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現地時間28日に行われたホッフェンハイム戦。「便秘状態が長らくつづきながらも、結果的にサッパリしたー!」という試合。
「おい!マジメに書け!」といわれようが、超マジメです(キリッ←せんでええ)。
今シーズン前半戦のシステム「4-3-3」に戻したハーフタイム以降、うまくまわって勝利した。簡単にざっくりいうとコレ。
同システムでバリバリ活躍していた立役者、シンジカガーワこと香川真司的には、交代した途端、自身がフィットしていたシステムに変更しての結果だけに複雑だったろうな……と実感しています。
INDEX
- 【映像&ゲキサカ】香川は前半だけで交代…10人相手にラスト10分の3ゴールで逆転勝ち
- ますますノリに乗ってるヘンリク・ムヒタリアン!頭脳明晰・容姿端麗の超万能型プレイヤー
- アドリアン・ラモス&モリッツ・ライトナーの躍動、チームメイトの爆発的セレブレーションが至福
- 選手・監督・スタッフ・上層部・ファン、最高の補完関係を構築するドルトムントは最強ファミリー
- マッツ・フンメルスお休みでキャプテンを務めたマルコ・ロイス、熱狂的ファンが描く人物像は空耳
- 周囲が考える以上に繊細な香川真司。自分を否定することなく、自信を失わないでほしい
- 香川真司の中にはキラキラしたパワーがいつでも眠っている。起こしてあげるだけで大丈夫
【映像&ゲキサカ】香川は前半だけで交代…10人相手にラスト10分の3ゴールで逆転勝ち
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ますますノリに乗ってるヘンリク・ムヒタリアン!頭脳明晰・容姿端麗の超万能型プレイヤー
「ミキちゃんがますますノリに乗ってる!」
ホッフェンハイム戦を観ていて、感嘆とともに漏らしたひと言。
ミキちゃんことヘンリク・ムヒタリアン。
昨シーズン、連携面でなかなかフィットできず今シーズンがはじまる前に移籍まで考え悩んでいた逸材が、今シーズン、チームの要となって大活躍しています。
ともかく「上手い」「強い」。上手いだけでもなく、強いだけでもなく。ピッチ上を縦横無尽に走りまわりながら、守備をこなし、的確に攻撃の重要根幹を担い、ゴールどころかアシストまですべて決める。
現在のボルシア・ドルトムントで「一番ケガから無縁な選手」と呼ばれるほど、蓄積疲労が相当にも関わらずケガや不調知らず。頼もしいことこの上ない!トゥヘル博士が全幅の信頼を置くプレイヤーです。
加えて、めっっっっっちゃ頭脳明晰ときた。いや、コレ、本当~~~~にシャレにならないほど(笑)。
サンクトペテルブルク・エレバン在学当時、経済学を選択し、弁護士免許取得を計画する超エリート。語学も堪能で、母国アルメニア語をはじめ、英語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語・ドイツ語まで網羅。
冗談じゃないんですよ?真実ですよ?超サッカーうまくて顔立ちと性格がやさしいイケメンで超頭までいいって、マンガかよすごすぎワロタwwww
オスマン帝国政府による強制移住・虐殺の歴史をもつアルメニアは、虐げられた歴史に負けないスマートで理知的な超優秀人財を世界に輩出しつづける国家です。今やアルメニア筆頭格でもあるミキちゃん、要注目!
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アドリアン・ラモス&モリッツ・ライトナーの躍動、チームメイトの爆発的セレブレーションが至福
途中交代の選手、それもスタメン定着を目指してがんばっている選手が活躍することは、大きな楽しみでもあります。
今回、ものすごくうれしかったのは、ラモちゃんことアドリアン・ラモス、モリリンことモリッツ・ライトナーの躍動。両選手ともどんなときでもひたむきに努力をつづけてきただけあって、結果が出た喜びもひとしお。
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象徴的だったのは、チーム2点目、ラモちゃんのゴールが決まった瞬間のチームメイトの爆発的なセレブレーション!
なんていいチームなんだろう。あらためて心から惚れ惚れしながら、トゥヘル博士ばりのニヤニヤ顔になるなど(笑)。
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ちなみに、ラモちゃんゴールの瞬間の博士は「ニヤニヤっぷりが完全にはっちゃけた」状態。選手同様爆発的な喜び方がすごかった!
JUMP! #bvbtsg https://t.co/5xzbQ063YS
— Borussia Dortmund (@BVB) 2016年2月29日
ヤバイwwww クセになるwwww 優勝した瞬間なんてどこまで壊れてくれるのか楽しみすぎるもっとやって博士wwww
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もともとかなり好戦的で、それだけでなくとぼけたところもあるひとなんで、いろいろなイミで今後がますます楽しみですぜ(笑)。
選手・監督・スタッフ・上層部・ファン、最高の補完関係を構築するドルトムントは最強ファミリー
さておき、わたしがボルシア・ドルトムントというチームを愛するひとつが、幾度も記してきたとおり、まさにこの姿勢。
「ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために」
誰かの喜びはみんなの喜び。誰かの悲しみはみんなの悲しみ。
スタメン・リザーブ、垣根なんかひとつもない。誰もがフラットでリスペクトしあっている。支えあい補いあい。ひとりひとりがプロフェッショナルとして、最高の補完関係を築いている。
選手・監督・スタッフ・上層部・ファン、全員でひとつの大きなファミリー。絆と結束力の強さ。土足で踏み込み壊そうとしても、くだらないゲスさで壊すことなんて一生できないほど。
今回もまた、心に染みわたる素晴らしいシーンが観れて本当にうれしい。やっぱり幸せだな。涙がこぼれそうになりました。今一度感じさせてくれたボルシア・ドルトムントに感謝しつつ。
やっぱりこの最強ファミリーでてっぺん取るっきゃないっしょ!我らボルシア・ドルトムントは、どこにも負けない。全世界に胸張って誇れるファミリーだぜ。いいテンションでこれからもいきまっしょい!!!!
