リヴァプール、ユルゲン・クロップ新監督誕生!稀代の名将の手厚いサポートを

つい先日からさまざまな憶測が飛び交っていたため、じっと静観していたある話題。ついに正式決定との発表があったので、リスペクトとともにご紹介します。

ついに帰ってきました、あのひとがピッチに。黄色いユニフォームでおなじみのドイツクラブチーム前指揮官。わたしがこの世でもっとも尊敬するサッカー監督のひとりです。

ユルゲン・クロップ。短い休養を経て、現場復帰の道を選択しました。彼が選んだ新たなステージは、イングランド・プレミアリーグの名門、リヴァプールFC。

リヴァプールFC|Wikipedia

自身を「普通の人間。ノーマルワンだよ」と称する稀代の名将ユルゲン・クロップの新たな挑戦のはじまりです。

「普通の人間。ノーマルワンだよ」と言いきる強さは、ユルゲン・クロップが稀代の名将である証

香川の恩師クロップ氏がリバプールの新監督に就任…3年契約結ぶ

クロップ新監督、自身は普通の人間だと強調「“ノーマル・ワン”だね」

リバプールのクロップ新監督、給料はモウリーニョ、ベンゲルに続く3番目

自信満々キャラ、舌戦でも知られるジョゼ・モウリーニョも大好きな監督ではあるけれど、ユルゲン・クロップの「自分は普通の人間だよ」と笑って言える強さを愛しています。

まさに、能ある鷹は爪を隠す。

自分の経験上においても、本物ほど「特別でもすごくもない。普通の人間」と、自虐でもへりくだりでもなくあっけらかんと笑いながら称する人物が多いことから、クロップらしいなとあらためて実感しました。

もちろん決してそれは、愛すべきキャラクターでもあるモウリーニョ監督を下げているわけではなく。

浮かれまくりのリヴァプール!昨日から今日にかけて大いなる期待を隠さずすべてが熱い大騒ぎ

現地時間9日、就任会見が行われ、正式にリヴァプール新指揮官としてユルゲン・クロップが誕生したことを大々的に報じたわけですが、まーリヴァプールとリヴァプール関係者の浮かれっぷりが激しすぎワロタw

サポーターはもちろん、なにより経営陣が浮かれる浮かれる誰もが得意満面に激しく浮かれまくり。

オ・マ・イ・ラ・う・れ・し・い・の・は・わ・か・っ・た・か・ら・落・ち・着・け・い・い・か・ら・ち・ょ・っ・と・落・ち・着・け

いっさいの期待を隠さず「ユルゲン・クロップを迎えられたことを誇りに思う。手厚くサポートしていく」と、力強いバックアップ姿勢を打ち出すほど。

……………その言葉と気持ち、ずっと持続させなくちゃ名門再建なんてできませんからね?きちんと継続しましょうね?ちゃんとわかってますか?(世界中の本音代弁)

リヴァプールはユルゲン・クロップを徹底的にサポートすることが再建への道だと心してほしい

リヴァプールクラス、特にプレミアリーグのクラブチームは、メジャーであるプライドばかりいつしか高くなってしまい、完全に沈没しかかっているにも関わらず同じことの繰り返しをやめません。

困ったもんだわ(白目)と思わされる恒例行事ですが、ユルゲン・クロップを迎えたからには本気でバックアップをつづけ、責任をすべて押しつけすぐ監督を切る無様なマネをやめていただきたい。

結果は一日二日で出るものではなく、ある程度の時間は絶対的に必要。もちろんそこに含まれるのは、監督の理論や情熱を具現化するためのチーム作りや補強策などへの真摯な理解とサポートも。

頼みますよー。ユルゲン・クロップを見殺しにしたら本気で暴動起きるからね?いや、わたしは間違いなく先頭きって起こすからね?(ゼッタイコノヒトヤリカネナイナドトイウツッコミハキコエマセン)

そのとき、ボルシア・ドルトムント公式Twitterのユーモアが最高に粋でクールだった

こうしてリヴァプール監督として新たに就任したユルゲン・クロップを、なんともチャーミングなユーモアで祝福したあるクラブチームの存在が、拍手喝采とともに多方面で取り上げられています。

