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ここしばらく「内田篤人内田篤人」と呪文のように連呼され、すっかり内田ニュースブログにされかかっている我がブログ。
「続いたし別の話題を」とあえて内田話題から離れていたのですが、先日、ネタが投入……あ、いやいや……爆弾が投下……あ、いやいやいや……「さすが内田篤人(白目)」という写真がアップされまして。
ちょっと天然なウッチーらしい(計算でやるタイプじゃない。あざとい人間は自分がつねに計算しているからその視点でしか判断できないだけ・笑)ある写真をご紹介します。
チームメイトのユリアン・ドラクスラーに宛てた内田篤人レターがユリアンにより全世界に公開されていた
……………なんだこの愛らしさはおい(白目)。
ハートつけてるんですけど、このひと。もう一度書いてもいいですか?ハートつけてるんですけど、このひと。
……さすがだわ内田篤子……あ、いやいや……内田篤人……。
愛情たっぷりの内田お手製レターを送られた相手は、ユリアン・ドラクスラー。ウッチーの仲良しでシャルケの生え抜き選手です。コチラをご参考までに。
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媚びない。だけどチャーミング。「癒やしキャラのひとたらし」はなかなかお目にかかれないバランス
内田篤人というひとは本当におもしろいひとだなあ、と。派手なおもしろさじゃないというか、奇をてらった質じゃない。
一見するとそっけないほどでもあって。媚びない。それがいい。スルメのようにじわじわと味が染みてくる感じ(笑)。
内田篤人をそこまで好きじゃないひとは、媚びないスタンスが物足りないのかなとも思います。予定調和というか、飼い犬がなんでも従順になつくようなタイプじゃないから。
意志が強くはっきりとしていて、考え方や接し方はどちらかといえばシニカル。
だけど、やたらとチャーミング。ひとの懐に入るのが上手な「癒やしキャラのひとたらし」。
それはやっぱり、「媚びる」じゃない。
シニカル気取ったそれではなく、しっかりと育ってきた人間特有の「自分の意志をきちんと持つこと・伝えること」と同時に「ひとと接すること」ができているんだなーと。インタビューやエピソードを見るにつけ感じています。
こんなバランスの人間は滅多にお目にかかれないほど。計算している人間には一生到達できない領域です。
ディフェンスの選手としてのブレないスタンスが良質のファンを育む結果に
内田篤人ファンの中でも厄介な類い=妄想恋愛系暴走系に本人は張り付かれているみたいですが(さすがに気の毒)。
わたしが知る限り「女性人気が高いアスリート」の中では「マナーが良く無駄に騒がず、内田篤人のみならず周りの選手や関係者、サッカーそのもの含め応援しているひとが多い」という印象が強いです。人間的にカワイイしセンスが良い。
なぜかなー?と考えてみたら、内田篤人のパーソナリティも理由として大きいのですが「ポジションが関係する」と思いいたりました。
ディフェンス、ましてやサイドバックはチームの中で生命線を担うほど重要な仕事を担っているにも関わらず、なかなか正当に評価されにくい地味なポジション。
実際、プレイヤーとしての内田篤人は過小評価されていると感じています。
今年のバロンドールをマヌエル・ノイアーが受賞できなかったことにも表れているかと。
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ワールドカップや所属チームでの大活躍がありながらも受賞を逃したことで、守備選手のファンは誰もがはっきりと落胆したほど。
それくらい「派手でつねに注目を浴びる攻撃ポジション」に比べ「たった1点の失点でも低く見られがちな過酷さのわりに地味な守備ポジション」は、同じ土俵で比べるには不公平感が強い。
だけど内田篤人のなにが素晴らしいか?の本当の理由はここにあります。
「FWは花、DFは土。FWが目立てばいい。自分は地味でいいしDFが目立つようだと良い試合ではない」
こうした主旨のスタンスで、ひょうひょうとクールな表情を浮かべながらも毎試合熱いプレイで愚直に仕事を全うし続けているということ。
スルメのような味わい深い内田篤人は最強レベルの「ひとたらし」
正直、タレントみたいにチヤホヤされる「ウッチー♡」にはまったく興味はありませんが(笑)、フットボールの分野で自分なりの素の感情と表情を見せる内田篤人がカッコイイと思っています。
殿様のようにチヤホヤされないポジションと、自分のポジションを理解しながら仕事に邁進するブレない姿勢。加えて裸の殿様状態で周囲に悪影響を与える言動を振りまかないパーソナリティ。
だからこそ、ファンも「内田篤人が良ければそれでいい」「内田篤人だけ応援してあとはどうでもいい」みたいな勘違いがないんじゃないかと。
やっぱり本人の資質によるんで、周囲にどういう人間が集うかは。
スルメのような味わい深い内田篤人。もちろん、最高の褒め言葉!