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ワールドカップブラジル大会を控え、昨日までにピックアップしたのは、音楽、そして公式スーツ。
熱戦は音楽とともに!テンションも上がるワールドカップブラジル大会テーマソング
さて、今度は日本代表選手の関連書籍を!
すべてではないのですが、選手本人が著者のものを中心に紹介します。
INDEX
- 【心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣】長谷部誠
- 【僕は自分が見たことしか信じない】内田篤人
- 【日本男児/上昇思考 幸せを感じるために大切なこと/長友佑都 体幹トレーニング20】長友佑都
- 【鈍足バンザイ! 僕は足が遅かったからこそ、今がある。】岡崎慎司
- 【情熱を貫く 亡き父との、不屈のサッカー人生】大久保嘉人
- 【サッカーってやつは…。/明日やろうはバカヤロー】遠藤保仁
- 【観察眼】遠藤保仁/今野泰幸
- 【旅するサッカー/増刊マヤニスタ】吉田麻也
- 【準備する力 夢を実現する逆算のマネジメント/本当に「英語を話したい」キミへ】川島永嗣
- 【香川戦記】香川真司
- 【フットボールサミット第8回 本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日/プロフェッショナル 仕事の流儀 運命を変えた33の言葉】本田圭佑
- 【ザッケローニの言葉】アルベルト・ザッケローニ
- 【サッカー選手の言葉から学ぶ成功の思考法】
- 【2014SAMURAI BLUE サッカー日本代表オフィシャルガイドブック】
【心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣】長谷部誠
今や「知らない者はいない」と絶賛される、発行部数130万部超えの名著。出版不況のご時世に大ベストセラーを生み出したのは、サッカー日本代表チームキャプテン・長谷部誠。
不屈の精神でケガから復帰し今大会にのぞむ彼にとって、『心を整える。』日々だったはず。何度も逆境を乗り越えてきた長谷部キャプテンは、試合中の審判への意思表示や絶妙の調整術にも長け、その機転のおかげでたびたび窮地を脱し勝利を手にしてきました。
クレバーさ、冷静さは、かつて日本代表チームを率いた宮本恒靖さんに通ずるものがあり、まさに系譜だな、と。『日本代表のキャプテン』は、冷静かつ強くやさしく度量が大きい人物がしっくりきますね。
今大会はケガ明けの影響から、その回復具合が気になるところ。とはいえ、我らがキャプテンは力強い統率力と安心感で代表チームを率いてくれるでしょう。その姿を見届け、エールを!
【僕は自分が見たことしか信じない】内田篤人
圧倒的な女性支持を獲得する内田篤人選手の著書は、タイトルがすでに「内田篤人らしい」とささやかれる一冊。
芸能人顔負けのスペックを誇るイケメン。にもかかわらず、そのルックスからはちょっと想像できないシニカルキャラ。なのに、妙に可愛らしい仕草や言動を連発。このギャップに女性のみならず男性もグッとくるという、まさに最強内田篤人(笑)。
著書からは骨太で硬派な人物像が浮かびあがってきます。一筋縄ではいかないクールさ、義理堅く周囲につねに目を配る熱さ、優しさ。
技術のみならずこの人間性こそ、日本代表のディフェンスラインを支える肝。さすが大男ぞろいのドイツ・ブンデスリーガで、小柄なことを活かし、バッサバッサとキレのよい闘いぶりで活躍を続ける『ウッチー』。
内田選手もケガからの復帰ですが、最後までタフな闘いができるよう応援しましょう!
余談ながら、発売と同時に並みいる芸能人をおさえ売上トップにランクインしたのが、今年の内田篤人カレンダー。この方、サッカー選手なんですよね?確か……うん……たぶん……(笑)。
こんな特集本まで。どんだけ愛されてんだよ内田篤人!けしからんな!(笑)
【日本男児/上昇思考 幸せを感じるために大切なこと/長友佑都 体幹トレーニング20】長友佑都
「なにごとにおいても『コミュニケーション』は重要だ。それがすべての鍵を握る」
よく言われることではありますが、そうは言っても苦手で……というひとも多いのでは?
