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ユーロ2020でドイツ代表が敗退したもののこれからアーカイブで全試合視聴とドイツ戦は4、5回リピ確定で今年いっぱいユーロ漬けじゃね?な大満喫ぶりの田中です、どーもこんにちは。
いやーもうユーロ最高!熱戦しびれる!もうずっと試合続いてもいい!
などと選手疲労困憊屍累々の世界を望むかのうっかり発言をしたくなるほど、ユーロ2020が面白すぎて他の娯楽がすべてふっ飛びました。が、その友好的コミュニケーションの輪に物騒な問題が……。
フランス代表のデンベレとグリーズマンが日本人差別……だ……と……………??
現在、世界中で大騒動に発展しているこの問題ですが、今回は緊急特集!
ユーロ2020|フランス代表デンベレ・グリーズマンの日本人差別問題は、果たして翻訳の誤解だけなのか?をお届けします!
この記事はこんな人におすすめ
- ヨーロッパサッカーが好きな人
- デンベレとグリーズマンの日本人差別に怒っている人
- フランスの根深い差別問題について知りたい人
- 国際社会でのタブーや振る舞いについて興味がある人
サッカーダイジェストWeb|デンベレ&グリエーズマンが日本人を差別?
画像出典:サッカーダイジェストWeb
まず最初に、今回のデンベレとグリーズマンによる日本人差別問題の概要が理解できるように、ざっくりとまとめてあるニュース記事を引用する形で掲載しておきます。
フランス代表であり、ラ・リーガのバルセロナに所属するウスマンヌ・デンベレと、アントワーヌ・グリエーズマンのある動画がネット上に流出し、物議を呼んでいる。
該当の動画は、英紙『Daily Star』によれば、2019年にバルセロナがプレシーズンツアーで来日した際に撮影され、アプリ『snapchat』で公開されたものであるという。
ホテルに滞在しているふたりが、部屋でゲームのプロ・エボリューション・サッカー(日本名『ウイニングイレブン』)をプレーするために、セッティングを待っている間の出来事のようだ。
同紙は、日本人のスタッフ3名が機器セッティングを行なっている様子を見守っていたデンベレがカメラを回し、グリエーズマンをズーム。「この醜い顔たちは、PESをプレイするためだけに、恥ずかしくないのだろうか」とコメントし、これを聞いた本人と同席していたスタッフは笑っているように見えるとしている。
さらに、デンベレは続けて日本人スタッフ2名をそれぞれズームし、彼らの会話を聴いて笑いながら、「どんな後進国の言語なんだ」「君たちは技術的に進んでいるのか、いないのか。国としては発展しているはずだよな?」と笑いながらつぶやいているとしている。
この動画は7月2日にネット上で公開され、広く拡散されている。英紙『Daily Star』はバルセロナおよび、フランス・サッカー連盟にこの件についてのコメントを求めており、現時点での回答はないようだ。
デンベレ&グリエーズマンが日本人を差別?流出した来日時の動画が物議「なんて言語だ」|サッカーダイジェストWeb
デンベレ・グリーズマン、日本人差別問題|翻訳による誤解の可能性
画像出典:ゲキサカ
当初、デンベレとグリーズマンが「差別をやらかした」と耳にし、「試合中にヒートアップして暴言吐いたのかな?」「また馬鹿のひとつ覚えのつり目ポーズでもしたとか?」と思いつつ、蓋を開けてみたら……。
今どきなかなかお目にかかれないレベルの人種差別発言と行動に正直驚きました。
いやはや……これ、わざわざやる?動画撮る?どんだけ浅はかなの?国際社会で生きて行く気ないの?そんなに死にたいの?(人はそれを正直すぎる本音と呼ぶ)
というあふれんばかりの本音はあるとしても……念のため、彼らを擁護するわけではありませんが、いくらか誤解を含んでいる側面から解説しておきます。
フランス人の友人知人(ネイティブ)による翻訳、およびネット上で指摘している識者の評を広範囲にわたって確認し、客観的に判断した現段階での解釈を記載しますね。
