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バロンドールを巡るクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの唯一無二な関係
2014年FIFAバロンドールをレアル・マドリード所属のポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドが受賞!という記事を投稿したところ、サッカーファンを中心に反響をいただきました。
サッカーを、そして選手を純粋に語りあえるって本当に楽しいなあ~などと感じつつ、本日はバロンドール授賞式でのエピソードを!
ペレとマラドーナの関係にはなってほしくないロナウドとメッシ
クリさんことロナウドのこれまでをピックアップするだけでなく、ロナウドとメッシの関係性といった側面からも書いたのが前回の記事。
そのせいか、「どこの国もこの手のメディアの体質って同じ……」とため息をつきたくなる、煽りすぎのメディアによる弊害ともいえる歪んだ情報の嵐に惑わされていたひとたちの驚きやほっこりした声なども。
個人的な意見ではありますが、このレベルの選手がむやみやたらにいがみあったりしないと思います。
若かりし頃なら、特にクリさん側に血気盛んな時期はあったにしても、立ち居振る舞いから言動から素晴らしいなあ、という選手たちなのでなおさらです。
ペレとマラドーナじゃあるまいし……このふたりは誰もどうにもできないくらいいがみあいすぎていますがw
せっかくなので、バロンドール授賞式での両選手のエピソードなどをシェアします。なおさら「素晴らしい!」と感激したり、清々しい気持ちになってほっこりしますよ!
お互いにリスペクトを表明しあう粋なインタビューはさすが!
7年間、たった2人で世界最高の栄誉を争ってきた両者
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、レアル・マドリードのポルトガルFWクリスティアーノ・ロナウドに賛辞を送っている。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
今年度は世界最優秀選手に送られる「FIFAバロンドール」にロナウドが選出され、世界最高の座を手にした。一方、メッシは、投票数2位に終わり、後塵を拝した。しかし、バルセロナのエースは、長きに渡ってライバル関係を築いているレアルのエースに賛辞を惜しまず、チームメートとして共にプレーしたいと願望を語った。
「僕は、間違いなく彼がベストだったと思うよ。トップに立つことは難しいことだ。私は多くの素晴らしいプレイヤーと共にプレーできていることに充分幸せを感じているが、ぜひとも彼とも一緒にプレーしてみたい」
また、ロナウドも受賞後のインタビューで「私は自身がバロンドールに値すると思っていたが、それはメッシにも言えることだ。メッシも、それに値した」との発言を残していた。
メッシは2009,10,11,12年の計4回、ロナウドは08,13,14年の計3回、バロンドール受賞に選出されており、ここ7年間の世界最高選手の栄誉をたった2人のみで勝ち取っていることとなる。
バロンドールの他にも、リーガやチャンピオンズリーグの得点王、またはクラブとしても優勝を争うなど、世界の頂点を競うライバル関係にある両者だが、2人の間には確かなリスペクトが存在するようだ。
引用:Soccer Magazine ZONE web
ロナウドジュニアはメッシファンという愛らしいエピソード
C・ロナウドの息子は“宿敵”のサポーター?
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド・ジュニアがバルセロナ(スペイン)のファンだという。14日のスペイン各紙が報じた。
レアル・マドリードTVが11日に開催されたバロンドール授賞式の控え室の様子を撮影。ロナウドは息子にメッシを引き合わせた。メッシがジュニアに「調子はどう?」と頭をなでながら声をかけると、ロナウドは「(息子は)インターネットでいろんなビデオを見るんだけど、君のことを聞くんだ」と気になる選手だと明かした。息子がモジモジしていると「なんだ、恥ずかしいのか?」と冗談交じりに冷やかしている。
引用:デイリースポーツ
レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドの息子は、父親よりもバルセロナFWリオネル・メッシのプレーを気に入っているのかもしれない。12日に行われたFIFAバロンドール授賞式で、両者が会話している。
2014年のバロンドールを受賞したC・ロナウド。最終候補となったメッシ、バイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアーを抑えて、2年連続3度目の栄光に輝いた。
C・ロナウドは母親と息子を授賞式に招待していたが、発表の前にVIPルームでメッシとすれ違うと、思わぬ行動に出た。息子に対してメッシに近づくように促すと、自身のライバルに次のように話したのだ。『レアル・マドリーTV』の映像が、スペイン複数メディアで伝えられている。
「彼はインターネットでサッカーの動画を見ているんだ。いろいろな動画をね。それで、君のことを話しているよ」
メッシもC・ロナウドの息子に「どうしたの? 調子はどうだい? 元気?」と話しかけ、親の元に戻ろうとすると「恥ずかしいのかな」と冗談を交えて笑顔を見せた。
2008年以降、バロンドールをめぐり火花を散らしてきた両者だが、周囲にいわれるような不仲はなさそうだ。
引用:GOAL
両選手が同じチームなんてことになったら「地球連合軍」
なんやこの微笑ましすぎるエピソードは……!
心から、いいなあと思いました。いがみあっているより、リスペクトをサラリと表明しあえるカッコイイ選手同士って最高じゃないですか。
ペレとマラドーナみたいにはならないでほしいと思っていたけれど、このふたりなら大丈夫!
年を重ねるごとに良い関係になっていけるって素晴らしいですよね。
実現はむずかしいにしても、このふたりが本当に同じチームになったら……とか頭で考え「戦術は?」「どのポジション?」などとニヤニヤしちゃうのはサッカーファンあるある。
アンチェロッティ監督の腕と人間性なら共存させることは可能、とも感じていたり。
そんなことが仮に実現するとしたら、国レベルを通り越して「地球連合軍」とか名づけてほしい。人類は誰も太刀打ちできないだろう。
翼くんと日向くん、孫悟空とベジータ。そんな感じです。
それにしても……メッシ&ロナウドにいじられるロナウド息子くん。
なんというシチュエーション!そしてパパロナウドにそっくり!
そのままミニチュアにした彼の将来も楽しみですね。