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毎年、春になると東京の桜の開花宣言のために、気象庁の担当者が足しげく通う名所といえば「靖国神社」(正式名称は「靖國神社」)。
東京エリアの開花の基準となる標本木があり、「靖国が咲いたら東京は桜開花」でおなじみです!
“靖国の桜”は英霊の誇りの象徴!靖国神社
1869年6月、明治天皇の思し召しによって建てられた招魂社がはじまりと伝えられている「靖国神社/靖國神社」。
近代的統一国家として大きく生まれ変わる明治維新の過程にあった当時、開国派と鎖国派の対立の激化や、明治維新に伴う戊辰戦争が勃発し、近代国家建設に尽力した多くの命が失われる結果に。
そこで徳川幕府から政権を返上された明治天皇により、国家のために命を捧げた御霊を慰め、その事績を後世に伝えることを目的に招魂社を創建。1879年6月には社号が現在の「靖国神社」に改められました。
明治天皇が命名された「靖国」(正式名「靖國」)の社号は、「国を靖(安)んずる」という意を持ち、「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」との願いが込められています。
祀られている神霊は、その数246万6千余柱。先述の戊辰戦争などの犠牲者のみならず、坂本龍馬・吉田松陰・高杉晋作・橋本左内といった幕末の志士や、日清・日露戦争、満洲・支那事変、第一次・第二次世界大戦などに際し命を捧げた人々まで。
軍人だけでなく、救護活動で活躍した従軍看護婦や女学生、軍需工場で亡くなった学徒、第二次世界大戦終結時に戦争犯罪人として処刑された人々など、軍属・文官・民間も数多く含まれ、身分や勲功、男女の区別なく、平等に祀られていることが大きな特徴です。
そんな英霊たちにとって誇りの象徴でもあったのが「靖国神社/靖國神社」の桜。招魂社として創建された翌年に初めて植えられたものからはじまっており、以来、桜の名所としても愛されています。
冒頭で触れた、気象庁が指定した東京の桜の標本木があることも「靖国神社/靖國神社」ならでは。能楽堂周辺を中心に境内を彩る桜を目当てに、シーズンに入ると参拝客が増えることでも知られています。
今回の使用カメラ/Nikon COOLPIX P330
今回の「靖国神社/靖國神社」の写真も、ニコンのコンパクトデジカメ「Nikon COOLPIX P330」で撮影しています!
仕事でもプライベートでも大活躍してくれる「Nikon COOLPIX P330」。「コンデジでこのクオリティよ……」と撮影しながら惚れ惚れするわたしあるあるw
スマホは確かに手軽。とはいえ、ブログやSNSで写真全盛時代に入り、徐々に画像のクオリティが差を決定づけると言われているからこそ、コンデジを使ってほしいなあ……と。
なぜなら写真の質が違うからです!
「一眼レフは躊躇してしまう」「記念撮影やネット用に撮れればOK」のライトユーザーでも、スマホレベルの使い勝手のよさで上質な仕上がりを叶えてくれるコンデジは、手にしないのが損!
構えることなく綺麗な写真を撮る楽しさを教えてくれますよー。
桜フォトギャラリー〈靖国神社/靖國神社〉
凛として咲き誇る「靖国神社/靖國神社」の桜模様をお楽しみあれ!
INFORMATION〈靖国神社/靖國神社〉
靖国神社/靖國神社
- 住所:東京都千代田区九段北3-1-1
- TEL:03-3261-8326
- 拝観時間:6:00〜18:00(3月〜10月)・6:00〜17:00(1・2・11・12月)
- 定休日:年中無休
- 例年の見頃時期:3月下旬〜4月上旬
- WEB:靖国神社公式サイト
※最新の情報ではない可能性があります。必ず事前に公式サイトなどでご確認の上、ご利用ください。