「醜い顔」(日本人)ではなく「汚いツラ」(自分たち)
デンベレの問題発言
- この醜い顔たちは、PESをプレイするためだけに、恥ずかしくないのだろうか
上記がもっとも聞きとりにくく議論が起こっている部分。実はここを「“汚いツラ”と発言している」と指摘する向きが多いんですね。
「汚いツラが集まって、そこまでしてゲームをしたいのか、恥ずかしくないのか」、この言動に対しグリーズマンが笑う、との発言だろうという論評が起こっています。
つまり、「醜い顔」と日本人を嘲笑したのではなく、「汚いツラ」と自分たちを笑ったというのがひとつの説です。「遠征先のホテルの部屋にわざわざ集まって、ホテルスタッフにゲーム機の接続をお願いしてまでゲームやりたいのか俺らはw」みたいな意味合いですね。
デンベレ、まさかのサンドウィッチマン富澤化
デンベレの問題発言
- どんな後進国の言語なんだ
上記は第一報を報じた香港発の日刊英字新聞『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』による翻訳(同紙ではサッカーダイジェストWebが掲載した「言語」ではなく「言葉」との表現だったよう)。
この部分は「くそったれ!この言語」のような意味合いで放ったと指摘するフランス人や専門家が少なくありません。
どういうことかというと、目の前の日本人スタッフ同士のやりとりが「何言ってんのか俺にはさっぱりわからん」の苛立ちまじり?面白半分?で……。
「ちょっと何言ってるかわからない」(一体どこの富澤なんだデンベレよ)
冗談さておき、う〜〜ん……それほど褒められた言動でもないですね……。
言い逃れができない余計すぎる発言
デンベレの問題発言
- お前らの国は技術的に進んでいるのか、いないのか
これは誰もが「間違いなく言っている」と指摘しています。
こういうちょいちょいいらん発言や自分たちで勝手に自爆する言動・行動が多すぎるんだよデンベレもグリーズマンも!!
補足1:フランス在住・フランス傾倒の日本人ほど信用に足りないものはない
画像出典:東洋経済オンライン
補足として……標題そのものです。
世の中の各所に「フランスに在住、もしくは傾倒している日本人の言うことほどあてにならないものはない=やつらはいっさい使えない」との痛烈な皮肉が存在するほど。
これ、「あー!わかる!」とうなずく日本人が圧倒的に多い事実に笑ってしまう“あるある話”ですが……苦笑。
世界一の差別大国の側面をもつフランスに住んでいたり、「フランスに住んでみたい!」と強く傾倒する日本人の残念な傾向なのですよね。
お察しのとおり、フランスかぶれが過ぎて、自身も名誉白人()の仲間だと勘違いし、他人を上から見下して侮蔑したり、表向きは穏やかな良い人を演じながら他人との関係を上下か身分か富でしか判断できない幼稚性が否めないということ。
日本人のフランス在住者やフランスフェチ、フランス人のパートナーをもつ特に女性ほど、定期的に世界中でフランスの悪質性が批判されると「自分が否定された!」とばかりに相手を悪に仕立てあげてでも庇おうとする妄信さも厄介です。
一言で言っちゃえばガチめんどくせえ連中(一言でぶっちゃけすぎだろうわたしよ)。
補足2:鈍感や無知を正す前に国際社会の厳しさを徹底して教えるべし
たとえば、Yahooニュースでこの問題に目を通した友人知人が教えてくれた、フランス・パリ在住のYahooニュースオーサー今井佐緒里さんという方の編集者・仏英語翻訳者としての解釈。
個人的に大筋で同意なのですが、「一般論ですが、黒人は日本に好意的です。差別と騒ぐより、若者の鈍感や無知を正すほうが適している出来事だと思います」。
これ、わたしにとって、「典型的な文系脳の解釈でもある」と指摘できる側面も否めず……。編集者・ディレクター(紙媒体・WEB媒体問わず)の“あるある”ともいえるというか。
