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テレビのスイッチを入れるときは、もっぱらサッカーオンリー。それ以外は完全にオブジェと化している我が家のREGZA。
バラエティ番組どころか連続ドラマすらまったく観なくなった日常を過ごしていますが、なんと久しぶりにTBSで放映中のドラマにハマってしまいました。
「逃げるは恥だが役に立つ」。漫画家・海野つなみさんが描く原作をもとにした作品。いわゆるラブコメながらも、社会問題をまじえつつ重くならず、軽やかに描いているとはいえ考えさせられる。本当に秀逸な良作です!
OFFICIAL SITE:逃げるは恥だが役に立つ
「日ごろまったくドラマを観ないのに、なぜ逃げ恥にハマった?」その理由をTwitterでつぶやいていた
日ごろからドラマフェチであれば自然な行動といえるけれど、「テレビはサッカーのために存在する(真顔)」の人間がなぜハマったのだろう?
その理由を軽くTwitterでつぶやいていました。
あ、ごめん、間違えた。
軽くどころかガッツリ語っていたよ……w
出典:TBS
ものすごーーくめずらしく連ドラにハマりました。楽しく観ていますw⇒新垣結衣×星野源「逃げ恥」ついに“壁”を超えた2人のイチャイチャ連発と急転直下のラストに「感情整理が追いつかない」の声。百合ちゃんの恋には「幸せが来ますように」 https://t.co/AOiSmGYFKZ
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
「心臓爆発しそう」新垣結衣×星野源「逃げ恥」ついに“壁”を超えた2人のイチャイチャ連発と急転直下のラストに「感情整理が追いつかない」の声。百合ちゃんの恋には「幸せが来ますように」
ガッキー演じるみくりちゃん、星野さん演じる平匡さんの契約結婚カップルが、徐々に本当にお互いを好きになっていく、だけど理系こじらせ20代女子とプロ独身童貞30代男子だから意味わからんくらい迷走したり、すれ違う可愛さも、“ムズキュン”しながらすごく楽しい。
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
昨日のラストは姉や叔母気分。「平匡!たいせつなのはシステムの再構築じゃなくお互いの気持ちを確認することって気づいたはずなのに!資料並べたプレゼンいらん!」「みくりちゃん!あんなプロポーズでショック受けたのわかるけど、愛情の搾取はない!思考が打算的で引く!」こっちが右往左往w
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
主人公カップルは本当に姉や叔母の気分で見守っているというか、回が進むにつれ自分とは違うところが増えてピンとこなかったり。ところが、百合ちゃんは回を追うごとに共感ポイントばかりが増える一方。
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
2回目くらいまでは「イケメン嫌いの処女」の設定を前面出しすぎで神経質な印象で共感できなかったのが、風見さんや沼田さんと仲良くなったり、部下2人とのいい話が満載で、仕事をがんばる独身女性のカッコよく生きようの信念、抱える不安や日本社会での苦労も伝わり、年代も近いから共感しまくり。
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
風見さんとの関係もいい。17歳年下男性からアプローチされたら?と考えると、やっぱり引いてしまったりからかわれていると感じると思うからこそ、心の内や戸惑いが理解できたり。風見さんの魅力や真剣さが徐々に描かれて、昨日の「僕は百合さんを抱きたいと思ってるのに」にはやられたw
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
いつも強い百合ちゃんが泣いてしまったとき「他の人に涙を見せたくなかった」の優しい壁ドンといい、こんなにストレートで正直な男性なら幸せになれる……!百合ちゃんには幸せになってほしい。主人公カップルに疑問が多くなったのと対象的に(年代違うからもある)大人カップルが超気になりますw
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
こんなふうにドラマの登場人物に感情移入させられたのどのくらいぶりだろう?最近不倫や策略、争いの作品ばかりで視聴率惨敗なのは「視聴者がまったく求めていないものばかり垂れ流している」とテレビ業界は本気できちんと気づいたらいいのになあ。
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
逃げ恥が視聴率がいい、もっと言うと数字より楽しい話題になることが多いのは「嫌な人間がひとりも出てこない、本当に温かい人間ドラマ」だから。1クールで終わるなんてもったいないです。嫌な気分になる番組垂れ流すくらいなら、クール関係なく続けてほしい。続編やスペシャルに期待します。
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
良記事。納得でオススメ。「愛情の搾取」の言葉チョイスはマズイ!けど、奥さんが専業主婦の夫婦の社会問題だから男性に理解してほしいこと。風見さんなら絶対大丈夫と感じた理由もまさにこれ。⇒『逃げ恥』“対等な関係性の難しさ”に迫った第10話 https://t.co/Cl4ay6Jnml
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2016年12月14日
『逃げ恥』過去最大級のヤキモキの渦! “対等な関係性の難しさ”に迫った第10話
不倫や諍い、策略ドロドロ系ばかりでお腹いっぱい辟易。昨今のドラマ事情に正直に感じること
最近のドラマは不倫や諍いしまくり煽り系、策略ドロドロなど、「陰湿自己中すぎてお腹いっぱいですむしろ消えてなくなれーい」とガン無視してしまうものばかり……。
結果、視聴率惨敗も納得。
日本どころか世界中で殺伐とした事件や事故が散見される中、なんでドラマでまで不穏な空気醸されまくらにゃならんのよー、と。
もちろん、あえて現実を鋭く描くのも良作ですが、あくまでも「中途半端さがなく、シンプルなリアリティが感じられるレベルや質」でなければならない。
つまりその分野は映画ではないでしょうか?
