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「クライマックス・シリーズ?なにそれ?美味しいの?」などと余裕ですっとぼける広島カープファンのわたしですが、なにか?(二の句を継がせない常套手段はやめなさい)
「オガチーーン!あんたこの一年間なにやっとったんじゃーー!昨年の日本シリーズとそっくりそのまま同じパターンで負けとるやん!短期決戦の戦法覚える気ないんかいゴルア!!!」
……………などと心の叫びもむなしく白目むかせる勢いで終戦してくれたあの日よ(遠い目)。
そんなわけで、完全中立で日本シリーズを満喫していましたよ、MLBのワールドシリーズも観戦しましたよ、この時期ならではの完全野球漬けですよ、どーだまいったか(ドヤるところ違う)。
あれー?なんでここにカープのあほの子たち(超愛情表現)がいないのかなあ??(「ググレカス」と同じノリで「現実見ろ」と我が身を諭したい)
【日刊/スポニチ/スポーツ報知】広島カープ“タナキクマル”田中広輔・菊池涼介・丸佳浩が語る優勝
白熱した日本シリーズ!クリーンな強さあふれるホークス・ベイスターズ
冗談さておき。
福岡ソフトバンクホークス優勝おめでとう!
これを書いているまさにいま、劇的なサヨナラ勝ちで胴上げ真っ最中です。驚いたし、ものすごく興奮しました。いやー今年の日本シリーズ、本当におもしろかったです。
チームスポーツの素晴らしさが詰まった試合の数々。両雄一歩も譲らず。福岡ソフトバンクホークスも横浜DeNAベイスターズもすごかった。クリーンな強さあふれる両チームに野球の底力を感じました。
冷静に観戦するも、監督・コーチ・解説に釘付けのあるある現象
特定のひいきチーム(広島カープ)が出場していなくても、基本的に野球(競技)全体が好きなので、特に日本シリーズは普通に盛り上がります。
とはいえ、カープじゃないのでより冷静です。完全に中立。いつのまにやら両チームのチャンステーマや選手ごとの応援歌まで覚えている、毎度毎度のあるある(笑)。
しかも、もっとも熱心に野球観戦していた時代の選手たちは、監督・コーチ・解説に集結という世代あるあるまで発生し、毎試合毎試合、グラウンド以上にむしろベンチや解説席に釘付け。
今年はなにしろ両監督に思い入れたっぷり。現在のホークス・ベイスターズ両選手たちが無礼講の場で監督を愛情こめてイジるネタならいくらでも延々提供でき(やめなさい)。
工藤だラミレスだ佐藤だ古田だ前田だ稲葉だ、選手そっちのけ状態
「カリメロ」工藤公康監督は西武ライオンズをこよなく愛した黄金時代のエースだった人。「ラミちゃん」アレックス・ラミレス監督はヤクルトスワローズの球団史上もっともお気に入り時期の主砲だった人。
どちらも数球団を渡り歩き、酸いも甘いも噛みわけた天才同士。試合中、両監督の現役時代が鮮明に脳裏にリプレイされる我が記憶力に驚き。選手よりベンチのカメラワークにワクワクのあるある再び。
ホークスなんて投手コーチが、現役当時の凄みも知る佐藤ヨシさんだもの。ピッチャーになにかあるたび、貫禄たっぷりに登場するその姿を目にしちゃあ「ヨシさんさすがー!あいかわらずカッコイイー!」。
なんなら今後は、両軍ベンチはもちろん、解説席もワイプで映しっぱなしでもいいんですよ?誰が喜ぶって?少なくともわたしは大喜びするから(なぜオマエだけのために、などというツッコミは耳が遠いので聞こえません)。
だって今日の解説陣、誰だと思ってんですか?古田敦也・前田智徳・稲葉篤紀ですよ?いやいや、解説席に専用カメラスタンバイからの実況中継でしょうよ。いっそワイプじゃなく全画面放映でもいいんですよ?
え?これ日本シリーズの中継だろって?そんなもん知ったこっちゃないっつーの(そこは知っとけ)。
良い子のみなさん、その解説の人たちは「ただの面白いおじさん」じゃないですからね?いいですか?現役時代はほぼ真逆キャラですよ?決して「愉快にハジけてるだけのおじさん」じゃないですからね?
「能ある鷹は爪を隠しまくり」がドンピシャなわたしは、いつもはただの人が実はすごかった系が激しくツボ。もういい、そのままハジケまくってほしい。「あなた方の現役時代、漫才師?」くらいの誤解を余裕で生むくらいに。
は?選手そっちのけで監督・コーチ・解説に力入れすぎ?……………そんなことないっすよ(長州小力の「キレてないっすよ」なトーンでごまかすんじゃねえ)。
広島カープもダルビッシュ有も、課題克服に取り組む姿を応援すればいい
このまま監督・コーチ・解説陣をエンドレスで語り続けそうなほど、そこらへんの世代はガッツリ応援してきたアツイ時代とはいえ、ちょっと真面目に。
冒頭で記した通り、広島カープが昨年の日本シリーズの焼き直しのごとく、同じパターンのやらかしっぷりを披露し、頭を抱えさせられたのは確かにあるとはいえ、そこは勝負の世界。勝つときもあれば負けるときもある。
アメリカでは、図体ばかりでかくて口が減らないせいで年がら年中SNS炎上騒ぎを起こすダルちゃんが、ワールドシリーズの滅多打ちでドジャースファンから犯罪者扱いの大バッシングを食らっていますが、こちらもまったく同様。
広島カープは、2年連続で全方位が驚くアイター!(白目)をやってくれちゃったので、特にオガチンこと緒方孝市監督筆頭に「ペナントレースとは異なるポストシーズンの闘い方」をしっかりと勉強してくれるはず。
ダルビッシュ有は、WBCでも露呈した国際舞台の短期決戦での脆さや課題を解決すべく、技術以上に、やや神経質すぎるメンタルや振舞いの改善など、なにかしら策を打ち克服のため勤勉に取り組んでくれるはず。
もうそれでいいじゃないですか。彼らは犯罪でも犯しましたか?違うでしょうよ。サッカー界のように馬鹿げた悪癖を延々繰り返し、人様の命や人権を毀損させるド畜生行為を蔓延させているわけじゃない。
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快楽殺人犯にも当てはまることですが、頭のおかしい馬鹿は一生直らないし、害悪を振りまくだけなら死滅させるしかないけれど、試合やプレイの出来をそれ以上どうこう咎めるのはナンセンス。
負けたことや良いプレイができなかったことを、反省するでも、しないでも、日常生活の態度から改めるでも、いっさい変わらずでも、誰かに迷惑をかけたり傷つけるわけじゃないのであれば、それはすべて個人の問題。
日常生活の在り方や人様への対応など含めて、這い上がるか、落ちぶれるか、選手本人が決めればいいだけ。
わたしはそれを後押しするだけです。バッシングなんて意味がなさすぎる。だって、この世に生きる誰ひとりとして、完璧な人生を送る人間なんていないでしょう?