そう、もちろん、ボルシア・ドルトムント。

訳:わたしたちはその知らせを今日知りました。なんてこった!コップでの、そしてリヴァプールでのユルゲン・クロップの幸運を祈ります。

添付写真はイギリスの著名スポット「Abbey Roadアビー・ロード)」。リヴァプールFCの本拠地、リヴァプール出身のロックバンドビートルズ」が横断歩道を渡る写真をジャケットに使用したことで世界的に有名に。

でも、実は「Abbey Roadアビー・ロード)」自体は、リヴァプールではなくロンドンにある横断歩道。この投稿からわずか1分後、ドルトムント公式さんが即座にこんなフォローを。

訳:ええ、もちろんわたしたちはアビー・ロードがロンドンにあることを知っていますよ。

こんなところにまで気を利かせながら粋な祝福を送ったボルシア・ドルトムントやっぱり最高のクラブだぜ!!!!

ユルゲン・クロップ語録にもにじみ出るように浮かび上がる人間性の愛らしさと豪快さとユニークさ

いろいろと書きつづりたいことはありますが、今日はユルゲン・クロップが記者会見で発した名言や、周囲の人間の「ユルゲン・クロップ評」だけご紹介しておきます。

どうか愛らしい笑顔と、いっさい飾らない人柄と、豪快なジャンピングガッツポーズが、いつまでも曇ることがありませんように。あなたの成功を心から祈っています。

ユルゲン・クロップ新監督就任コメント

新監督に就任した直後のクロップ監督のコメントをご紹介します。

「まずは、リバプールのオーナーと執行役員の皆さんに感謝の言葉を述べたいと思います。私と私のコーチングスタッフを信頼し、このような素晴らしい機会を与えてくれたことに、本当に感謝しています。彼らは非常に明確なヴィジョンを示してくれました。そして、私は彼らの野心と仕事のやり方に非常に共感したのです」

「新しい挑戦を前にして、すごくわくわくしています。今すぐにでも仕事に取りかかりたいし、私が持っているアイデアや私のやり方を、早くこのチームで試したい。このチームには才能のあるタレントが揃っているし、シーズンは長く、これから多くの試合を戦っていかなければならないからね」

「勝つことはもちろん重要だが、どうやって勝つか、そして、どんなフットボールをするかも同様に重要だ。私が信じているフットボール哲学は、エモーショナルで、スピーディーで、力強いものだ。私のチームの選手たちは、フルスロットルでプレイしなければならない。すべての試合で、極限まで力を出し切ってもらうことになる」

「自分自身のメンタリティだけでなく、クラブをも表現するようなフットボール哲学でなければならない。そして、明確な方向性も示す哲学でなければならない。戦術は大事だが、ハートが伴った戦術でなければならない」

「リバプールは、信じられないほど熱狂的なサポーターがいるクラブだ。アンフィールドの雰囲気の素晴らしさは世界的に知られている。私はサポーターの皆さんと良い関係を築いていきたいし、ずっと大切にしたくなるような思い出を一緒にたくさん作っていきたい。サポーターの皆さんとは、お互いに支え合い、力を与え合える関係でいたいと思うし、この挑戦を、皆さんと一緒に歩んでいきたいのです。」

詳細はこちら(英文)。

引用:Liverpool FC on Facebook

ユルゲン・クロップ新監督語録

「私は静かなフットボールは好きではない。私が好きなのは戦うフットボールだ。そして、その『戦うフットボール』のことを、ドイツ語では『イングリッシュ・フットボール』と呼ぶ。雨、濡れて重い芝、顔を泥だらけにしてプレイする選手たち。そんな状況でプレイしたら、疲労しすぎてその後1ヶ月はプレイできなくなってしまうかもしれないね。だが、それが『戦うフットボール』だ。」

「私はクレイジーな選手に好かれるんだ。なぜかはわからないんだけどね。」

「アーセン・ヴェンゲルは、ボールを保持し、パスをつなぐフットボールを好んでいる。それはまるでオーケストラのようなフットボールだ。だが、ヴェンゲルが奏でる曲は静かな曲だ。私が好きなのは、ヘビー・メタルの曲なんだよ。」

