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内田、ほんとにサッカーやめたってよ。
そんなわけ……ホンマやっ!(一体どこの明石家さんまなんだわたしよ)
今回は、2020年8月23日におこなわれた現役最終試合、鹿島アントラーズVSガンバ大阪戦を終えた翌24日のオンライン引退会見をプレイバック!
中田浩二C.R.Oやクラブスタッフ、土居選手が見守るなか、笑顔を交えながら丁寧に質問に答える様子は、やっぱりウッチーらしさ満載。
現役引退試合・引退セレモニーから一夜明け、職務を全うした仕事人が清々しい表情で語る佇まいにあらためて注目を!
この記事はこんな人におすすめ
- 内田篤人が好きな人
- 日本と世界のサッカーが好きな人
- 内田篤人の現役引退にまつわる記事が読みたい人
映像と全文書き起こしで振り返る内田篤人引退会見
画像出典:鹿島アントラーズ公式Twitter
本来であれば、鹿島アントラーズのクラブハウスに報道陣が集結し、華々しくおこなわれたであろう現役引退会見が、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンラインに。
あらゆる意味で多くの記憶に残る選手となった内田篤人は、己に厳しい仕事人がようやく肩の荷を下ろした安堵感も手伝い、いつも以上に、時に舌鋒鋭く、時にお茶目に、とうとうと本音を語ってくれました。
ぜひ映像と全文書き起こしで確認してみてください!
動画|【鹿島アントラーズ】内田篤人 引退会見
フットボールゾーンWeb|内田篤人引退会見全文
画像出典:フットボールゾーンWeb
内田篤人引退会見全文
現役引退会見を通じて率直に感じた“内田篤人”
画像出典:鹿島アントラーズ公式YouTube
さて、「内田、引退したってよ」ということで、ウッチー現役引退会見をすべて通して見たうえで率直に感じた“内田篤人”を端的に。
ウッチーが本音全開だったので、こちらも遠慮なく本音全開で……!(ちょっとは遠慮しようかわたしよ)
引退会見からみる“内田篤人”
- 内田篤人を支えているのは高校部活サッカー上がりの筋金入りの反骨精神
- “勝利と団結こそ鹿島イズム”の申し子といっても過言ではない在り方
- 「怪我も含めて自分」と言い切れる潔さと決断力は内田篤人成功の原動力
- 鹿島・高校時代恩師・ドイツと全方位に気を配るデキる男ぶりあいかわらず
- 冷静に日本と世界のサッカーを見定める実績保持者の金言もあいかわらず
- “鹿島の選手+プロサッカー選手らしく”が当たり前の優れた人間性が魅力
- デキる人間ほど「サッカー以外のことでやれる自信がない」と謙虚で聡明
- 一生“脳筋馬鹿”には成り下がらない極めて頭脳明晰かつ社会的な常識人
- オンとオフの顔が違うギャップ萌えの最高峰のひとりでもある二面性ワロス
- ソファから一歩も動かない究極ズボラ野郎を真人間にしてくれたのは奥さん
- 多くの女性ファンに羨望されるほど奥さん・娘ちゃんを末永く愛し長生きを
- やっぱり内田篤人は“頭がよく賢く理性的で品と育ちがよい”で間違いなし
サッカー界のあらゆる職はもちろんですが、いやーこの人ほんとビジネス界でも間違いなく成功します。試しに営業やらせてみたいです。内田篤人なら必ずトップが取れますよ。
ウッチーって実は「多大な恩赦を受けました。そのご恩は一生忘れません。施されたら施し返す、恩返しです」の名台詞ドンピシャの生き方なんですよね(一体どこの大和田常務フィーチャリング半沢直樹なんだ)。
「あ、あれ……?お、お、大和田常務……?!」と二度見したいレベル。いや冗談抜きで、シニカルなイマドキイケメンの皮をかぶった、筋金入りの骨太な熱い男前ですぜ。
とんでもない食わせ者だよ内田この野郎め!(注:盛大な褒め言葉)
日本と世界の距離や立ち位置を本人が語っていた件
画像出典:鹿島アントラーズ公式Twitter
本日の最後に……。
実はこのオンライン引退会見、すべて通して確認できたのが9月に入ってからでした。
で、その前に公開した、ドイツ時代に在籍したFCシャルケ04サイドの関連記事・公式SNS特集「シャルケのウッシー愛炸裂!内田篤人とドイツ名門クラブを結ぶ熱すぎる奇跡の絆」内にて触れていたこの一節。
内田篤人という選手がこれだけ愛されているため、「今後もどんどん日本人選手がシャルケに行けばいい!」と考えている日本人サッカーファン(特に若い層)もいるかと思うのですが……。
水を差すようで申し訳ないとはいえ現実的なお話をお伝えしておくと……内田篤人って本当にすごい選手ですからね?
