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現役時代 「若大将」の愛称で親しまれ
重圧と闘い続ける読売巨人軍4番バッターを務め上げたそのひとこそ
初代チャンピオンに輝いた前回大会を引き継ぎ
逃げ出したいほどの重圧がかかる二連覇への手綱を握る役目を担うべく
白羽の矢が立った 原辰徳監督
プロフェッショナル中のプロフェッショナルが集う
日本野球界トップである代表チームの監督を受託するにあたり
「これだけの素晴らしい才能が揃っているのだから
自分は引き出す役目が担えれば良いと思っている
選手とは年齢も近いし 威厳で束ねるというより良き兄貴分として」
とのコメントを出したことは 今も記憶に新しい
威圧感を与えず 自主性を伸ばして結果を取る
まさに原辰徳の哲学そのもの
そしてそれは 選手のみならずコーチに対してもだった
自身の現役時代 監督時代通して
短期決戦の怖さをなにより知り尽くしていた原監督の手腕は
プロフェッショナルが揃い踏みする代表チーム監督という
重圧がかかるポジションにおいて 殊更に切れ味を増した
通常であれば考えられない不審に陥ることも発生するのが
短期決戦のなによりの怖さ
ところが 比例して修正期間も短期であるにも関わらず
繊細な気遣いでプライドを傷つけないよう徹しつつ 選手の再生まで請け負った
選手 コーチ スタッフ そしてファンにまでも
すべてに配慮し 毅然とした強い姿勢で立ち向かう姿は
柔和なようでいて これ以上もなく闘将そのもの
良き兄貴を胴上げするために
強固な一枚岩となって 逆境を乗り越えながら勝利へと突き進んだのは
チームプレイを専売特許とする日本ならではのお家芸でもあるとはいえ
個性派揃いをまとめあげ 上手に手綱を握りながら快挙を成しとげた
選手やコーチ陣の誰よりも強いハートの持ち主が
監督として微動だにせずどっしりと構えていたからこそ
「お前さんたちは 本当に強い侍になった」
シャンパンファイトでの原監督の言葉に
子供のようにはしゃぎながら喜ぶ選手たち
その光景はまさにひとつの大きな家族だった
強く美しいチーム サムライジャパン
結実は 二連覇と共に
2009 WORLD BASEBALL CLASSIC winner
Japan National Baseball Team!!
It hands down from generation to generation forever.