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なにを隠そう(いや当人はまったく隠してきていないのですが)うちの父は壇蜜さんの大ファンです。
OFFICIAL SITE:壇蜜(FITONE OFFICIAL WEB)
OFFICIAL BLOG:壇蜜「黒髪の白拍子」
テレビ番組は欠かさずチェックし、書籍やDVDも購入し、ラジオはすべて録音する「御年79歳の最後の夢」とも呼べる存在。
「男っていくつになっても男なのね」としげしげと眺めていたわけですが、24日(金)、目白にある「ホテル椿山荘東京」で行われたディナーショーにまで申し込むほど熱が加速!
OFFICIAL SITE:ホテル椿山荘東京
人生初ディナーショー参加!生壇蜜嬢はテレビで観るより小柄でスマートでお美しや!
ということで、人生初のディナーショー参加の両親と、同じく人生初のディナーショー参加のわたしsacchi。なんとわたしまでご相伴に預かって参りました。
初めて生でお目にかかる壇蜜嬢はお美しい方でした。テレビで観るより小柄でスマート!いや、本当にお世辞抜きでお綺麗でした。
「ああ、でもあの中には『ダイナマイトなボディ』が隠れているのね」などとワクワクするアラフォー女。決してそちらの趣味はありません。ただ単に純粋にステキな女性が好きなだけです(この発言が勘違いを生む)。
ファン層は、やはりというか父と同じように男性が多い。50代以上の殿方が目立ちました。久米宏さんや田原総一朗さんたちもベタボレの理由がわかる結果だな(笑)。
ただ、意外なほどに女性ファンもすごく多かった。同じく50代以上比率が高く、ちょうど男女半々くらい。
ディナーはフランス料理フルコース!壇蜜嬢をイメージしたかの味わいの良さ
当日の構成は、18:30受付/19:00ディナー/20:15ショー。
ディナーショーって「食事しながらショーを観る」じゃないんですね。先に全部コース料理をいただいてから、でした。
初めてだから知らなかった、なるほどね。もしかすると歌手の方のディナーショーだと違うのかな?
ショーの最中は写真撮影などが禁止だったので、当日のコース料理の写真を。
オードブル・ヴァリエ チキンと十五穀米のプレッセ・スモークサーモントラウト・白身魚のエスカベッシュ
冷製パンプキンのクリームスープ 浅葱の香り
スズキと帆立貝のポワレ ヴィエルジュソース
牛フィレ肉のステーキ 温野菜添え レフォールソース
香り高い薔薇のムース フルーツ添え 黒蜜ソース
コーヒー又は紅茶 パン
壇蜜さんは本当に美しかった!が、芸能人ディナーショーのサービスの在り方にふとした疑問が
感想は「壇蜜さんは本当に美しくお話も楽しかった」。
しかーし、こういうショーに足を運ぶことは「自分が大ファンのアーティストなどが開催しても、ない」という人間だけに、よりニュートラルで客観的な視点で見れたところがあります。
わたしの場合、そのお金があったらサッカー観戦か自分で旅行や美味しいもの食べに行くタイプ。選手とのファンイベントではなくあくまで観戦。
で、そのニュートラル客観視点で見えたものが「ディナーショーって開催アーティスト側がやたらと儲かる仕組み?」。
手ぬぐい・サイン入り書籍・手形入りサイン色紙が当たるプレゼント抽選会などでの当選者(壇上で壇蜜さんとの握手やハグ付き)は300名強参加の内わずか12名。お土産は生写真一枚。で、17,000円なり。
なんというか「お、おう……」。
湯水のごとく金をつぎ込んでも惜しくない熱狂的ファンの方々は「安い」のだろうけれど、「も、もうちょっとなにかサービスあっても良くない?」という若干の本音も。
日本のアーティストも海外アーティストを見習い、真剣に「費用対効果」を考えていくべき時代
壇蜜さんの出演番組内の俳句コーナー出張版があったのだけれど、そのコーナーを設けるのであれば「各テーブルをまわって全員と握手」とか。
どうも冷静に「いかに顧客に還元できるか?良い仕事ができるか?」という目線で見るところがあって、高額を取るだけのサービスがディナーショーには存在しないんだな、と。
でも、今後変わっていかないといけない段階かもしれませんね。海外アーティストに比べてイミを成さない禁止事項も多いし。
日本と海外のアーティストライブで単純比較するとよくわかるかと。もちろん「海外がすべて良い。すぐれている」というわけではいっさいない、という大前提のお話として。
よく芸能人はホストやキャバ嬢にたとえられますが、「気持ち良く金を使わせること」にばかり邁進してしまうと、費用対効果が期待できないことから客離れの結果になるかなと感じました。
ただ、壇蜜さんはファン想いで有名な方らしく、きめ細やかな心配りをされてらっしゃいました。ウワサ通り「ものすごい庶民派」エピソードもおもしろかった(笑)。
ホスト・キャバ嬢芸能人とはいえないタイプの方々はプロモーターや企画サイドの問題かもしれませんね。
海外アーティストを見習うとは「立場を活かした社会貢献」「業界・ファンへの還元」
ひいき目なしに、こうした芸能分野のシステムや在り方と比較すると、現役サッカー選手たちのサービス精神が際立つな、と感じてしまったり。
https://blueazure.jp/sacchi/sports/fifa-football-soccer-japan-national-team-keisuke-honda-italy-acmilan/6907/
アスリートでも「ファンサービスなんて知ったこっちゃない。高額取っても還元してやってるだろ(ドヤア)」という感覚が透けて見える方々もはっきりといますがね(笑)。
https://blueazure.jp/sacchi/sports/mlb-npb-hiroki-kuroda-nyy-hiroshima-carp-baseball-10/8464/
https://blueazure.jp/sacchi/sports/sacchi-n-mind-share-fifa-football-soccer-japan-national-team-baseball-npb-mlb/8572/
https://blueazure.jp/sacchi/sports/football-keisuke-honda-acmilan/11599/
でも、結果的に確実にひとは離れているし、総合評価は圧倒的に低い。
もちろん、大人数を相手にする人間に「特別にサービスしろよ!」というあほファンもどき連中は大っ嫌いですが(一般社会のサービス業に対してのクレーマーもそう。勘違いすんなモンペアども・笑)。
ただ、そろそろ集金システムを開催している方々は本気できちんと見直すべき時期。
「自分のことばかり考えていないで立場を活かして積極的に社会貢献しよう。お世話になった業界とファンにきちんと還元しよう。これ以上ダラダラ甘えちゃいけません」と。
それをやらない限り、総合評価は下がる一方で、必死に人気者演出しても「砂上の楼閣」に過ぎない。