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サッカー界を取りしきる総元締め組織としておなじみのFIFA。10月も半ばを折り返すと、いよいよ年に一度のあの賞へのカウントダウンがはじまる頃。
この時期からカウントダウンスタートのあの賞といえば?そう、「世界年間最優秀選手賞」。通称「FIFAバロンドール」。
現地時間20日、FIFAが2015バロンドール候補者23名を発表。そうそうたる候補者揃いのリストを目にして、さて、あなたなら誰に投票したい?
【サッカーキング】FIFAバロンドール候補23名発表…2年連続受賞のC・ロナウドやメッシら
FIFA(国際サッカー連盟)は20日、世界年間最優秀選手賞であるFIFAバロンドールの候補者23名を発表した。
2013年、2014年の受賞者であるレアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや、2009年から2012年まで4年連続(バロンドール時代含む)で受賞したバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、バルセロナで2014-15シーズンのチャンピオンズリーグを制したブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスらが選出された。
また、国別ではアルゼンチンとドイツから3名ずつ、クラブ別ではバルセロナが6名で最多となった。
FIFAバロンドールは2010年にFIFA最優秀選手賞とバロンドールが統合。各国の代表監督と主将、サッカー記者の投票によって選出される。11月30日に今回発表された23名から3名に絞られ、今年度の受賞者は2016年1月11日に発表される。
2015年FIFAバロンドール候補者(カッコ内、国籍/現所属クラブ)※国籍の多い順
トニ・クロース(ドイツ/レアル・マドリード)
トーマス・ミュラー(ドイツ/バイエルン)
マヌエル・ノイアー(ドイツ/バイエルン)セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン/マンチェスター・C)
ハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン/バルセロナ)
リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー/ヴォルフスブルク→マンチェスター・C)
エデン・アザール(ベルギー/チェルシー)カリム・ベンゼマ(フランス/レアル・マドリード)
ポール・ポグバ(フランス/ユヴェントス)アレクシス・サンチェス(チリ/アーセナル)
アルトゥーロ・ビダル(チリ/ユヴェントス→バイエルン)ギャレス・ベイル(ウェールズ/レアル・マドリード)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/レアル・マドリード)
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(スウェーデン/パリ・サンジェルマン)
アンドレス・イニエスタ(スペイン/バルセロナ)
ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド/バイエルン)
ネイマール(ブラジル/バルセロナ)
イヴァン・ラキティッチ(クロアチア/バルセロナ)
アリエン・ロッベン(オランダ/バイエルン)
ハメス・ロドリゲス(コロンビア/レアル・マドリード)
ルイス・スアレス(ウルグアイ/バルセロナ)
ヤヤ・トゥーレ(コートジボワール/マンチェスター・C)引用:サッカーキング
よくぞこれだけ豪華メンバーを揃えた!毎度毎度感心したくなるそうそうたる顔ぶれリスト
まーよくこれだけ豪華なメンバーを揃えたこと!
当たり前のことながらしみじみと感心したくなるそうそうたる顔ぶれが集まったリスト。記事中にもあるように、ややバルセロナに偏りがあるのは、昨シーズンの3冠王者だからでしょう。
順当に顔を出しているのは、こちらも、やはり!とうなずかされるリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド。ここ数年のバロンドールをお互いで分け合う受賞歴には感服しきりです。
知っているようで意外と知らない?!バロンドーラーはどうやって選出されているのか?