あのですね、これだけフレンドリーなメディア展開を行い、敷居を低く親しみやすさを持ち味にしていますが、シャルケで日本人選手が活躍するって実は物凄〜〜くハードルが高いです。
シャルケのウッシー愛炸裂!内田篤人とドイツ名門クラブを結ぶ熱すぎる奇跡の絆
シャルケのウッシー愛炸裂!内田篤人とドイツ名門クラブを結ぶ熱すぎる奇跡の絆
これ、ウッチー本人が会見内で語っていました……なんていうかここまで言ってくれてありがとうってびっくりしたくらい……!
移籍して、海外に出ていく選手が最近多いんですけど、一発目でシャルケ、ドルトムントあたりで活躍してくれる選手が出てきたら面白い。行って勉強するというよりは勝負してほしい。
海外に行きたいのは分かりますけど、チームで何かやってから行けばいいのになと思います。それができないなら、移籍金ぐらい置いていけばいいのになと思います。え、間違ってますか? よく海外に行きたいですと、俺のところに話にくる選手もいますけど、そんなに甘くないよと。行きたきゃ行けばいい、今すぐ。どうせすぐ帰ってくるんだろうなと思います。
――日本サッカーの現在地、世界との差は縮まっていると感じるか?
もうサッカー選手が終わったので好きなことを言っていいならば、広がったなと思う、正直。DAZNでパパッとやれば、チャンピオンズリーグ決勝とJリーグの試合を見られる。違う競技だなというぐらい、僕の中で違いがある。怒られるかな、こんなこと言ったら。歴史が違うので、ある程度の時間は必要なんじゃないかなと思う。その年の良し悪しもあるから一概には言えないけど、たぶん、差はすごいあると思います。
――世界と日本の差が生まれている、最も大きな要因は?
分かりません。それが戦術的なのか、お金の規模なのか……分からない。僕も海外を離れて長いので、海外のレベルは分からないけど映像で見る限りは。あと今、海外に多くの選手が出ていますけど、「おおっ」ていうチームでやっている選手っていうのは、そう多くない。一般人として、ちょっとかじったことがある程度の人間として喋りますけど、別にJリーグがどうとか、海外サッカーがどうとかを言うつもりはない。けど、二つ試合をパパッと見た時に違いがあるなと思う。Jリーグのレベルが低いとは全然言っていない。JリーグにはJリーグのスタイルがあって、ヨーロッパにはヨーロッパのスタイルがあるというだけ。
上記はそのうちのほんの一部ですが……いやもうほんとそれな(真顔)。
で、“「なぜ内田篤人はドイツで愛されているのか?」をテーマに、もっと客観的・多角的に深堀りし、日本とドイツの国柄や国民性の違いなど含めてまとめる予定”でした。
が、本人が語ってくれたのと、よくよく考えてみるとこれまで『題材:内田篤人』でたーーーーっぷり取り上げてきた内容でもあるので、ちょっと方向性を変えます。
また後日、お楽しみに!