リアリティを追求した作品であれば、ドラマではなく映画の自然なお芝居で楽しみたい
海外ドラマがすべて良いだなんてまったく思いません。そもそもわたしは海外ドラマにハマることがなく、観るならすべてガッツリ洋画なくらい。
ただ、日本に比べ、海外ドラマはお芝居が自然。
もともとアクションが大きい欧米諸国筆頭とした海外勢。お芝居過多では?と感じる人もいるかもですが、海外は日本に比べ動きがはっきりしているから。
映画はもとよりドラマのなかでの役者のそれはごくごく自然な仕草。
その「日常的な仕草や空気感、人々の風景」を描くことに忠実だと感じています。
一方、性格や職種、環境にもよるとはいえ、基本的にオーバーアクションをしない日本人。
ところが、なぜドラマになるとアニメレベルの「日常では違和感ありすぎ」お芝居になるのか?海外ドラマを改悪したようなものも多々。
この点において、上手なデフォルメが成功すると良作になるコメディ作品以外、リアリティの追求となると映画=邦画が自然で秀逸。
芸達者で、派手さはないけれど実直で超実力派、実績がしっかりとした俳優さんが多く、作品のメインは彼らで固めているという理由もあり。
好みという大前提のお話とはいえ、個人的にわたしは「映画は違和感なく自然で観ていられる」「ドラマは誇張しすぎてシリアス物になればなるほど観ていられない」人間です。
“逃げ恥”が大盛り上がりしたのは、現実問題を扱いながらもベースがコメディで秀逸だったから
「逃げるは恥だが役に立つ」、通称“逃げ恥”。毎週とっても楽しんで観れたのは、「現実問題を取り上げながらも、さりげなく見やすい仕上げにし、ベースがコメディである」からかな、と。
こんなコメディドラマなら誰もがあたたかい気持ちになれるし、違和感がないからいつのまにか感情移入させられて、ドラマの登場人物たちと一緒になって盛り上がってしまう。
なにより嫌な人がひとりも出てこないというのがいいですよね。
今の世の中、ホッとする時間はたいせつ。久しぶりに「今日は逃げ恥の日だ!」と思春期のようなノリで楽しんでいましたw
あえて言いたい!「逃げ恥ロスになってしまいそう!」との想いで、続編やスペシャルに期待
どうしよう。今夜が最終回ですよ。ささやかながら物を書いてごはんを食べているはしくれとして、“〜ロス”みたいな流行り追求&乗っかるばかりの乱れた言葉は使いたくないわたし。
でも、これはあえて使いたい!「逃げ恥ロスになってしまいそう!」と!
Twitterでも記しましたが、ガッキー演じるみくりちゃん、星野さん演じる平匡さんはもちろん、石田さん=百合ちゃん、大谷さん=風見さんをはじめ、古田さん=沼田さん、藤井さん=日野さんなどすべての人物が本当に心から楽しみ。
続編やスペシャルに期待します。嫌な気分になる番組を無駄に垂れ流しするくらいなら、1クールで区切らずにクール関係なく放映してほしい!
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