりに前のめりに吸い寄せられたことが決め手でした。
田中のほぼ日カズン利用目的
- タスク管理
- 情報集約
- 思考整理
- アイデアノート
- 家計簿
- 日記
こんな具合に、あらゆる用途を並行させても使い勝手がよさそうだし、なにより大きくて見やすい!
最初から自宅に置くことを前提にして、「手帳デコやスクラップ、イラストまで楽しんでしまおうかな……!」とワクワクしました。
本職が変わっていたことと、スケジュール管理は社内外問わずデジタルツールで共有するクライアントが多かったことも功を奏し、「それなら、完全なビジネスユースではない使い方にトライしてみよう!」でレジへw
ほぼ日の代名詞のひとつ、“1日1ページ”のデイリータイプは、これまで『EDiT』で数年経験済。特にアイデア出しと、情報管理や日記に最適で、振り返って思考を整理するのにも優れていることは実感していました。
これが“ほぼ日デビュー”までの経緯と、そのときどきの判断基準です!
似ているようで実はかなりの違いがあるEDiTとほぼ日
わたしの場合、主に家置きで使っていたMARK’SのEDiTシリーズの1日1ページタイプは、オフィス置き専用としてもう1冊用意した際にも最適で、使い勝手も抜群でした。
にもかかわらず、なぜかほぼ日カズンでは「ビジネスには使いづらい……完全にプライベートユースかなあ……」と感じる場面が多々……。
この感覚は、ほぼ日への印象=パブリックイメージが大きな要因かもしれません。
EDiTとほぼ日のイメージの違い
- EDiT⇒スタイリッシュでプライベートのみならずビジネスユースにも最適
- ほぼ日⇒遊びごころ満載で可愛いのでビジネスにやや弱くプライベート向き
わたしのなかで実はこのくらい違います。両方とも実際に使ってみても、なのですよ。
もちろんあくまでも個人的な意見ではありますが、EDiTもほぼ日もフル活用してみたからこそ、なおさらはっきりと違いが実感できるようになった……ともいえます!
この根底には、両者の手帳づくりのコンセプトの違いも影響しているかもしれませんね。
マークスのEDiTシリーズは、プライベートはもちろん仕事でもフル回転で活躍してくれたので、シーンを問わず使いやすいことは実証済みです!身をもっておすすめしますぞ!
すでにああでもないこうでもない脳内手帳会議開催中
前回公開の記事でも触れましたが、昨年1年間『ほぼ日手帳』『トラベラーズノート』をガッツリ使ってみました。
で、その使用経験をふまえ、今年2019年はわたしなりの愛用法をさらにブラッシュアップするため、トラベラーズノートのリフィルをいくつか使い分けることに。
その理由は、次回『トラベラーズノート』の魅力を紹介するとともに、あわせて記しておきます。
「ほぼ日はもう使わない!」ではなく、「トラベラーズノートだけで1年通して手帳ライフを楽しんでみたい!」というのもあり。
実際にほぼ日カズンを使用してみると、特にほぼ日とイラストの親和性の高さを発見し、イラスト熱まで再燃することに。
もう本当にわたしのこころをコチョコチョしまくりくすぐってくれました。この強みや魅力は捨てがたいです……!
もっとわたしにピッタリのほぼ日手帳術があるはず……と、「今度はweeksと他ブランドの併用がよさそう!」だの「Plannerにも惹かれるのよねー」だの、すでにああでもないこうでもない脳内手帳会議開催中w
ということで久しぶりの手帳ライフですが、これからまた、どんなブランドを、どういう使い方で歴史を重ねていこうか……アレコレ考えを巡らせるだけで自然と顔がほころんでしまいます。
これこそ手帳ラバーズあるあるで、手帳のことを考えているだけで幸せってやつですよ!
うおおおおおおお……………やっぱり手帳っていい!!!!(結局はコレが締めなのだということが我ながらよくわかりました)
『トラベラーズノート』を紹介した後編はこちら!