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はい、良い子のみんなーっ!ボルシア・ドルトムントレポートの時間だよーっ!(ブログを楽しみにしてくれているひとたちの間で勝手に連載化されていたので開き直ってみた。ドヤア!←せんでええ)
「シーズンがはじまると本当に試合多いんだよなあ……」と、フットボール界の多忙さをドルトムントを通してあらためて実感する今日この頃。
ビジネスパーソンはあるイミ当たり前な側面もあるスケジュール。が、サッカー選手の体力消耗度や疲労度はビジネスパーソンとはまったく違うわけで。
明らかに疲れが見えつつあるボルシア・ドルトムント。現地時間27日に行われたダルムシュタット戦、引き分けという結果に。
【映像&ゲキサカ】香川、絶妙パスでゴール演出も終了間際の失点で2戦連続ドロー
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言いたかないけど、そりゃもう多方面から「審判の野郎!(激怒)」という本音が噴出しまくったダルムシュタット戦。
ムヒタリアンすっごいがんばってたのに、効果的な動きガンガン連発してたのに、ヤヌザイもドルトムントチームプレイ発揮して活躍しだしたのに。
な・ん・て・こ・と・し・や・が・ん・だ・よ・オ・マ・イ・ラ・説・教・部・屋・行・き・だ・ぞ(タップリ10ジカンコースデス)
30m走がなんとウサイン・ボルトより速い!ドルトムントが誇る快速フォワード、オーバメヤン
気を取り直し、試合の中でまず「すごいな!」という話題からいきましょう。もちろん主役はこの方、ピエール・エメリク・オーバメヤン!
まずコチラをご参考までに。
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中でも注目してほしいのが「エピソード」。トレーニング中の30m走とはいえ、あのウサイン・ボルトを上回るタイムを出したドルトムントが誇る超快速フォワード。
ともかく陽気!すでに何度もご紹介している通り、数カ国語話せることからコミュニケーションに強いことプラス、潤滑油の役割をも果たすナイスガイ。
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先日も記しましたが、アドナン・ヤヌザイ選手に笑顔が増えたのは、間違いなくオバニャンことオーバメヤン選手のおかげ!
開幕から毎試合ゴールゲットという快挙!香川真司の神業クロスとの相性バツグン
で、そのオバニャン。実は開幕からここまで毎試合ゴールゲットという快挙!これはすごい!
チーム状態に関わらず、淡々と、だけどゴキゲンにゴールを積み重ねていく姿は「とりあえずオーバメヤン目がけてボール入れればなんとかしてくれる」状態。すごすぎ(笑)。
ここにマッチしているのがシンジカガーワこと香川真司。
マンチェスター・ユナイテッドから復帰以降「香川真司は前所属時代と比較してなにが突出したか?」との質問に「クロスの精度」と誰もが口にするほど。
神業クロスに神業ゴール。これが現在のドルトムントの得点パターンのひとつになっています。
笑っちゃうレベルの誤審連発に加えて、疲労がピークを迎えつつあるドルトムント
そんなオバニャンが試合終了間際の失点シーンでこんな姿を見せるほど、チームはやや元気をなくしかけていることは否めません。
今回の試合は、とんでもない誤審連発、「免許剥奪が妥当」と呆れさせた審判に試合を壊されたことも否定できない大きな理由。ホント驚いて心底呆れ返ったくらい。
一番「笑うしかないわw」の最大の見せ場だったのは、目の前で勝手に相手選手同士がぶつかって倒れたのを香川真司のファールにされたシーンでしょうか。どこの国の法律だよ(白目)。
さておき、審判問題はひとまずどかすと、大きな原因のひとつに疲労があり。ともかく誰もが疲れている。
世のビジネスパーソンと同じように、仕事上それを理由に言い訳するわけにはいかない。でも、観ているコチラも疲れているときほど「なおさらキモチわかるわ。疲れてるときって動きが鈍くなる」と理解できるほど。