彼らの言葉ややりとりは、営業・マーケティングプランナーなど営業領域出身(現在でもなぜかバリバリ現役どういうことw)のわたしに言わせたら、「相手にどう受けとめられるか?」が希薄なんですよ。
シビアなシーンでの対人折衝業務(予算・実績=数字が自分の仕事のすべてに関わってくる実力至上主義の業務に限る)の未経験者あるある、と言い換えるとわかりやすいかもしれませんね。
とにかく一事が万事、言葉のチョイスが残念で無駄に偉そうw
ディレクター(ドヤア)業務を学ぶ前に、プラスに発展させるコミュニケーション術を学習したらいいのに……というのが偽らざる本音だったりして……(といっても、これは才能がない人は教えられても備わるものではない部分は否めず……)。
「言い方w」「偉そうな態度w」と言い返してやりたいと苦笑されている編集者・ディレクターですが、わたしの場合は10数年の付き合いのある全メインクライアントと、その直紹介の取引先には見事に1人もいない事実が物語っているなあと実感しています。
著名人を中心としたSNSでのなんちゃってお遊びマウント投稿やエアリプ合戦にいっさい左右されないブレのなさも、強固な関係性の共通事項。そんなものでいちいち態度を変えたり手のひらを返す人間が通用しない世界で生きているから、ともいえますが。
話を戻して……この問題の本質は、「一般論ですが、黒人は日本に好意的です。差別と騒ぐより、若者の鈍感や無知を正すほうが適している出来事だと思います」ではありません。
わざわざ自分たちがメンテナンスの要請を出し、その依頼を受けて仕事をしてくれている人間たちに対し、誰も得をしない馬鹿げた動画を撮影し、WEB上に公開する。
まずそもそも、この傲慢さや愚鈍さに対し、国際社会としてはっきりと指摘し、ケースに応じて正当な抗議を行い、きちんと正すことをさせる。
これが日本として、さらに言うなれば人としてやるべきことですよ。
WEBに公開したのは他人かもしれませんが、公開されてしまう状態にしたこと、そして公開の結果として世界中からバッシングを受けていても文句ひとつ言い返せない浅はかすぎる行いをしたのは間違いなく自分たちです。
あのさー、「誤解なんだ」だの「悪気はなかった」だの知ったこっちゃないんだって。
「言って良いことと悪いことがある」ということを、いい年こいた大人が理解できていない自体が笑いにもならないんですよね。寒々しいんですよ。
多方面を不愉快にするだけでなく、他人様に無駄な実害を被らせていることに気づけって言ってやりたいです。って、めちゃくちゃ本音爆発ですね、これ(笑)。
笑うに笑えない?彼ら2人の今後予測できるコメント
画像出典:Qoly
差別問題が勃発した際、必ずといっていいほど、セレブ()と称される当事者は、自分の非を認めず、恥ずかしいほどの愚かさを正そうとしません。
結果、自らの正当性を主張しつつ、必死に取り繕ったテンプレートコメントがお約束となっています。
で、今後の展開を予測してみました。
お約束テンプレコメント
- 僕は差別主義者じゃないよ。僕のことを知っている人ならみんな理解してくれているはずだ。
- 彼らのことを侮辱する気持ちなんてまったくなかったんだ。ただ、この動画を見た人たちを不快な気持ちにさせてしまったなら、謝罪をしたい。
- 誤解しないでくれ。僕は日本のことも、日本人のことも、大好きだ。
- (試合中であれば)熱くなって冷静さを欠いてしまったんだ。
……………えーと、このもはや鉄板のお約束テンプレに対し、言ってもいいですかー?
素直にとっとと謝れそして二度と繰り返すな(人はそれを身も蓋もない正論と呼ぶ)。
鈍感で無知な人たちに教えてあげたい日本の真実
画像出典:Yahooニュース
とりあえず、鈍感で無知な人たちに教えてあげたい。
というより、今回の件で「日本って(ドヤア)」と無駄に日本サゲに走る名誉白人()気取り日本人がSNSやヤフコメを中心にわくのがウザいじゃないですかw
なので、日本の現実を明確に記しておきます。すべて歴史とデータではっきりと証明できる日本の真実です。ではどうぞ!