そんなひとにこそ、技術のみならず抜群のコミュニケーション術、チャーミングなキャラクターで、イタリアプロサッカーリーグセリエAの名門・インテルの不動のレギュラーを獲得した長友選手の著書が、強力な支えになること間違いなし。
長友佑都という選手がいかにして現在の地位を築きあげるにいたったかがつまびらかにされており、本人の語り口調そのもののようで読みやすい著書。
体幹トレーニングは、頑丈な長友選手の体がどうやって作られているのか?そのヒミツを、誰にでも活かせるコツとともにわかりやすくまとめられています。いずれも飛ぶように売れているのも納得!
今大会の重要キーパーソンのひとり。熱い姿にワクワクしながらともに闘いましょう!
【鈍足バンザイ! 僕は足が遅かったからこそ、今がある。】岡崎慎司
今大会の最重要キーパーソンは、間違いなく彼でしょう。貪欲な精神で高みに昇りつめた、日本が誇るエースストライカー・岡崎慎司。
そのプレイスタイルは、汚れることもケガをも恐れず、ひたすらゴールを目指し闘う戦士そのもの。
A代表のフォワードという激務を務め、欧州リーグでも高い評価をつかんだ岡崎選手。愚直なだけでなくフォワードとしての嗅覚が鋭敏なため「点を取らなければはじまらない」サッカーにおけるもっとも重要な得点源であり続けます。
その姿を目にしたら、誰もが応援せずにはいられないほど。ゴンちゃんこと中山雅史さんの系譜の選手です。
普段の岡崎選手は、著書の笑顔そのもの。性格の良さにも定評があり、キュートな愛されキャラとして驕らず気どらない姿勢で周囲を和ませています。
どこまでも走り続けるのは、彼の持ち味。がんばれ韋駄天!ともに走るぞ!
【情熱を貫く 亡き父との、不屈のサッカー人生】大久保嘉人
岡崎選手と並び、日本代表の得点源として期待をされる大久保嘉人選手。
ワールドカップ代表メンバー選出時、『サプライズ』などと報道されましたが、とんでもない!
彼こそJリーグ得点王。不遇の時代、ヤンチャな時期、あらゆる経験を重ね、自身を見つめなおし前を向き、這いあがる。遠藤選手らと同様、現在の日本代表の貴重な経験者であり、良き兄貴分であり、苦しいときに流れを変える技術とメンタリティを備えています。
そんな大久保選手の著書は一読の価値あり。今の日本で忘れられがちなたいせつなことがすべて詰まっています。ここまで成長を続けた大久保選手も素晴らしいですが、彼を育てあげたお父様の姿勢にあっぱれ!
天国で見守る父と、その父から受け継いだ不屈の精神で邁進を誓う息子。前回大会の影の立役者、今大会でさらなる活躍を!
【サッカーってやつは…。/明日やろうはバカヤロー】遠藤保仁
「明日やろうはバカヤロー」。なんて素晴らしい言葉。これぞ『ヤット流スピリッツ』そのもの。
現在の日本代表の屋台骨。2006年ドイツ大会からの選出経験を持つベテラン・遠藤保仁選手のプレイスタイルは、見るものの心をつかんで離しません。
ゲームメイク術に優れ、どんな場面でも顔色ひとつ変えず『ひょうひょうと』プレーする遠藤選手は、つねに変わらないことが持ち味。普段通り、ブレずに走り続けた頼れるベテラン。
そのスタイルゆえに、ピンチのときほど真価を発揮してきました。彼がピッチに立った瞬間、流れが一気に変わります。もちろん『ひょうひょうと』やってのけるのが、彼の真骨頂です。
そんな遠藤選手が節目ごとに発行してきた著書は、珠玉の名作揃い。年齢的に集大成ともいえる今大会。至高のその姿、お見逃しなく!
