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【TOHOKU RAKUTEN GOLDEN EAGLES tohoku does not lose】へのたくさんのご反響、本当にどうもありがとうございます!!いやはや…すごい本当に…冷や汗出るくらいに怒涛のご反響…取り上げさせていただき感無量です!
「泣いた・泣けた・泣けて仕方ない」といった三段活用状態で(笑)ピックアップさせていただいた写真を見ているうちに色んな想いがこみあげてきて泣けてきた、というお言葉が多いです。
東北にお住まいの方々から他地区の方々から海外にお住まいの方々まで!
ワタシも一緒に涙涙…。ワタシ自身、ピックアップしてる段階から、グッとくることが多くたまりませんでした。
球界の重鎮のような読売ジャイアンツの闘いぶり
今回の日本シリーズ。
球界の盟主、歴史ある重鎮のような存在である読売ジャイアンツと、発足からまだ9年の新進気鋭の若き侍たちのような存在である楽天イーグルスの闘い。
本当に見応えのあるシリーズでした。
こんなに素晴らしい試合の数々を見せていただいたことが、なにより幸せです。
敗れはしたものの、さすが「巨人軍たるもの紳士であれ」の読売ジャイアンツ。本当に素晴らしい姿勢と闘いぶりでした!まさに【王者の貫録】です。
何十年ぶりかの連覇に挑んで闘いぬいた姿は、やはり美しかった。
「勝者にばかり目を向け、あろうことか敗者を揶揄するような無様極まりない人間になるな」と生きてきているワタシは、今回の読売ジャイアンツの姿勢に美しさを伴った真の球界の盟主たる姿を見ました。
実直なお人柄と、頭脳明晰(お勉強ができる、という内申書や偏差値で図るイミではなく)で誇る原監督が築き上げたチームは、セ・リーグ覇者にこれ以上もなく相応しいチームでした。
本当にお疲れさまでした!
そして、セ・リーグ優勝おめでとうございました!
東北は負けない 東北の想いと共に闘った楽天イーグルス
それでも。
今年はやっぱり、楽天イーグルスの優勝で良かったな、と思っています。
このタイミングで日本一が果たせたこと、素晴らしい結実だな、と。
そしてなにより、ここからが本当にスタートだな、と思っています。
東北の想いと共に。
2011年3月11日。東日本大震災が起こった日。
日本人なら、忘れてはいけない。忘れるわけがない。だけど、どうしても風化してしまいがちなのは、ひとは忘れなければ生きていけない生き物であるから。
それでも、忘れてはいけないんです、絶対に。東北の現場で生きるひとたちは、忘れたくても忘れられない毎日を過ごしている。
少しずつ現地の報道をなるべく拾い集めるようにしてあれから過ごしてきたワタシは、大手メディアでなかなか報道されない現状をまざまざと実感させられることが多かったです。
東日本大震災発生当時は盛んに、それもお涙頂戴方向で(透けて見えるのは視聴率至上主義である浅はかさ)報道していたにも関わらず、すぐに次の話題を見つけ飽きたものには見向きもしないような大手の傲慢さや金儲け至上主義、あげく現場を振り回し続ける身勝手さを感じたりしつつ。
だからこそ、楽天イーグルスは、東北の希望の光であったともいえます。監督以下、選手、コーチ、スタッフ…東北代表として闘い抜いた彼らは、常に東北に寄り添いながら、心を通わせつつ、道をひたすらに走ってきた勇者たちです。
最初は連敗記録を作っていたチームが、少しずつ強くなり、大震災を越えてボランティア活動もしつつ更なる強さを持ちながら走り続ける姿は、東北のひとたちの強さや真摯な姿勢と重なります。
大震災からまだ3年経っていません。
それでも、真摯に誠実に作成されるドキュメンタリーなどを除いては、大手メディアにおいてはまるでなかったことのようにされている東北の現状。
今だからこそ、あらためて光を当ててくれたのは楽天イーグルスではないかな。
しかも、このタイミングで。
なんだかしみじみとそんなことをふと、思いました。
勇者たちが子どものようにはしゃぎまくる瞬間は楽しい!
超ベテランで初めて日本一の栄冠を勝ち取ったチームリーダー・松井稼頭央選手も、今やまさに楽天イーグルスの象徴。清々しいまでの闘いぶりを誇る楽天イーグルスの頼もしき大先輩は、斎藤選手らと共に、メジャーリーグ経験も含めて若き選手たちの心のよりどころ。
勝ち方を知っているベテラン勢は、こうした頂上決戦にこそ「やっぱり違うな」という真価を発揮します。何度も修羅場を潜り抜けた歴戦の猛者は、やっぱり強く美しかったです。
ビールかけ、見てるだけで楽しくてたまらないんですよねー!
めっちゃテンション上がるし、あの激闘を勝ち抜いたひとたちが子どものようにはしゃぎまくる姿を見るのが楽しいんですよ(笑)
星野監督にとっても、初の日本一!
【東北の底力】と共に闘う姿、お見事でした!
日本一を果たした瞬間のあの涙、グッときますね。
忘れちゃいけない、忘れるわけがない!
名将・野村克也がいたからこそ、今日の楽天イーグルスがある!!
阪神タイガース優勝時と同じ光景を見るかのような、野村監督・星野監督の連携プレイ。畑を耕し種を撒き水を与えて芽を出させたのが野村監督なら、若葉を大きな樹に育て上げたのが星野監督。全開の笑顔のやりとり、たまらないですね。現場の長として、おふたりにしかわからないこと、きっとたくさんあるはず。
東日本大震災の現場・東北に祝福と想いを
阪神淡路大震災のとき、オリックスブルーウェーブ(当時)が快進撃を続け、日本一の栄冠を手に入れました。その姿は、関西地区のみなさんの希望の光。
そして今、楽天イーグルスが、東北のみなさんの「日本一を東北に!」の想いと共に、結実を果たしました。ひとの想いとは、かくも強く美しきなり。
「ひとの想いは、世界を変える」
このことが、楽天イーグルスと東北のみなさんが見せてくれたもの。
この本質、よく目を向け、気づかなくてはならないと思います。「ひとの想いは、世界を変える」。未だに大震災の爪痕が根深く残り、復興への目途が立たない地域も多い東北地方を、本当のイミで復興へと軌道に乗せ、元気溢れ活気に満ち溢れた美しい東北地方にするのは、ワタシたち日本国民すべての想いでしか成し遂げられない、ということを。
楽天イーグルス。そして、東北のみなさん。本当におめでとうございます!
ずっとずっと、応援しています。
ワタシにせめてできること、として、毎月の募金をひたすら続けることや、支援活動に加わることくらいしかできない一庶民だけれど。だけど。
忘れません、東北を。