なんだろうこれ。どうしたらいいだろうこれ。
とりあえず航空機チャーターして24時間闘えるリゲインで1機分埋め尽くしてドイツに送り届けるか(現実的なんだか非現実的なんだか考え込みたくなる提案せんでええ)。
ケガから復帰したエース、マルコ・ロイスの不調はロイスがエースであることの証明
そして、もうひとつの理由。ケガから復帰したエース、マルコ・ロイスの不調。
これは彼を責める、ともかく早く調子が戻るのをガッツリ期待する、というイミではない大前提で。
やっぱりドルトムントのエースはマルコ・ロイスなんだよな、と。チーム全体の好不調に影響する選手というのがどこのチームにも何人かいて、間違いなくマーコちゃんはその筆頭。だからこそ「エース」。
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特に「ファンタスティック4」と現地ドイツ紙に命名されたロイス・オーバメヤン・ムヒタリアン・香川の内、オーバメヤンを除いてどちらかというと繊細なタイプ(オバニャンが繊細さ皆無というイミではなく!笑)。
メンタルを理由にしたがらないシンジカガーワ含めて、通常のわたしたちのビジネスシーン同様、そうしたことを誰もが表向きの理由にはいっさいしません。
でも、それは弱点や短所では決してなく、ひとつの魅力的な個性の大きな傾向としてあるかな、と感じます。
「オレはマルコ・ロイスだ」でいい、それがいつしか再び好調の波を思い出す
客観的に観戦していると、マーコちゃんはケガ明けということもあり、それまでの絶好調だった自身をちょっと見失っている感がしないでもありません。
「自分ってどんなだったっけかな?あれ?おかしいな?」と、ブレではなくちょっとした揺れ。
でも、大丈夫。「オレはマルコ・ロイスだ」でいいんですよ。
もともとのベースが素晴らしいかつ絶好調だった人間は、ケガを負おうが不調になろうがなにひとつ変わっていないし、誰にもそれを変えることなんてできないんだから。
フットボーラーという生き物は個人差はあれども誰もが繊細です。だからこそ、ちょっとしたリズムが崩れることはどの選手にもあります。
いつものいたずらっ子みたいな笑顔浮かべて元気にサッカーしていればいい。「あ、オレやっぱりマルコ・ロイスだった」と思い出すキレッキレのプレイが戻ってくるから。
だってマルコ・ロイスなんだからさ(笑)。
それをみんなでゆっくり見守りましょうぜ。焦りだけは禁物。本人も、サポーターも、もちろんメディアもね。
疲労困憊状態のディフェンス陣、チーム全体と同じく「焦る必要なし」と実感
疲労というところに話を戻すと、実はディフェンス陣が疲労困憊。
フンメルスキャプテンを筆頭に「待て待て、ドルトムントのディフェンス陣はもしかしてスタメンの中で一番出ずっぱりの連勤状態じゃない?(白目)」。
オフェンス陣に比べて、ディフェンス陣はどこのチームもわりとメンバー固定される傾向とはいうものの、試合終了間際のセットプレーからの失点は不得意パターン以前に疲労困憊が大きいのでは?と思わされるほど。
これ、チームが連勝状態のときはランナーズハイみたいなもので、そのままガーッと走っていけるものなんでしょうね。それがフッと途切れた錯覚に陥ると、リズムの取り方をど忘れしてしまう、というか。
でも、やっぱりマーコちゃんの状態同様、ディフェンス陣中心にチーム全体としても「焦る必要なし」と感じています。まずなにより、ここまで一度も「負けていない」。
90分目の失点が、それまでの89分間に対する評価をネガティブなものに変えてしまわないように気をつけなければいけない。
それこそトゥヘル博士の力強い姿勢が「チームを導いている」「ともに闘っている」と、指揮官の負けん気と冷静さと戦略巧者であることを信じて一丸となってほしい。
ドルトムントは強い。間違いなく強い。「今までできていたことがいきなりできなくなる」なんてことはない。大丈夫。前向いて一致団結してがんばってほしいです。
がんばれドルトムント!!!!