とはいえ、バロンドール受賞者=バロンドーラー、どうやって選出されているかご存知でしょうか?つい先ほどアップされた同じくサッカーキングの記事がコチラ。
[blogcard url=’http://www.soccer-king.jp/news/world/20151021/361827.html’ width=” height=’150px’ class=” style=”]
すごく参考になるかと思います。ぜひ見てみてください。
「人気投票」という部分に、やや同意。やや、というのは、メッシもロナウドも「選ばれて当然の素晴らしい選手」という認識があるから。
ではなぜ、ややであっても同意する部分があるか?まさにコチラです。
冷静に考えてみれば、ヨーロッパを活躍の舞台としない監督や選手にとっては、候補者23名の実力を肌で感じ取ったわけではないため、見た目の印象やタイトル、ゴール数という明確な結果を頼りに投票するしかない。すると、守備的な選手よりも攻撃的な選手、地味な選手よりもメディア受けする選手が受賞する確率が必然的に高くなるのだ。
「攻撃の選手ばかり受賞するのはおかしい」ではなく「守備の選手は受賞できないのでは?」
前もって繰り返しますが、なにも「攻撃の選手ばかり受賞するのはおかしい」といっているわけではありません。
そうではなく、客観的に見て「超優秀であっても守備の選手は受賞できないんじゃないか?」と危惧しています。以前、コチラのエントリーでも。よかったらご参考までに。
[blogcard url=’https://blueazure.jp/sacchi/sports/fifa-football-soccer-japan-national-team-atsuto-uchida-julian-draxler-schalke04-germany/8643/’ width=” height=’150px’ class=” style=”]
勝手に結論からいうと、わたしはマヌエル・ノイアー一択です。投票権ほしいから代表チームの監督かキャプテンになりたいくらい(イミのわからないことをほざくのはやめましょう)。
いや、メッシもロナウドも大好きですよ?今までずっとブログでも取り上げ、語り尽くすくらいに余裕で大好き。でもさ、いいじゃん、もう何個も持ってるんだからあのボールトロフィー(そういう問題ではありません)。
他の選手だってみんなみんな大好きですよ?舐めてもらっちゃ困る、サッカー本気でずっと大好きなんでね。でもさ、いいじゃん、いつも派手なポジションで注目集めてチヤホヤされてんだから(だからそういう問題ではありません)。
若林源三なんか目じゃない!SGGKの上をいく「ぬりかべマヌ」ことマヌエル・ノイアーは規格外GK!
現在、世界4大クラブの中でもっとも盤石かつ最強といわれるバイエルン・ミュンヘンの正ゴールキーパー。ドイツ代表においても、昨年開催されたワールドカップブラジル大会にて悲願の世界一を達成。
おとなしくゴール前を守るだけでなく、センターサークルまでひょこひょこ出てきて「おいおい!あんたのポジションどこやねん!」と全世界からツッコミ入れられようが笑って受け流すファンキーさ。
延長戦後のPK勝負になったら、ゴールキーパーにも関わらず3・4番手に登場。鬼のような鉄壁の守りを誇りながらも、やたらとチャーミングな笑顔と人間性の素晴らしさでココロをくすぐってくれるナイスガイ。
ゴールキーパーの常識を軽くくつがえした、その名も「ぬりかべ」(違います)。
若林源三のSGGK(スーパーグレートゴールキーパー)なんて目じゃないっつーの!漫画の世界でもソッコー却下食らうこんな選手、まさか本当に世の中に出てくるとは思わなかった。
マヌちゃんこと、マヌエル・ノイアー。確かな意志をもって心から実感する、唯一無二。
マヌエル・ノイアーが受賞できなかったら、もう二度と守備サイドは受賞できないとまで思わされる唯一無二
マヌちゃんが受賞できなかったら、もう二度と守備サイドの選手は受賞できないかもしれないと実感しています。
攻撃は守備から。華やかな攻撃は、盤石な守備があってこそ。何点取ろうが、それ以上取られたら勝てないのがサッカー=フットボール。
それを無失点、あるいは限りなく無失点に近いレベルに抑えるチャーミングな巨大な壁。愛情こめて「ぬりかべ」と呼んでいるマヌちゃんは、わたしの中で人間性含めてもう二度とこれ以上のGKは出てこないというほどの選手。
誰になんと言われようが、わたしは声を大にして宣言したい。マヌエル・ノイアーこそバロンドーラーにふさわしい。今回はぜひ、守備サイドの選手にスポットを当ててほしいと願っています。
よーし!今から投票権獲得のために、FIFAに乗り込んで話つけてくるか!(それをひとは「不法侵入」および「恐喝」と呼びます)