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現地時間25日に行われたアウクスブルク戦。香川真司とマルコ・ロイスの鮮やかなコンビプレイが冴えわたり快勝した一戦。ゴール後の恒例セレブレーションもこのふたりらしさにあふれていてファンもテンションマックス!
と・こ・ろ・が
あまりにも劇的すぎる美しいゴール、しかも映画顔負けのセレブレーションシーンだったことから、このビューティフルショットに対しこんな感想が各方面、しかも冷静なサッカー経験者男子たちからも。
「なんかこれ、王子が姫に再会して『姫!ずっとあなたに会いたかった!』って感じの写真みたい。さすが外国人は全然違うなーすげえいい男だなー妬けちゃうなーマルコ・ロイス!」
……………お、おう(白目)。
冷静男子まで「マルコ・ロイスに妬けちゃう!」と言い出す香川真司とマルコ・ロイスのセレブレーション
つーか、マルコ・ロイスに妬けるの?オマイラそっちの趣味まったくないのに?確かに小柄なシンジカガーワは、大柄な外国人選手に囲まれてのセレブレーションで女性のように愛らしく見えると評判だけど、そんなに?
なんだこれ?わたしの周りの男子メンツだけ?(繰り返すけどサッカーやスポーツ経験者多数の冷静派揃いにも関わらず)と思いきゃ、現実はとんでもなかった。しかも、日本だけではなかった。
広範囲で「シンジとマーコのハグが美しすぎて映画や小説超えた!素晴らしい!綺麗すぎる!」の大騒ぎ。
……………お、おう(白目再び)。
「王子と姫の再会みたい!」と盛り上がるそこのオマイラいいからオチツケ
みなさん、落ち着いてください。いいですか?
マーコ王子は白馬に乗って登場するタイプではありません。かなりの手荒いタイプだぞ現実見ろ(真顔)。
で。
シンジ姫はそれに輪をかけて実はヤンチャでイタズラ好きです。ロマンティック皆無だぞ現実見ろ(真顔再び)
では、その「現実見ろ」の試合後のおもしろシーン、こちらも恒例行事となったシンジとマーコのめっちゃ笑えるやりとりをご紹介しましょう。
「かなりの手荒いスキンシップ好き王子」「輪をかけてヤンチャでイタズラ好き姫」とはこれいかに?
えーと。なんですかね。ドルトムント市には「最大の愛情表現はビンタ」というルールでもあるんでしょうかね。ルール地方だけに(そんな寒々しいオチはいりません)。
まるでユルゲン・クロップ直伝愛情ビンタ(あの方はリヴァプールでも絶賛愛情ビンタ三昧)。「アントニオ猪木の大ファンなんじゃないか?」との疑いを強めつづけるわたしです(せんでええ)。
しかも手加減なしかよw さすが男同士ノリ。こういうのホントよくあるなあ、と自分の周り見わたしても納得で大爆笑(笑)。
マーコちゃんはオバニャンとのノリにはあまりありませんが、ユース時代からの親友グロスクロイツ兄やんにはもっと激しいです。なんでしょう。やっぱりドルトムント独特のルールなんでしょうかね。ルール地方だけに(だからそんな寒々しい以下同文)。
マルコ・ロイスとはまたタイプが違い反応がおもしろいマルセル・シュメルツァーの人物評は「やさしさでできている」
マーコじゃれつくように蹴り⇒疲労困憊ながらシンジ応戦⇒突然ちょっかいかけるマーコに対し「オイオマエなにやってんだ?」と怪訝そうな顔を向けるシュメ⇒シンジとシュメ微笑み合う
なんだこれ。やっぱりやたらと可愛すぎだわドルトムント(笑)。良いイミで、試合以外だと小学生男子ノリでキャッキャキャッキャできるチームワークの良さ。
ちなみに、シュメさんことシュメルツァー選手は「やさしさでできている」という人物評が大半を占めるひと。
ドイツに初めて移籍してきたときからのチームメイトということに加えて、相性が良いらしく(やさしいひとだから当然の感じあり)よく見受けられるのは「試合後のシンジカガーワはシュメさんの隣りにいることが多い」。
牛丼ギュンちゃんよりシュメさん率のほうが高いそうで、そういえばいわれてみるといつもシュメさんといるなーとあらためて納得するなど。
再移籍時に日本語で「おかえり」とポストしてくれたのもシュメさん。ごはんに一緒に行っただけでなく、ドルトムントに戻ってきた当初はシュメさんの家に泊まっていたという。シュメさん新婚なのにw
一応マジメ補足、香川真司がチャントに反応できなかったワケとは?
一応マジメに?「香川真司がなぜこんな状態か」を補足すると。これ、チャントに反応できなかったのって、疲労困憊で足が攣りそうな状態、あるいはフラフラだったからじゃないかな、と。
冷静に考えてみてください。中2日で90分11km走り回った直後ですよ?このときのシンジカガーワ。相当疲れてるでしょ、疲労困憊もいいとこだよ(白目)。
「そこにも顔出すか?!(白目)」というほど化け物レベルの素晴らしい動きを披露した直後だけに、インタビューでも虚ろな感じでしゃべっていたほど。かなり限界が近かったんじゃないでしょうか。
香川真司の活躍は本当に心から超超超超うれしい!!!!だけど、そろそろ休ませてあげてほしいなあ……このままじゃドイツ移籍1年目のときみたいに疲労骨折してしまいそう。倒れそうなのが心配。
今、シンジカガーワ長期離脱になったら、ドルトムントは本気で目も当てられない状態になる。今のままだと蓄積疲労で壊れそうなことだけが気がかり。
トゥヘル博士、香川選手への厚い信頼は心から理解していますが、どうか体調をしっかりと把握しつつ、離脱せざるを得ないコンディションに陥る前に調整していただきたい。博士頼んまっせー!