【観察眼】遠藤保仁/今野泰幸
ともに観察眼に長ける遠藤選手と、代表、そしてガンバ大阪で同僚として活躍する今野泰幸選手の共著。
『ひょうひょう』キャラの遠藤保仁、『生真面目で愛され』キャラの今野泰幸。どちらも日本代表、ガンバ大阪で中盤からディフェンスを力強く支えてきました。
2012年、ガンバ大阪のJ2降格という事態に、トップリーグでプレーできない試合勘の鈍りによる代表チームへの影響を考え、J1チームへの移籍も取り沙汰される中、頑として首を縦にふらず、翌年わずか1年でチーム立て直しとJ1昇格に貢献した両選手。
持ち前の『観察眼』は、サッカーに興味あるなしに関わらず、思わず知らずうなってしまうものばかり。今大会の彼らのプレー同様、著書も必見です!
【旅するサッカー/増刊マヤニスタ】吉田麻也
内田選手とはまた違ったイミで、「このひとサッカー選手だなんて信じられない!」。お腹を抱えて爆笑できる名著といえば吉田麻也選手のそれを抜きに語れません。
更新を続けるブログが面白いと定評がある吉田選手の文章に、センスが良い!と感嘆の声をあげる人も。コミカルでユニークな人間性で愛される彼は、そのキャラとは裏腹に、センターバックという過酷なポジションで欧州に渡った実力者。
著書にはいずれも大爆笑を誘うユニークキャラそのものの明るさと、頭の良さが随所に垣間見える冷静さ、課題への対処姿勢など、誰にでもお手本になるエピソードが散りばめられています。
サッカーは、とかく点取り屋の攻撃陣にばかり目が行きがちですが、守備陣がいるからこそ成り立つスポーツです。今大会もワールドカップらしい激戦が続きます。吉田選手をはじめ守備陣の活躍に期待!
【準備する力 夢を実現する逆算のマネジメント/本当に「英語を話したい」キミへ】川島永嗣
「最近のサッカー選手は、本職のサッカーのみならず芸達者で多才な選手が多い」とはよく言ったものですが、このひとほどその言葉を体現している選手はいないかも。
ゴールキーパーというたったひとつのポジションで海外挑戦することの過酷さを、川島永嗣選手は苦労としてとうとうと語ることなく、愚直に邁進し腕を磨き続けています。
プレイスタイルは『鬼神』。闘志あふれる姿勢、幾度となく神がかり的なセービングで日本の窮地を救い名づけられたそれ。川口能活選手の系譜であり、ゴールマウスを守る姿はキックオフのホイッスルが鳴り響いたその瞬間、まるでなにかが宿ったかのよう。
普段は、日本の正統派イケメンそのものの端正な顔立ちに、理知的でおだやか、数ヶ国語を流暢に話す語学堪能ぶり。栄養学を勉強し自炊にいそしみ、闘病中の子や孤児を自腹でホームゲームに招いてきた優しさあふれる日本男児。なんだそれ、完璧か(笑)。
今大会も鬼神が舞い降りることを祈りつつ!
【香川戦記】香川真司
香川真司選手の著書はまだ発売されていないため、彼の激闘をまとめた名著をご紹介。
サッカーの母国イングランド・プレミアリーグの名門、マンチェスター・ユナイテッド。本拠地オールド・トラフォードに、ひとりの日本人が『赤い悪魔』の通称を持つ真紅のユニフォームを身にまとい姿をあらわす日が訪れる……誰が今まで想像したでしょうか。
サッカー後進国と揶揄された時代をくつがえしたのは、才能あふれる稀有なプレイヤー、香川真司そのひと。息を呑むそのプレーの数々は、多く心をとらえてきました。
本著は、マンチェスター・ユナイテッド移籍前、ドイツ・ブンデスリーガの古豪、ドルトムントの2連覇を達成した立役者であり、いまだドイツに愛される彼の足跡をつづっています。良書です。
目にするたびに涙があふれるプレーは、香川真司の真骨頂。今大会、最後まで見届けましょう。
香川選手に関しては、以前ブログで特集を組んでいます。こちらもぜひどうぞ。
フットボールサミットはどの特集も見応えがありますが、本著もおすすめ。必見です!
