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2月7日(土)のドイツブンデスリーガ・フライブルク戦で「らしい」「良さが戻ってきた」という試合運びで見事勝利したドルトムント。
そのことをエントリーで「全員で前を向き、全員でハードワークを行い、全員で走りきり、全員でゴールを目指す“ドルトムントらしい”良い試合だったことがなにより素晴らしい朗報」と記しました。
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これこそまさに「ボルシア・ドルトムント」のスタイル。
そのヒミツは、2008年に着任し、今やビッグクラブの重鎮も恐れる名将ユルゲン・クロップによる「ゲーゲンプレッシング」。
オシャレでカッコイイ響きでしょ?女子的には意中の彼がサッカー好きなら「なんかカッコイイ!それってなあに?」と話題のきっかけにしてほしいイケてる戦術(笑)。
さて、このゲーゲンプレッシングって一体なんでしょう?
「攻撃と守備の切り替え時のプレスをかける手法」とも呼ばれている「ゲーゲンプレッシング」
カンタンにざっくり言うと「自チームで保持していたボールを奪われた瞬間に相手チームに全体でかけるプレス」のこと。
ディフェンス(守備)システムとも見えるけれど……「攻撃と守備の切り替え時のプレスをかける」といえます。
わたしもそんな戦術論の細かい、いわゆる男性解説者やファンのお得意分野は説明しきれないので、戦術的なことに関しては専門家の解説が見たいなーということで探してみました。
ドルトムントサイドの育成インタビューを交えた記事などもあり必見です。
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名将として世界的地位を確立したユルゲン・クロップとゲーゲンプレッシングの体現者である香川真司
記事を見ていただければおわかりなように、ドルトムントはこのシステムがうまく機能し、あのレアル・マドリードをボコボコに打ち負かしている実績もあり。
こうした多くの経験値も含め、指揮官ユルゲン・クロップは現代サッカーの名将として世界的な地位を確立したといわれています。
そしてこのゲーゲンプレッシングの美しい体現者が香川真司。
当時のマンチェスター・ユナイテッド率いるサー・ファーガソンが白羽の矢を立てた理由は、未来を見据えたサッカーをしているから。
ゲーゲンプレッシング復活&FWマルコ・ロイスの男気あふれる契約延長
現状のドルトムントになぜサポーター含めてやきもきしていたか?
ドルトムント名物の素早いプレスや攻撃スタイル、いわゆる「全員で前を向き、全員でハードワークを行い、全員で走りきり、全員でゴールを目指す」流れるような美しい試合運びがなかなかうまくいっていなかったため。
欧州専門家解説の多くを占める分析を柔らかくいうと、ケガ人続出や、新たに移籍してきた選手たち(香川選手ではなく。彼は復帰組)のかなり自己中さんなプレイもありチームの大事な歯車を失ってしまっていた、と。
そこでフライブルク戦ではチームプレイに徹するメンバーが再び先発に名を連ねることに。
これが大命中!
7日(土)フライブルク戦での特に3点目。涙が出るほど美しい波状攻撃による得点は「これぞドルトムント!」の素晴らしいスタイル復活!
この際、自身が得点者なわけではないのに(シャヒン⇒ブワシュチコフスキ⇒ロイス⇒香川⇒オーバメヤンがゴール)得点が決まった瞬間、爆発的に喜びを表していたマルコ・ロイスが契約延長を発表するなどドルトムントは再び歓喜のニュースで溢れかえるようになりました。
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逆襲の狼煙をあげるドルトムントの勝負はまだ終わっちゃいない
最初のリンクでご紹介した育成上手のドルトムント、そしてユルゲン・クロップからうかがえるのは、広島東洋カープと黒田博樹の関係性に等しいもの。
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いずれも双方の人間性と育成上手で地盤が強いチーム力、どんなときでも見守りサポートし続ける力強いファンの存在など総合力により実現した奇跡の復帰・残留劇。
(マーコちゃんに関しては自身の不調などもチーム低迷の原因になった責任を感じてとの声もありますが、そこで男気表明するあたりカッコイイ!)
ユルゲン・クロップとドルトムントの逆襲。個人的にとても楽しみにしています。闘いぶりが蘇ってきたことを反撃の狼煙にしてほしいところ。
ドルトムントは終わっちゃいない。ユルゲン・クロップの手腕とドルトムントにご注目あれ!