マッツ・フンメルスお休みでキャプテンを務めたマルコ・ロイス、熱狂的ファンが描く人物像は空耳
忘れちゃいけない、キャプテンの話題に触れておきましょう。
この試合、フンさんことマッツ・フンメルスキャプテンがお休みでした。パパちゃんことソクラテス・パパスタソプーロスが3週間離脱している今、第一報を耳にして冷や汗でしたが、軽傷でホッとひといき。
代わってキャプテンマークをつけたのは、マーコちゃんことマルコ・ロイス。そう、彼はボルシア・ドルトムントの副キャプテン。熱狂的ファンの間での人物像としてよく耳に入れられるのがコチラ。
「クールで知的なナイスガイ」「ニヒルでミステリアスなイケメン」「物静かで謙虚な二枚目」
……………ん?んん?!んんんん?!?!
えーと。わたしが聞き間違えしているのかな?空耳?空耳アワー?(若干古いです)
よーしわかった。今からドイツに飛んで「クールで知的なナイスガイ」「ニヒルでミステリアスなイケメン」「物静かで謙虚な二枚目」のマルコ・ロイスさんってひとを探してこよう。
ドイツどころか世界中探しまくっても一生見つからないから間違いなく(真顔)。
代わりに見つかるのは「喜怒哀楽に素直ではしゃぐことが大好きなヤンチャ坊主」「自分が心を開いた相手には所構わずちょっかいかけて大笑いしながらひゃっほいしている悪ガキ」、そして「ウッドペッカー」。
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派手な勘違いはやめよう!現実をよく直視するんだ!マルコ・ロイスはイケメンだけどイケメンキャラじゃないぞ!「黙ってりゃイケメンなのに」と頭抱えられる愉快な人間だぞ!それが魅力だ!いいかわかったか!
だってさーわたしがファンになる選手だよ?「おもしろみもクソもないつまんない気取った高飛車イケメン」なわけないだろが(これが一番説得力があると広範囲に納得された自分自身を小一時間ほど問い詰めたい)。
ドイツに観戦に行ったら、ジグナル・イドゥナ・パルク中に響きわたる「がんばれウッドペッカーーーー!!!!」の絶叫したい。完全にチョッパーを発見したルフィと化したわたしに怖いモノなんてなにもない。
なにこのオシャレな目標。我ながらイケてる(黄色い悲鳴のマルコ・ロイスファンのみなさん、誤解するのはやめよう。ガチで超ファンだから。チョッパー応援隊隊長として天に誓ってもいい←誓わんでもええ)。
周囲が考える以上に繊細な香川真司。自分を否定することなく、自信を失わないでほしい
冒頭でも記しましたが、気がかりなのは、精細を欠いた印象を残したシンジカガーワこと香川真司。残念ながら前半のみで交代。そこから逆転となったため、気分的に優れないだろうな、とは感じています。
試合終了後のセレブレーションでの表情をみていればわかる。タイプは違うけれど、彼とマルコ・ロイスは、本当によくわかる。
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うれしいとき、悲しいとき、本人が懸命に抑えようとしても抑えきれず、表情に、仕草に、表れる。素直で本当に人間らしい。それがたまらなくココロくすぐられるんだよなあ。どこまでも愛らしい人間性です。
さて、試合後のインタビューが記事になっていました。コチラです。
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周囲が考える以上に、ものすごく繊細な選手なんだろうな。あらためて実感します。
確かに「自身と周囲のプレイ、自身と戦術が噛みあっているときはおもしろいほど素晴らしい。ただ、少しでもうまくいかなくなると歯止めがきかない」といったウィークポイントになったりもする。
でも、それを差し引いても、その繊細さは間違いなくストロングポイント。どうか自分を否定することなく、自信を失わないでほしい。
香川真司という選手をずっと観てきて、純粋にサポーター視点で感じるのは、「見て見て!オレうまいっしょ?」とヤンチャな表情と心の声たっぷりにプレイしているときが、実は一番うまくいっているということ。
素直で純朴でやさしいヤンチャ小僧が、楽しくて楽しくてはしゃいでいる、あの天真爛漫さ。繊細な感性で織りなすプレイのひとつひとつが、まるで魔法をかけているかのよう。
典型的な「天才肌」だな、と。で、繰り返しますが、それは間違いなく大きなストロングポイントです。
香川真司の中にはキラキラしたパワーがいつでも眠っている。起こしてあげるだけで大丈夫
なんとかなるよ。大丈夫だよ。
もし彼が友人だったとしたら、なにげなくさりげなく、見ているようで見ていない、見ていないようで見ている、わたし独特のいつも通りのサラリとしたそんな感じで伝えたい。
腐らないでほしい。自信を失わないでほしい。黙々とピッチに立つ準備に取り組んでいてほしい。むずかしいだろうけれど、余計なことをなるべく考えず「サッカーが大好き」だった少年の頃を思い出してほしい。
香川真司の中には、キラキラしたパワーがいつでも眠っている。ピッチに立つその瞬間、ちょっと起こしてあげるだけで、大丈夫。
うまくいっているときも、うまくいかないときも、結果が出ているときも、結果が出ないときも、あらゆる表情をもったあなたがみんな大好きだよ。だから、大丈夫。