【内田篤人インタビュー】ヤング・ゲーテ「求められる男」で語った真摯な眼差しと強い信念

どーも。毎日毎日「内田篤人はまだ書かないのか」と呪文を唱えながら熱波を送りつけやがる……あ、いやいや……熱いリクエストを送ってくれる内田篤人ファンが周りに揃うsacchiです(うへえ←やっぱりバテ気味)。

あなたはウッチーを書きたくな~る書きたくな~る」と、呪文や呪いを通り越し、もはや催眠術の世界。なんだろうこれ。なにに巻き込まれているんだろうわたし。誰かなんとかしてください。

いや、ここはお得意の100メートル助走を付けたハイパーアクロバティックローリングサンダーキックアンドターンアンドビューティフォーパンチングでも炸裂させて正当防衛か(確実に通報されるからやめなさい)。

リハビリ中につきひっそり静かに応援してきた内田篤人が新創刊「ヤング・ゲーテ」に登場!

現在、リハビリ中の内田篤人。リハビリ中だろうがバリバリ毎試合先発だろうが、個人ブログを書くことになにも支障はないとわかってはいるものの、なんとなくひっそりと静かに応援していたくて。

なんだかイミわからん勢いでブログを見て、それをイミわからん勢いで改変しながら大騒ぎするストーカーちっくな方々がいることが日増しにわかったのでなおさらねえ(苦笑)。

と思いつつも、そんなイミわからん方々のせいで応援を控えるというのはわたしにとって、あ・り・え・な・い(心の中で超特大フォントに変換して読むべし)。

ちょうどシャルケ公式行事はもちろん、試合観戦などに顔を出すことも増えてきたし、本日はタイムリーな書籍「ヤング・ゲーテ」の話題を!



巻頭スペシャルインタビューに内田篤人!「ゲーテ」の弟分として創刊された「ヤング・ゲーテ」

お兄さん雑誌「ゲーテ」の弟分として創刊された「ヤング・ゲーテ」。

メインターゲットは、ビジネスパーソンのアラサー男性。普通なら購入することがない、縁のない雑誌です。

いくらわたしが

さえちゃんってヤバイくらいマジイケメンだわ!ガチ憧れてる!」(一言一句原文そのまま)

と、男性にまで褒められ全力で喜んでいいのか全力で悲しんでいいのか頭を抱えることがよくある人間とはいえ、わざわざ「よし!男前を極めよう!」などと道を突っ走る気はないのだよ(真顔)。

そこ、完全に誤解しているようだけれど、間違えずココ暗記しておくように。

わ・た・し・女・な・ん・で・ね(心の中で超特大フォントに以下同文)。

なのに、なぜ創刊号を購入したか。そう、内田篤人巻頭スペシャルインタビューのため。ただそれだけ。それ以外いらないんで安くしてくださいってお願いしたいくらい(若干失礼)。



「イケメンサッカー選手」と呼ばれることに良いイミで無頓着な内田篤人の面白さ

誰もがご存知のこととは思いますが、「イケメンサッカー選手」などと取り上げられることが多い彼は、盤石なホームであるスポーツ誌のみならず、ファッション誌から女性誌にいたるまで幅広いニーズがある日本を代表する男性アスリート。

とはいえ、良いイミで黄色い声援を浴びることに無頓着で、良いイミで壊滅的なファッションセンスを誇り、良いイミで黄色い悲鳴系の期待を上手にすり抜けシニカルにひょうひょうと生きている「素材の良さを活かさないギャップだらけの男」。

これは、内田篤人最大の持ち味であり最大の魅力のひとつ。

ただし、スポーツ誌以外のファッション誌などメディア側は「女性人気の高いイケメン」としてピックアップしたいのが本音。

長年こうした思惑がうかがえることから、個人的にスポーツ誌以外の内田篤人特集に関してはいっさいといっていいほど目を通してきませんでした。

イケメンウッチー♡」なんて興味ないんで(あんたあいかわらずはっきりしすぎや)。



購入して本当に大正解だと実感させられた、内田篤人の本質そのものが浮かび上がるインタビュー

それが、今回は手にとってみました。しかも、中身を確認することなくWEB予約という手段で。自分自身ビックリしたほど、わたしにしてはかなり驚きの行動。

なぜか?

ファッション誌、女性誌というより、「ヤング・ゲーテ」の立ち位置が「男性向け情報誌」だということ。

加えて、「テーマ求められる男になるに沿って自身の仕事観=サッカー選手としてのスタンス」を語っているらしいこと。

で、ちょっとワクワクしながらオーダー。さて、無事に届きました。

結論からいって、購入して本当に大正解でした。男性はもちろんのこと、むしろ「ウッチー♡」とハートを飛ばしまくっている女性ファンの方々に読んでいただきたい。

真摯な眼差しと強い信念。はっきりと浮かび上がってきたのはそんな言葉。

イケメンではなく「骨太な男前」。

内田篤人という人物を考えたとき、ずっと感じてきたことがそれ。なおさら実感させられました。このひとは正真正銘、本物の男前だ、と。



「内田篤人らしい」信念がうかがえる勾玉の言葉は、内田篤人の本質そのもの

読み進めていて「内田篤人らしい」と感じた言葉や成り立ちを一部ご紹介します。

内田篤人ファンの方内田篤人ファン以外の方も、ぜひ手にとって全部読んでみてください。本当にオススメ書籍です。

「求められることって期待されているってことかな、と思う。需要と供給ですよね。期待されて、それに応えるというね。」

「意識しているのは、周りを助けること、自分がいることで周りを生かすこと。後ろの隅っこにいるから、よくピッチが見えるんですね。だから、危ない場面とか気づきやすいし、ミスとかもよく見える。危ない場面をつぶそうと意識している。チームのフォローができるように、手助けして、うまく回るように。」

細身だったプロ入り当初から体重を10キロ近く増やし、身体を強くしてきた。欠点と指摘されてきた守備についても、今や欠点と指摘する人はほとんどいない。

どうすれば自分の、そしてチームや組織のためになるか。それを考えて、行動に移してきた結果、監督、チームメートから信頼を掴み、サポーターやメディアから求められる存在になった。自分を大きく見せず、自然体でできることに取り組む。内田のプロ人生はその繰り返しだった。

「これまでのオレの人生を振り返っても、オレの性格的に言っても、これまでもダメかな、と思われた時、転んでもタダでは起き上がらなかった。だから、自分で自分は戻ってくると思っている。けがする前よりも、大きくなって。だから焦りはないよ。」