おしゃれ感を出す“ノマド”の響きに拒否反応を示すフリーランスライターの独り言

ノマド」という言葉が世に登場以来、「組織に縛られずおしゃれでスマートに仕事して結果出しちゃってるオレ・あたし(ドヤア)」的ノリがはびこる昨今、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

わたし?聞きます?この前フリからの間違いなくいつもの展開が読めているだろうお約束のこの流れであえて聞きます?

そんな斜め上から「最先端気取っちゃってるオレ・あたし(ドヤア)」なツラ晒しピノキオ鼻伸ばす連中まとめて蹴り飛ばしてやりたいわたしが通りますよっと(せんでええ)。

NOT「ノマド♡」
YES!「外で仕事

中身スッカスカな気取ったノリ無理無理!ノマドじゃなく仕事!本気で仕事するならそんなノリ足枷なだけ!必要ない!いらん!(冒頭から本音をダダ漏れさせるのはやめてください)

絶対に陥るべからず!“おしゃれな自分”に酔っ払っちゃっているウェイウェイ状態

なんだかその「おしゃれな自分に酔っ払っちゃって、同類で集まって意識高く語りあい褒めあいながら、こんなオレら・あたしらイケてるウェイウェイ”」みたいなそれ。そのノリ。

いやあ、無理(真顔)。仕事って本気でやればやるほどその枠じゃ絶対におさまらないから。そんなに軽くない。その言葉を吐く暇もないほど、泥だらけになりながら必死で走りつづけるもの。

ついでにいうなら、そんな意識高い系な人とのつながりなんて、「ノマド」という言葉同様、足枷になるだけだからいらない。不要。御免こうむるで候!(勘定奉行みたいなノリはやめてください)

職人の父に育てられたおかげか、「実が伴ってこそ意味がある」に意義を見出す人間。むしろ「酔っ払って大事なことを見失うのが一番嫌だから、あえて流行り言葉を使わない」ことを徹底しています。



フリーランスという言葉すら極力避けている、自営業のシンプルでささやかな覚悟

NOT「フリーランス♡」
YES!「自営業

実は「フリーランス」という言葉を使うことも極力避けています。そんなおしゃれなもんじゃないわ。その響きに酔っ払うわけにはいかない」と自分なりに決めているから。

おしゃれにこだわる人が今の世の中多いだろう中で、「上っ面に惑わされるなんて願い下げ」な強い意志は昔から変わりません。だからこそ、結果的に父と同じ自営業の道を歩むことになったのだろう、と。

仕事をやっている錯覚、結果を出している錯覚に陥らない」ための覚悟。「企業勤務時代以上に、上っ面なものをすべて排除し、実直に地に足を着けて生きなくちゃダメだ」のシンプルさ。

それが、自営業として出発したとき、周囲はもとより自分自身も裏切らないために決めたことです。「ノマド」だ「フリーランス」だ流されていたら、どんな人間でもいつかは必ずダメになると感じたから。

うまくいっているときはいいけれど、逆境時にその風潮に慣らされていたら絶対に乗り切れない。現実はそんなに甘いものじゃない。事実、ここまでわたしが生きてこれたのは、甘さと一線を引いてきたからこそ。

間違いなく幼少期からの経験も活きています。わたしは「わかりやすい言葉」で「あえて言うなら徹底的にダサく」がモットーです。

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遊牧民なノマドどころか、未知なる生物ハイパーボヘミアンまで出てきてワロタ

その考えは変わらないといえど、念のため、あらためて「ノマド」とやらがどんな意味をもつかを調べてみました。こちらです。

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遊・牧・民・か・よ

そうか、ノマドワーカーの人たちはモンゴルの人間なんだな。納得(どこらへんに納得したのか自分自身を小一時間ほど問い詰めたい)。

読んでみた限りでは、言葉の響きや意味合いとして「スキルをもつ人間のみに許された、スマートで自由な生き方」なイメージです。でも、知る限りでは現実はかなり違うかな、と。

こんな記事も見つけました。

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ハイパーボヘミアン」って、もうその生物一体なんなんだよ(真顔)。どうしよう、新種の珍獣発見気分です。捕獲するために世界中を旅するべきかしら(ワクワクしながら計画せんでええ)。



やっぱり変わらない、「わかりやすい言葉」で「あえて言うなら徹底的にダサく」

申し訳ないけれど、わたしの中ではやっぱり「ノ・マ・ドwww」です。

調べれば調べるほど「絶対にわたしには無理。このノリに流されてなんてやるもんか。というより、この性格の人間が流されるなんて一生ありえない」という自分に笑いが漏れてくるほど。

自営業としては挫折しない性格だけれど、ノマドには一日もたず「無理!」と高らかに宣言する自信あり(笑)。

つくづく実感しました。「わたしは職人の親に育てられてよかった」と。やっぱり仕事は良い意味で「あえて言うなら徹底的にダサく」なくちゃつづけられない。ダサくなくちゃカッコよくない。

この真意に同意してくださる方は、間違いなく話が合うはずだ!後楽園でボクと握手!(どうやってオチをつけようか一瞬考えた結果がこれってやっぱり自分自身を小一時間ほど問い詰めたい)