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東京都内の数ある名所のなかでも、長年、各媒体のランキングトップに君臨する超人気お花見スポット「目黒川」。
世田谷区・目黒区・品川区の3区をまたぎ、東京湾へと続く「目黒川」は、おしゃれで注目度の高い街を通ることもあり、開花時期になるとさらに活気あふれる様子が風物詩です!
エリアごとに昼桜も夜桜も楽しめる!目黒川
池尻大橋・代官山・中目黒といった、常に感度が高くトレンドを牽引してきた街をつなぎ、東京湾へと注がれる「目黒川」。
延長約8kmのうち、池尻大橋駅付近から東急目黒線下の亀の甲橋までおよそ3.8kmに、約800本のソメイヨシノを中心とした桜並木が続き、いまや「桜といえば目黒川」でおなじみなほど多くの注目を集める東京を代表する名所です。
昼桜はもちろん、期間中はライトアップされることから夜桜も人気に。昼夜通して楽しめるのに加え、上流から下流にかけて川幅が広がっていくことが特徴で、エリアごとに見どころが異なるのもポイント。
中目黒駅から上流、特に池尻大橋駅周辺エリアは川幅が狭く、両岸から桜が折り重なるように咲いており、「目黒川」を桜のアーチが覆い尽くす光景はまるで異世界のようで雅やか!
絵的にも映えるエリアにもかかわらず、中流から下流に比べると混雑が少ないので、ゆっくりと桜観賞や撮影を満喫することができます。「目黒天空庭園」や真っ赤な「中の橋」も必見です。
中目黒駅・代官山駅周辺の中流は、川幅が広がり歩道が綺麗に。お散歩気分でのんびりお花見ができて◎。代官山駅から「西郷山公園」「菅刈公園」を通って「目黒川」へ桜ウォークするルートもおすすめですよー。
川沿いには店舗が並んでいるので、ランチやお茶、ディナーがてら桜を眺めるのもいいかも。ただし、中目黒・代官山の街を目当てに足を運ぶ人も多いため、桜シーズンの混雑は覚悟で!
目黒駅周辺の下流は、さらに川幅もゆったりとして遊歩道が整備されているだけでなく、桜のトンネルの下を歩くことができます。「百段階段」「目黒不動尊(瀧泉寺)」「天恩山五百羅漢寺」などもあわせて巡ってみては。
今回の使用レンズ・カメラ/AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR・Nikon COOLPIX P330
今回は一眼レフとコンデジが混在しており、Nikon D90+ニコン純正レンズ「AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR」と、ニコンのコンパクトデジカメ「Nikon COOLPIX P330」で撮影しています!
「目黒川」には毎年のように出かけていますが、そのなかの3年分のストックからセレクトしました。
撮影日数に換算すると3日間とはいえ、実は天候がバラバラ。はからずも、桜は空模様によって写真の仕上がりが変わる定説がよくわかる構成にw
とはいえ、ベースのクオリティが高いのは「さすがはニコン」の一言!ベースがしっかりしていないと、いくら晴天でもお話にならず台無しです。
桜特集で何度か記してきましたが、特にソメイヨシノは本来、撮影・画像編集どちらにおいても技術を要求されるシビアな被写体なので、基本ベースが確保されていないカメラではまず撮影する気すらおきません(個人的にスマホは論外……)。
スマホユーザーで「一眼レフはハードルが高い……」と躊躇している人は、ぜひニコンのコンデジを試してみてください。スマホのように使えるのに画質のクオリティが段違いですよー!
ちなみに、前回の「新宿御苑」編と同じく、今回は総数の半分ほどですが、2015年4月2日付け記事で使った元データ(今回はRAWではなく一眼レフJPEG)を再度イチから調整して採用しました。
iPhoneモニター問題に対応したトーンアップや、濁りなどの解消を中心に。本機やレンズの弱点やクセのカバーも含め、わたしがいつも行っているAdobe Lightroomでの調整作業に興味のある方々は、一例として見比べてみてくださいね。
桜フォトギャラリー〈目黒川〉
幻想的な桜のアーチも堪能できる「目黒川」の桜フォトをお楽しみあれ!
INFORMATION〈目黒川〉
目黒川
住所:東京都目黒区大橋から品川区西五反田
TEL:03-5722-9553(目黒区役所文化・スポーツ部文化・交流課)
営業時間:24時間
定休日:年中無休
WEB:目黒川の桜公式サイト
※最新の情報ではない可能性があります。必ず事前に公式サイトなどでご確認の上、ご利用ください。