フランスのおよそ倍のGDPを誇る世界第3位の経済大国
画像出典:ARAB NEWS
国の経済規模や強さを示す指標のひとつとして知られているのがGDP(国内総生産)。
「その国のレベルや力を認識するためにはどうしたらいい?」といった場合は、このGDPの世界ランキングを確認するのがもっとも手っ取り早いです。
世界の名目GDP 国別ランキング・推移(IMF)|GLOBAL NOTE
上記は2020年の最新データですが、世界第1位のアメリカ、第2位の中国に続き、日本は変わらず第3位。
政治家をはじめとしたセレブ気取りどものダメダメぶりが際立ち、国民の足を引っ張りまくってくれる嘆かわしい状況ながら、直近でも変わらず経済大国として3位につけているのが日本です。
つーか、散々あの邪魔くさいだけでろくに役に立たないジャイアン連中に無駄に足引っ張られてんのに、日本人すごくね?(人はそれを隠しようがない建設的暴言と呼ぶ)
さて、常日頃からいちいち他人を引き合いに出し、「(あなたに比べて)あたしってこんなに幸せぇ〜♡」とSNSでマウントを取らないと息ができない=四六時中イキらないと死んじゃう病の、無意味な勝ち負け概念しかないどこぞのスポーツ選手様()や芸能人様()にそっくりなフランス様()。
もちろん、日本より順位は上なんですよね?そりゃもう余裕ですよね?
あれ?アメリカ、中国で、日本第3位で……あれ??
……………なんのことはない、日本に次いで4位ドイツ、5位イギリス、6位インドときて、ようやく7位フランス。
実際のGDPは、3位日本の5,048,690に対し、7位フランスは2,598,910(それぞれ単位:百万USドル)。およそ半分にとどまっているのが現実です。
代表的なところで東日本大震災のときもやらかしてくれましたが、フランスの日本への対応をみていると、相手のほうが比較にならないほど実力も実績も上にもかかわらず、現実を知らず馬鹿にする滑稽さを披露しているだけなんですよね。
他人へのいっちょ噛みしか能がないだけでなく、現実を知らなすぎて大恥をかいている典型例です。
デンベレのルーツへの日本の累計援助実績は700億円超
画像出典:GNV
今回の問題を起こしたウスマン・デンベレのルーツはフランス、そしてもうひとつがモーリタニア。
正式名称は「モーリタニア・イスラム共和国」。アフリカ北西部に位置する大西洋に面した共和国です。
実はこのモーリタニアと日本の関係は深く、同国に対し日本は巨額の援助を継続しておこなってきました。
2018年までの累計援助実績は700億円超。支援内容は主に水産系で、漁業の産業発展への尽力をはじめ、漁港の拡張や水産物衛生検査所の建設など。このほか、小中学校の建設や飲料水供給施設の整備、平和構築・治安維持および司法強化、食糧援助なども。
つまり、同国の安定した雇用創出から環境整備、未来の人材育成まで、多岐にわたって貢献しているのが日本なんですね。
デンベレくんさあ、君のやらかしたことは、君の生まれにすべてかかわる善意の恩人を、あろうことか嘲笑しながら足蹴にした愚行と等しいんだよ。わかってんのかなあ〜??
日本を小馬鹿にしながらオール日本製で楽しむツッコミ待ち状態
画像出典:PR TIMES
デンベレとグリーズマンが楽しんでいたゲーム『ウイニングイレブン』は、日本のコナミデジタルエンタテインメントおよびコナミアミューズメントが開発から発売まで手掛けるサッカーゲームシリーズです。
で、ウイイレをプレーするためのゲーム機本体『プレイステーション』は、同じく日本のソニー・コンピュータエンタテインメントの家庭用ゲーム機。
グリーズマンがかねてよりファンであることを公言し、アンバサダーも務める『遊☆戯☆王トレーディングカードゲーム』も同じくコナミ社。
加えて、原作の『遊☆戯☆王』は日本の集英社が発行する週刊少年ジャンプで連載された漫画です。
えーと……これはツッコミ待ちと判断してよろしいでしょうか?
