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元日散歩で撮影した写真へのリクエストにお応えして、本日は東京都屈指の水遊びスポット「大森ふるさとの浜辺公園」をピックアップ。
大森地元っ子として育ったわたしでも、2007年の開園当時、その完成度の高さに驚いた、本格的な入江や干潟を持つ都内初の区立海浜公園です。
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/oomorifurusatonohamabe.html
東京湾に面した大田区大森の地の利を活かして完成
江戸城(現在の皇居)から南側に位置する東京城南エリアのなかでも、かつて三島由紀夫や川端康成など、そうそうたる文豪が集まり文化の街としても栄えた大田区大森。
大森駅周辺には6つの商店街が集積しているだけでなく、アトレ大森やイトーヨーカドー、西友など、買い物に便利な大型施設が並びます。
大田区には大田区みどりの条例が制定されており、緑化計画に力を入れているおかげで、区内・町内に自然環境が多いことも魅力のひとつ。
とりわけ大森エリアは東京湾に面した地の利を活かし、水と緑に触れ合えるスポットが目白押し。「大森ふるさとの浜辺公園」はそんな環境下で完成しました。
本格的な入江や干潟を持つ都内初の区立海浜公園
区外の取引先や仕事仲間、友人、知人に写真を見せるたびに、「本当に東京?!」とビックリされることが多く、「もしかして、当たり前だと思っていたこの景色はめずらしいのでは?」と感じるようになったのは数年前。
それなりのお金を払う、あるいは遠方まで出かければ、小綺麗に整備された公園や雄大な海を満喫することはできても、都内の住宅街、それも無料で誰もが利用できる施設でこのクオリティは、実はほかにないのだそう。
それもそのはず。冒頭でご紹介した通り、本格的な入江や干潟を持つ区立の海浜公園としては、「大森ふるさとの浜辺公園」が都内で初めて。
清々しい朝焼けから、その日の天気とともに変化する昼景、夕闇が美しい夕景を経て、夜の帳に触れる夜景まで、すべて丸ごとご堪能あれ。大森地元っ子としておすすめできる、大森名物の3本指に入るスポットです。
多彩な魅力たっぷりで大人から子どもまで楽しめる
同公園の浜辺は、海苔づくりが盛んだったころの大森海岸を再現。小豆島の白砂を使用し、どこまでも広がる白い浜辺では水遊び・磯遊びが楽しめます(ただし遊泳は禁止。要確認)。
園内には、桜やツツジなど四季折々の花木が植樹され、散策にも最適。特に春・秋は必見です。
浜辺や芝生に設けられたベンチ、もしくは2017年に新設されたレストハウスで、買い求めた軽食やお弁当を広げてピクニック気分を味わうのも◎。
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131502/13223378/
フットサル場・ビーチバレー場・バスケットゴールなども同年に新設。いずれも本格的な設備で、ビーチバレー場は公式大会にも使用されています。大会中はさらに大盛り上がり!(フットサル場、ビーチバレー場は要予約)
災害時、人や緊急物資を運ぶための水上輸送拠点になる船着場もあり。災害時以外であれば、水上バスやクルーズツアーといった舟運事業などに利用できます(同じく利用には要予約)。
キッズたちには、全長30mのローラースライダーも!
訪れる人はバラエティ豊か。年代や属性が幅広いことも特徴かも。時間の過ごし方はあなた次第。思い思いにお楽しみあれ!
大森海苔のふるさと館の奥には大型駐車場も完備
園内には、大森海苔のふるさと館もあり。海苔づくりが盛んだった時代の歴史に触れることができる展示物などが用意されています。
国の重要文化財に指定されている昭和30年代に造船された最後の海苔船・伊藤丸、小型の海苔採り舟・ベカブネの展示をはじめ、海苔づくりの作業部屋・海苔付け場の再現、海苔下駄体験コーナーなど盛りだくさん。
園内を一望できる展望室や休憩コーナーも要チェック!
http://norinoyakata.web.fc2.com/
同館の奥には、隣接の「平和の森公園」と共通で利用できる大型駐車場を完備しているので、車で来園する人にも安心です。
わたしはいつもランニング・ウォーキングや撮影散歩がてら徒歩なのでこれまで意識していませんでしたが、駐車料金はなんと30分100円でした。区立公園だけあって超お得!
公園の撮影にも強いSIGMAレンズの素晴らしさ
余談ながら、2018年12月31日付け投稿に使用した写真も、同年1月1日に同公園と「昭和島」を撮影したもので、このときはスマホでした(Lightroomプリセットでノスタルジックテイストに調整)。
今年は同じ景色でも、例年通り一眼レフを使っています。
SIGMAの超広角レンズ、大好きです。Nikonとの相性も抜群。
撮影した写真を目にするたびに、個人的に「暖色系に強いNikon・寒色系に強いSIGMA」との印象を強くしています。
わたしはNikonユーザーなのでニコン用を所持していますが、キヤノン用・ソニー用もありますよー。
レンズの選び方は、その日の被写体によって焦点距離から選ぶ(標準や単焦点ならNikon、広角ならSIGMA)ことが多いですが、色味で選ぶ(暖色ならNikon、寒色ならSIGMA)ことも。
いまではプライベート写真もすべてRAWで保存しているため、現像の過程でLightroomで調整OK。とはいえ、やっぱり撮った瞬間の色味や質感は最大限に活かしたいんですよ。
SIGMAが切り取ってくる、特に空や海の青は格別です。元の景色の深みが増しているときほど、わたし好みのうれしい驚きを連れてきてくれます。
それはそれとして、特に直射日光が強い晴天時の写真は、どれだけコンディションや設定をベストにしても、どうしてももやがかかるため、レンズを問わず微調整は必須。
今回がまさにそれで、色味調整はいっさいしていませんが、現像段階でもやの除去を行い「肉眼で見たクリアな景色」に仕上げています。
この各種調整作業に興味を持ってくださっている人がかなりいるので、時間があるときにでも、「撮ったままで現像」「肉眼で見たクリアな景色に調整して現像」「ノスタルジックなど仕上げたいテイストに合わせたプリセットを活用して現像」でどれくらい違うかご紹介を考えています。
時・間・が・あ・る・と・き・に・ね(多忙人間にはこれが一番の問題)。
土日には遠方からの来園客でもにぎわう海浜公園へ
土日になると、区内だけでなく遠方からの来園客でもにぎわう「大森ふるさとの浜辺公園」。ぜひ足を運んでみてくださいね。
次回は、おとなりの「昭和島」編を!
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/oomorifurusatonohamabe.html
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131502/13223378/
http://norinoyakata.web.fc2.com/
↓「昭和島」編はこちら!