【パリ同時多発テロ】【日経新聞】「イスラム国」が犯行声明 パリ同時テロ、死者128人に

現地時間13日に発生したパリ同時多発テロ。テロ発生時刻に、国際親善試合フランスVSドイツ戦が「スタッド・ド・フランス」で行われていたこともあり、同試合に関連するニュースを中心にピックアップしてご紹介します。

日経新聞」の同記事では、イスラム国の犯行声明を発表したフランス・オランド大統領とともに記事更新時点での全容を紹介。

憤りを通り越し、「なぜテロ行為=卑劣な暴力で物事を表明することを辞めないのだろう」と、物悲しさでやりきれない気持ちになります。罪のないひとたちが惨殺される理由などこの世のどこにもない。あるわけがない。

なお、今回はメディアやニュースブログから記事が発信された日時(時刻表記がないものは日付のみ)もあわせて記載します。

あくまでも「発信日時でどの時点の情報かを把握する」ことを念頭に置き、「現地がどういう状況だったか」をきちんと知るために目を通していただければ幸いです。

【日経新聞】「イスラム国」が犯行声明 パリ同時テロ、死者128人に(配信日時:2015年11月14日 23:12)

 【パリ=黄田和宏】パリ市とその近郊で13日夜に発生した同時テロについて、オランド仏大統領は14日の演説でイスラム過激派「イスラム国」(IS=Islamic State)による犯行だと断定し、ISは犯行声明を発表した。テロによる死者は少なくとも128人に達し、仏治安当局はパリを中心に多くの施設を閉鎖した。主要国はテロへの危機感を強めており、15日にトルコのアンタルヤで開幕する20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)でもテロ対策が主要議題になる。

 オランド氏は14日、国防に関する関係閣僚会議に出席した後、テレビ演説した。今回のテロを「テロリストによって起こされた戦争行為だ」と語り、仏国外で組織・計画されたと強調した。AFP通信によると、けが人は250人以上でうち約100人が危険な状態にある。死者数はさらに増える可能性がある。フランスにとっては1945年以降、最大のテロ事件となった。

 フランスは2014年にイラク領内のISに対する空爆を始め、今年9月にはシリアに対象を広げた。ISは14日、インターネット上に出した声明で「オランドがシリアへの攻撃をやめない限り、フランス国民に安全はない」とした。

 G20首脳会議は16日まで2日間の日程で開く。首脳らは「テロとの戦い」で一致するとともに、具体的な協力策を議論する。オランド氏は欠席することを決めており、代理として出席するファビウス外相は14日、滞在先のウィーンで「テロに対して国際的な協調が必要だ」と述べた。

 テロが起きたのは、パリ市内東部に位置する10区と11区のレストランや劇場、パリ近郊の国立競技場など計6カ所とみられる。レストランでは自動小銃が乱射されたほか、競技場では爆発が起きた。自爆テロもあったとみられる。

 劇場では人質をとって立てこもった3人を治安当局が射殺し、市民にも約80人の犠牲者が出たもようだ。AFP通信などによると、一連のテロで8人の実行犯が死亡し、うち1人はフランス人だった。共犯者が逃亡している可能性もあるという。ロイター通信などによると、競技場の犯人とみられる遺体の近くでシリアとエジプトのパスポートがみつかった。

 オランド大統領は13日深夜、非常事態を宣言した。フランスでは1500人の兵士が治安維持に投入されたほか、国境審査が強化された。パリ市は14日、美術館や図書館などの施設を閉鎖し、集会やデモの許可を取り消した。住民には不急の外出は避けるよう呼びかけている。

 メルケル独首相は14日、「パリだけへの攻撃ではなく、我々全員への攻撃だ」とフランスとの連帯を表明、ベルリンの仏関連施設の警備を強化した。キャメロン英首相は同日、ツイッターでテロ対策を協議する会議を開くと明らかにした。ベルギー政府は仏との国境で、通常は実施していない入国審査を導入した。

 在フランス日本大使館はフランスに渡航、滞在する日本人にテロなどに巻き込まれないよう慎重に行動するよう呼びかけている。

 

引用:日経新聞