所属クラブチーム・バルセロナのメインスポンサーは日本の楽天
画像出典:東洋経済オンライン
最大の「壮大な出落ちですか?間違いなくツッコミ待ちですよね?」がこちら。
ウスマン・デンベレおよびアントワーヌ・グリーズマンが所属するクラブチームはバルセロナです。サッカーファンなら周知の事実ですよね。
そしてバルセロナの現在のメインスポンサーは、三木谷浩史氏率いる楽天。そう、こちらも当然のことながら日本企業です。
バルセロナが楽天とのスポンサー契約を延長、22年まで|AFPBB News
楽天とバルセロナとの契約は年間5500万ユーロ(約67億円)。契約最終年の来季21-22シーズンは、約39億8000万円に出来高上乗せで合意しています。
加えて、スペイン・カタルーニャ州バルセロナ県バルセロナにある、サッカーの聖地でありバルサの本拠地、カンプ・ノウの大規模改築計画で誕生する新カンプ・ノウの設計および建築は日本人および日本企業が担当することが決定しました。
FCバルセロナの本拠地「新カンプノウ」を作る日本の建築家たちの挑戦|文春オンライン
も・う・笑・う・し・か・な・いw
君らフランス人は合言葉よろしく「極東のなにもない小さな島国ww」がデフォだから盛大な勘違いしてるんだろうけどさあ、君らのなにからなにまですべてにおいて「極東のなにもない小さな島国ww」に惨敗じゃないかw
言葉がアレで恐縮ですが先ほど「文系脳解釈」にわざわざ触れた真意は、サッカーを知らない方々が上から「(この問題は)若者の鈍感や無知を正せばいい」などと、海外を知った顔で土足で踏み入り定義づけて許される問題じゃないんですよ。
そこをなにひとつわかっていないから、「サッカーど素人どもはとっとと引っ込んでろ!」で終わっちゃうんですよね。サッカーファンの怒りの炎に油を注ぎまくる上から解釈を垂れ流さないで、もうちょっと正しくサッカーを知り、なによりシビアなビジネス視点で考えていただければ……と願います。
差別思想フランスの他国・他者への攻撃体質の根深さ
画像出典:GOAL
そもそもフランスは、言い逃れができないレベルの世界トップクラスの差別思想の国です。
と同時に、フランスの国民性として、単純に有色人種を差別するだけでなく、やたらとプライドばかり高く、不必要に他国や他者を攻撃したがる悪癖をもっています。
現在開催されているユーロ2020でも、フランスの複数メディアがベルギーに対して「とっとと帰ってフリッツ食っとけ!」と批判(というより中傷)を展開。
画像出典:WOWOWサッカーアリーナ
準決勝で対戦することを想定して攻撃を仕掛けたのかどうかは定かではありませんが……いやいや、あなた方スイスに負けたじゃないのよ……しかもまたしても内紛勃発だし……なにを勝つ前提で大騒ぎしてんだか……しかも集団で……はた迷惑な……。
EURO16強敗退のフランス、さらなる内紛発覚 ムバッペとグリーズマンが衝突と現地報道|フットボールゾーンWeb
年中行事の内紛も含め、学習能力がないフランス人のお家芸と称したらいいのか……何度同じ問題を起こしてもまず、謝らない、反省しない、相手が悪いと主張する、謝罪のフリだけで自分が悪いなんてひとつも思っていない。
これぞ捨て身のブーメランと言っても過言ではありません。
先ほども触れましたが、こうした傾向を冷静に見ると、この国にかぶれている日本人が高い確率で「あの人、自分は大したことないくせに人に対して攻撃的でしつこいフランス人にそっくりで残念極まりないよねー」扱いされている現実にもあらためて納得します……(苦笑)。
黒人差別は大騒ぎで黄色人種差別はスルーの世界の問題
画像出典:Harper’s BAZAAR
さて、人種差別問題といえば、Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター。略称:BLM)が有名です。
アフリカ系アメリカ人のコミュニティに端を発した、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える、国際的な積極行動主義の運動である。特に白人警官による無抵抗な黒人への暴力や殺害、人種による犯罪者に対する不平等な取り扱いへの不満を訴えている。