【フットボールサミット第8回 本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日/プロフェッショナル 仕事の流儀 運命を変えた33の言葉】本田圭佑
自身が憧れ続けたイタリアセリエAのACミラン所属。ついにその扉を開けたフットボーラー、本田圭佑。
意外に思われるかもしれませんが、本田選手も自身の著書はまだ出していません。そんな本田選手を取り上げた良書としてご紹介したいのが、こちら。いずれもドキュメンタリーや信頼のおけるジャーナリストなどに語った想いがつづられています。
彼の思考を紐解くに、類まれなクレバーさ、誤解を恐れず勇猛果敢な姿勢を崩さないタフさを抜きにはできず。
孤高と言われながらも、誰よりも周りに配慮し、明るく場を盛り上げるキャラクターであることはメディアを通して伝えられていないこと。いかに本田選手を取り巻く環境が、本来の姿を意図的に捻じ曲げられているか、良書に触れることでわかるはず。
余談ながら、岡崎選手と大の仲良しというあたり、なんだか理解できる気がします。サッカーに対してはどちらも至高のプロフェッショナル。パーソナリティがお互い正反対に感じられる同士だからこそ、むしろピッタリ息が合うのかも。
いよいよ『世界を驚かせる』時がきました。たゆまぬ姿勢で走り続けた彼が、ブラジルのピッチに。本田圭佑は、他の誰でもなく、本田圭佑である。どうか最高の笑顔で今大会を走り抜けることができますように。
【ザッケローニの言葉】アルベルト・ザッケローニ
本田・長友両選手がなぜセリエAの名門にたどりつけたのか?日本代表がなぜ得点力不足からたくましいチームへと変貌を遂げたのか?
選手個々のチカラがなによりの理由。それはそれとして、このひとがいなければそれらは成し遂げられませんでした。
アルベルト・ザッケローニ。イタリア人監督として、最強時代のイタリアプロサッカーリーグセリエAの名門・ACミランを率いた名将です。
日本人以上に日本人と称される、おだやかで優しい人間性を持つチャーミングなひと。すっかりおなじみになった、サッカー日本代表の『SAMURAI BLUE』を体現する武士道をコンセプトに、チーム改革に着手。強くて面白いサッカーを持ち味とするチームを築きあげました。
つねに先人の岡田前監督、オシム元監督らへのリスペクトも欠かさず。これほど日本代表に貢献した監督はほかに見当たりません。
今大会で勇退が決まっているザッケローニ監督。彼とともに闘える日が一日でも長くなるように、応援するわたしたちも『日本結束』でともに闘いましょう!
【サッカー選手の言葉から学ぶ成功の思考法】
もしあなたがビジネス書、自己啓発本を読み漁り、「自己鍛錬!」の毎日を過ごしているのであれば、それらを閉じ、サッカー選手の想いが記された書籍を手にしてみては。
彼らはアスリートであり、一般社会人とは違います。とはいえ、彼らも同じ人間。あらゆる場面に直面し、その都度自身と向き合い思考を磨き、ときにやり過ごし、ときに真っ向からぶつかり生きていることに変わりはありません。
真実の言葉、真摯な姿勢から紡がれたそれは、ひとの心をとらえるパワーがあります。自己啓発本を買うお金があるのなら、ぜひこちらをどうぞ。
【2014SAMURAI BLUE サッカー日本代表オフィシャルガイドブック】
日本代表の貴重なオフィシャルガイドブック。今大会を身近に感じながら観戦するために、そして今大会の記念として。
ワールドカップならではの熱戦が繰り広げられるはず。選ばれし者のみの舞台に立つ彼らを見届けるために、オフィシャルガイドブック、必携です!
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