それはあなたの人生じゃない。選手の人生である。の言葉がもつ真意
人間性が悪質や調子乗りな選手や監督、コーチ、関係者、ファンは、悪質行為をやめない病気だし、この世に災いをもたらす害悪なので「この世から消えてしまえ」で視界、意識から削除しますが(笑)昔から勝敗などには寛容です。
スポーツ観戦は楽しいし、思い入れがあればあるほど熱量が圧倒的に変わってくる。我が事のように自らを投影しながら前のめりで走りたい気持ちはわかります。
ただし、それはあなたの人生じゃない。選手の人生です。
わたしの場合、人の生死に関わる人生を送ってきているせいか、こうした側面が達観しているらしく、口癖が「誰かを殺したわけじゃないし、たかだか試合に負けたからって誰も死ぬわけじゃない」。
友人知人に指摘され、「確かにそういう場面になったとき、その表現をよく口にするなあ」と気づいたくらいなので、どうもいつも素で口にしているらしいです。そんな感じですよ(笑)。
わたしに言わせたら、「そんなもんでいい」んです。たかだか試合に負けたことを咎めても誰も幸せにならない。それより、悪事を繰り返すしか能がないこの世のド畜生の馬鹿どもを咎めろよ、と。
バッシングや咎める行為は無意味。すべては自分次第。選手の自己責任
この世でもっとも重い罪は、人様の命や人権を毀損させること。そうじゃなければ、罪ではないのだから、償う必要なんてどこにもない。
ただし、「勝負は時の運」だけでははかれない、いつのまにか陥った己の不遜さや油断を原因とする部分があるなら、練習や生活態度、SNSでの振舞いを改めたり、やるべきことはやったほうがいい。
いつしかプライドの高さから己に向き合えなくなり、悪さを指摘される現実から無意識でも逃げようと、あからさまでもさりげなくでも、人のせいにしたり人を巻き添えにする言い訳や印象操作を繰り返す卑怯ほど無様なことはない。
とはいえ、結局それらすべてが自分次第。そう、選手の自己責任なんですよ。
わたしは周囲に驚かれるほど寛容な分、ある意味で冷酷かもしれません。「同じ悪さの繰り返ししかできないのであれば、自業自得の無残な末路が待っている」とあっさり判断するから。
優秀なブレーンが見限らなかった理由は、スタープレイヤーのパートナーシップ
己の過ちに気づける環境にいるか。すなわち、甘くチヤホヤされるだけじゃなく、耳の痛い進言までしてくれる愛情をもったブレーンがいるか。
歴史上、本物のスターほど優秀なブレーンが傍らに存在します。では、なぜ彼らは優秀なブレーンと付き合うことができたのか?
傲慢な主従関係ではなく、パートナーシップを築いたから。とりわけ、力関係で上位になりがちなスタープレイヤー側が徹底して。それらを証明しているのは、すべて歴史です。
スタープレイヤーには、ご都合主義の甘言しか囁かない金儲け目的の有象無象が群がることは周知の事実。つまり、自ら率先して頼みこまなければ優秀なブレーンには出会えず、出会って以降も己を律しないと優秀な人間ほど去っていく。
現在のサッカー界の堕ち方は、優秀なブレーンをすべて潰した彼らの傲慢さが原因です。これだけの悪質さを平気で晒す業界にまともなブレーンが残っているだなんて、真っ当な人間は誰ひとりとして判断しない。
サッカーがうまいだけで万能の神気取りの傲慢な選手。旦那や父親の地位と名誉で自分が偉くなった浅はかすぎる大勘違いを晒すトロフィーワイフと、夫婦にそっくりな子ども。それらを恥ずかしげもなくSNSで垂れ流す。全員お似合いの同レベル。
「悪癖が当然」まで落ちぶれ、取り返しがつかない無様さを晒す以前に、いさめられ、止められていたはずなのに。
日米野球界は、世界中から罵倒と嘲笑を浴びても文句ひとつも返せない自業自得の無様な落ちぶれ方をしませんように。
「競技だけの馬鹿と、一緒になって調子づくしか能がないあほ女とあほガキを抱えるだけになったら、真っ当な人間たちすべてに見切られ、人生は完全に終わる」ことに気づかせ、本気で叱ってくれる人たちを大事にしてほしい、と願いつつ。