……………おや?博士、なにやってるんでしょう?博士博士?ちょっと別角度から見てみましょうか。
ファンとセルフィー!w すべてをドルトムントファミリーとして愛するトゥヘル博士、この方も愛情じゃれあいキックで有名ですが(ドイツ人ってスキンシップ激しいw)こんな愛らしいトップだからこそ大丈夫だな!
マーコといいクロップといいトゥヘルといい、ドイツ人は想像以上にスキンシップが熱いw
さておき、「シャイで控えめはドイツ人の大誤解」と声を大にしていいたいほど、シンジカガーワは自分からイタズラを仕掛けるのが大好きな人間なので、マーコちゃんより激しいことも多々(笑)。
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で、以前、顔をピタピタされてキャッキャしていた相手もマーコちゃん。
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うれしくてうれしくてわーい!ってなっているときほど「マルコ・ロイスは香川真司をビンタからの熱烈ハグ」という法則があるようです。やっぱりユルゲン・クロップ直伝だよそのパターン(笑)。
もうひとつ共通項は、クロップもマーコちゃんも、もちろん現監督トゥヘルも「いいやつ」ということ。ドルトムントは基本「いいやつ」しかいません。くだらない派閥もいっさいないし、ホント奇跡的に良いチーム。
経営陣の「性格超重視採用」は大正解。だからこそ、これだけチームワークに優れた強いトップチームが作れたんでしょう。
一過性のビジネスやネームバリュー、強さより、長い目で見たとき最終的に一番の勝ち組になれるチーム。それが、ボルシア・ドルトムント!
スポーツになじみや興味がない特に女性に存在するフットボーラーへの誤解を解きたい
で、だ。
あまりスポーツになじみのない、興味がない特に女性ほど「スポーツ選手ってパワーがありすぎて怖い」「こういうの見ると女性に対してもこうなのかな?って感じちゃう」という声が少なくないことも事実。
わたしにいわせると、それはまったくない。彼らはパワーがあることの怖さや、それを誤った方向で使ってしまうことの愚かさを身をもって知っているからこそ、ジェントルマンが本当に圧倒的に多いです。
じゃなかったら、ただの頭のおかしい馬鹿野郎どもじゃないですか(笑)。ルールがあって、スポーツマンシップに則り行うスポーツの世界なんかで生きていけるわけがない。
自らの身をもって痛さや怖さを知っている、身体を使って仕事している(あるいは本気でその経験がある)人間ほど本当にやさしい。わたしの場合、周囲に驚くほどスポーツ経験者(現役含めて)が多いため、身にしみて実感しています。
歪んだ牙を向けるのは、むしろ痛みを知らない頭でっかちモヤシ系チキン男
むしろ、
自分が悪いことしたくせに親や先生に殴られたこともない。
まともにスポーツも力仕事もしたことがない。
頭でっかちで理屈ばかり先行して言い負かすことしか能がない。
だからこそ歯止めが効かず簡単に女性や子どもやお年寄りなど弱者に暴力(肉体的・精神的どちらでも)をふるう。
あるいはリアルやネットでネチネチ悪口垂れ流しつづけて自尊心満たして調子こいている。
こんなモヤシみたいなチキン男どものほうが、比べものにならない、比べたらフットボーラーに失礼なくらい、よっぽどクズでゴミで生きる価値ないわ(あなたあいかわらず正直者すぎる)。
痛みを知らない人間は、他者の痛みにも愚鈍である。この定説を証明しているのが彼らフットボーラーではないかと。
DVに走った過去をないモノにして英雄視する日本サッカー界の暗部を疑問視することも事実
あ、例外もいた。しかも日本に。生前の婚姻時、乗り越えられなかった己の弱さから奥さん殴りつづけたフットボーラー(白目)。
故人なのでアレですが……でも、日本って亡くなると生前の悪事をすべてなかったことにしてやたらと祀り上げるんですよね。特に仲間内の男どもが。
そういうの大嫌いです。女性、しかも守るべき大事な存在である奥さん殴りつづけて追い詰めた人間が「英雄」もクソもない。その後「嫁のほうが悪かった」などとネットでほざいていたチキン男どもも同罪。
女性や子どもをペット飼う感覚で接するしかプライド保てない男尊女卑感覚丸出し典型男なんて全滅して結構です。あと、その手の男どもに媚び売って世間にドヤるしか能がない寄生虫性格壊滅ブスどもも全滅して結構です。
この案件、世界中のサッカー関係者は徹底的に糾弾してもらっても構わない、同じ日本人でも擁護できないと感じているほど。
じゃないと、いつまで経っても一生変わらないし、同じことの繰り返しだから。日本サッカー界の暗部は。本気で真面目に取り組んでいる選手や関係者、誰もが気の毒でしかない。
「Echte Leibe(真実の愛)」の名のもとに、ボルシア・ドルトムントにはいつまでもそのままでいてほしい
日本サッカー界の暗部に辟易することもあるからこそ、わたしはボルシア・ドルトムントの「余計なことをいっさい考える必要なく、楽しすぎワロタw」にさせてくれるファミリー感が大好きです。
勝つことは素晴らしいし、チームもファンもそこを目指して共に走りつづけている。だけど、もっと素晴らしいモノがドルトムントにはたくさんたくさんあふれている。
いつまでもこんなチームでいてほしい。良いイミで思いきり小学生ノリで盛り上がれて、ファンも一緒にみんなでキャッキャキャッキャ楽しめるチーム。
愛するボルシア・ドルトムントにだからこそ想うことだったりします。「Echte Leibe(真実の愛)」の名のもとに。