「選手時代、私は頭でイメージしている通りにプレイすることができなかった。1部でプレイできるインテリジェンスは持っていたのに、5部でしかプレイできない身体能力だったんだ。それで、結果的には2部でプレイしたんだけどね。」

「植毛したのは事実だよ。カッコいいだろ?」

「マリオ・ゲッツェがバイエルンに行ったのは、グアルディオラが彼をほしがったからだし、彼自身もグアルディオラのもとでグアルディオラのスタイルでプレイしたかったからだ。だけど、私は自分の身長を15cmも縮めることなんてできないし、突然スペイン語を話せるようにもなれないからなあ。」

「私はロックスターにはなれなかった。でも、プレイステーションのカラオケゲームで『カントリー・ロード』を歌ったりはするんだけどね。」

「もし、私が4歳のとき、初めて観たフットボールの試合がバルセロナの試合だったら・・・つまり、初めて観たフットボールがああいう静かなフットボールで、いつも5-0や6-0で勝つような試合だったら、私はフットボールではなくテニスをやっていただろう。」

「監督として初めてレッドカードをもらったときのことを、少し誇らしく思っているんだ。私は第4審判に歩み寄ってこう言ったんだよ。『ここではミスは何回まで許されるんだい? 15回までかい? だったらキミはあと1回しかミスできないね』って。」

引用:Liverpool FC on Facebook

ユルゲン・クロップ新監督就任に対しヨーロッパサッカー界の声

ユルゲン・クロップがリバプールの監督に就任の際に、ヨーロッパサッカー界から聞こえた声をご紹介します。

•ベッケンバウアー
「彼はファンタスティックだ。私が知る中でも最高の監督であり、ボルシア・ドルトムントにとっても非常に重要な存在であった。彼はドルトムントを率い、ワールドクラスのクラブへと押し上げた。もしリバプールが彼とサインするチャンスがあるのであれば、そうするべきであろう。」
「彼はおしゃべりだ。彼のような監督は今世界中を見渡してもそう多くない。リバプールは世界的ビッグクラブの1つであり、よってリバプールとクロップがすばらしいコンビネーションであることは明らかだ。そして何より、彼は勝者である。」

•フンメルス
「彼が素晴らしい監督であることに疑いは無い。人々が「クロップがドルトムントの次に率いるチームはどこだ?」という疑問を抱いたら、リバプールのようなクラブを思い浮かべるのは自然なことだ。」
「彼は食べ、生活し、呼吸し、そして来る日も来る日もフットボールのことについて考えていて、どんなチームにとっても素晴らしい助けとなるだろう。彼の次の冒険の幸運を祈っているよ。」

•オリバー・カーン
「彼個人の成長のためにもイングランドは次のステップとして正しい場所だ。ユルゲンは常に選手のモチベーションを上げるのに長けており、それこそが彼がリバプールで証明しなければならないことだ。」

•ロビー・ファウラー
「私の個人的な見解としてクロップは優れた監督だ。彼とは直接会ったことはないが、ドルトムントと共にドイツで見せたパフォーマンスは目を見張るものがあった。私は彼のパフォーマンスを見るのが好きだよ。」

•ロベルト・レバンドフスキ
「彼はただ選手を買ってくるだけでなく、トップチームで戦えるだけのタレントを持ったアカデミーの選手を見極めることができる。例えばマリオ・ゲッツェは10代の時にユルゲンによってアカデミーから引き上げられ、チャンスを与えられた。数年後、ゲッツェはワールドカップ決勝で決勝点をあげるなど、世界でも有数のベストプレイヤーとして成長した。」
「これはユルゲンが、いつも素晴らしい選手を生みだしていることを示している。たとえすでにトップレベルの選手であっても、彼はその選手をより素晴らしい選手へと成長させるだろう。それが、彼がこれまでにやってきたことだ。」

•ジェイミー・キャラガー
「私はクロップを支持する。今のリバプールをトップ4に引き上げるのは難しい仕事になるだろう。その目標を達成するには、エネルギーを持った、クラブをあるべき姿へと引き戻してくれる誰かが必要であり、その男こそ、ユルゲン・クロップであると私は思う。」

引用:Liverpool FC on Facebook