Wikipediaでも掲載されていますが、上記がBLM運動の概要です。
ただし、日本人として注視しなくてはならないのは、「黒人差別はことさら大騒ぎする反面、黄色人種差別はスルーする」のが世界の許されざる傾向のひとつということ。
う〜〜ん……個人的になにからなにまで意味がわからないですけれどね。
「極東のなにもない小さな島国ww」と余裕ぶっこき勝者気取りでドヤ顔晒す人間たちを笑いながらごぼう抜きし、大国アメリカ・中国に次いで世界第3位、世界経済を牽引し、多数のノーベル賞受賞者を輩出するなど多くの実績を保持する国が、なぜ差別されてやらなきゃならんのだ……!程度にしか思えないからです。
言うまでもありませんが、経済的に成功し世界を引っ張る力をもっているから差別は許されないのではなく、どこの国のどんな人間でも差別されてやる筋合いなんてないんですよ。そこには肌だの血だの人種だの貧富だの関係ない。
これって先ほども触れた、我が物顔で振る舞い、国民の足を引っ張るしかできない政治家・芸能人・スポーツ選手が「一般人ww」と嘲笑している寒々しい構図とまったく同じなんですよね。
たかだか人種や立場にしがみつくしか能がない連中が、いつまでもしつこく他人様に大迷惑をかけるだけでなく嘲笑までおこない、実際はすべて負けっぱなしの都合の悪い現実に向き合えないだけじゃないですか。
と、そんな国内のヘタレさんたちはほっといて、黄色人種差別問題については中国や韓国を見習う必要があると感じています。
日本にとっては厄介どころではない悪質性を伴う両国ですが、国際的に被害を受けたり名誉を毀損された際にはっきり抗議や主義主張する姿勢は、特に日和見で内弁慶な日本の政治家や著名人がまったく持ちあわせていない強みです。
そろそろ正当な抗議はするべきですよ。「日本のトップは外交下手だからしょうがないよね……」なんて国民にさじを投げさせている場合ではありません。
どうでもいいからちゃんとやって。これ以上国民に恥をかかせないでほしいです。あなた方のその立場は国民のために働くからこそ生かされているのだと自覚してください(人はそれをこれ以上もない本音であり正論と呼ぶ)。
バルセロナとフランスサッカー連盟の動きを注視
画像出典:ゲキサカ
今回の問題で、所属クラブチームのバルセロナやフランスサッカー連盟が、彼らを安易に許したり無視を決め込むのであれば、もう2度と差別撲滅などと宣言する資格はありません。
そしてそれはつまり、ブラック・ライブズ・マターはまったくの無意味であり、ただのパフォーマンスに過ぎず、ビジネスにつなげているだけだと酷評されてもなにひとつ言い返せない現実も、嫌だろうが自覚してほしいです。
今回の問題のもっとも悪質かつ軽はずみなところは、自分たちがゲームをするために日本人スタッフを呼び寄せておきながら、その国の言語や国そのものまで貶めたこと。「人種差別のみならず労働者差別も加わっている」との多数の指摘も否定できません。
これらはすべて、近年のサッカー選手の差別発言による試合出場停止など比にならないほどの大問題です。
バルセロナのメインスポンサーである楽天の代表取締役・三木谷さんは、日本を代表して事実確認と対処をすべきではないでしょうか。
いちいちひよったり、自国内だけで威勢がよく他国に対して抗議も折衝もできない内弁慶な日本人の悪い癖を発動している場合じゃないですよ。きちんとNOと言うべきは言わないとさすがにまずいです。
命や人権が絡む問題は、国際社会において、きちんと正当な声を上げてこそ当然であり、声を上げない組織や人間ほど批判される根深い構造だからこそ。
いずれにせよ、今回の差別問題にどう落とし前をつけるのか、バルセロナとフランスサッカー連盟をはじめとした関係各所の動きを注視していきたいと思っています。
最後に一言……同じ人間なのに肌の色だの人種だの職業だのウダウダネチネチグダグダと……いつまでもケツの穴の小せえ同じ問題ばかり繰り返して他人に迷惑ばかりかけてあほかっつーの、いい加減にせえよ。