祝・ハリルホジッチ63歳!「日本は素晴らしい!」と愛してくれる代表監督の誕生日

いつも真剣、本気。選手や協会に厳しいだけじゃなく、それ以上に自分自身に厳しく在り続け、驕らず謙虚に愚直にまい進する指揮官。

就任してから期待感と安心感に包まれることが増えたサッカー日本代表チームを率いるバヒド・ハリルホジッチ監督。

HAPPY 63th BIRTHDAY to Vahid Halilhodžić!!!!

そう、なんと15日はハリルホジッチ監督63歳のお誕生日!さあさあみなさん、日本国内ですよー……「お誕生日おめでとう!!!!

祝・生誕63周年!ハリルホジッチ監督おめでとう!理事会で喝を入れつつ幸せそうな笑顔を見せる愛すべき監督

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)が15日、14日に行われた日本サッカー協会(JFA)の理事会に出席していたことを明かした。代表監督が、JFAの最高決定機関に出席するのは異例。冒頭で「もっとやらないといけないことがある」と日本サッカー強化のために熱いメッセージを送った。この日63歳の誕生日を迎えたハリル監督は、2018年ロシアW杯出場に向け決意を新たにした。

 ずらりと並んだ“背広組”を前にしても、まったく臆することはなかった。大仁邦彌会長、田嶋幸三氏を含む3人の副会長らそうそうたる面々に、ハリル監督は、穏やかな口調ながら、厳しい言葉を協会の最高決定機関にぶつけた。「もっとやらなきゃいけないことがある!」。日本サッカー再建を託されたからには妥協はしない。完璧主義者は、協会側の意識改革を訴えた。

 理事会から一夜、63歳の誕生日を迎えた。報道陣に対応した指揮官は「昨日理事会に出てメッセージを伝えた。少し要求をした。日本はもう少し良いフットボールができる」と明かした。以前から日本サッカー界の疲労回復に対する意識の低さ、審判の接触プレーへの対応に苦言を呈していただけに、高い要求をしたとみられる。JFAの大仁会長は「もっとビシビシやってもらいたい」と歓迎。これまで各クラブの社長が集まるJ1、2実行委員会でもダメ出しを連発。歯に衣(きぬ)着せぬ“ハリル流”は、協会トップからもお墨付きをもらった。

 さすがに誕生日は笑顔が絶えなかった。昼に都内のレストランで高円宮妃久子さま、母国ボスニア・ヘルツェゴビナのアネサ・クンドウロビッチ駐日大使、大仁会長と会食。その後、JFAハウスで報道陣からケーキ、ワイン、花束をプレゼントされ「メディアに祝ってもらうのは初めてなので感激。人生の記憶に残る。日本を去る時にもやってもらえるように頑張りたい」と、ホイップクリームをなめて笑った。

 6月からはロシアW杯アジア2次予選が始まる。「今年は公式戦で全部勝つと選手たちにも言っている。成功のためにはもっとやらないといけないことがある」。決意を新たにした5月15日は、Jリーグにとって93年の開幕から22回目の誕生日。日本サッカー界にとっての記念日に63歳となった指揮官の情熱の炎は、ますます燃えている。

引用:スポーツ報知

ああ、もうなんてチャーミングなんだろう。ハリルホジッチ監督って情熱的であると同時に本当に素直。厳しい表情を浮かべているかと思いきゃ、次の瞬間には満面の笑みで喜び合っている。

日本が大好きだ!」と公言し、事あるごとにアクションを起こしている同監督。すっかり日本ラバーズ状態。うれしいですよね。で、こんなひとをみんな好きにならないわけがない。ハッピーオーラ満載です。

(大仁会長の「もっとビシビシやってもらいたい」には、若干「いやいや、それをやってこなかったあなた方はきちんと反省してしっかりバックアップしてくださいよ」と正直な感想が・笑)


歴代監督がそれぞれ母国で口々に語る「日本が大好きだ!」の想い

歴代監督たちがみんなそれぞれ思い思いに「日本が大好きだ!」と慕ってくれていることは、日本人として素直に喜ばしいこと。

ハリルホジッチ監督と同郷のオシム元監督は言わずもがなザッケローニ元監督母国イタリアのメディアや関係者やファンに延々と「いかに日本が素晴らしいか」を語り続けてくれているほど。

ハリルホジッチ監督もフランス帰国時のエピソードが。

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なんというか純粋にうれしい(「毎日お疲れのところ夜中までサイン攻めするのは礼儀をわきまえ気をつけましょうぜ。しかも幼児連れで」とは思いつつ・笑)。こんなに「日本に来て良かった!」と素直に語ってくださることが。


日本側で頼まなくても勝手に語り尽くされる方向性とズレている日本政府

日本側で無理に頼んでいるわけではない。だけど、彼らは自然と日本愛を表現してくれている。

日本政府は確実に間違っている。クールジャパン戦略」ってやつ。逆効果な方向で金つぎこんでないで、もっと正攻法でがんばっている企業や団体や個人をバックアップしてあげてください。

日本側で頼まなくても勝手に「素晴らしい!」と海外のひとたちが語り尽くしてくれる、美しい原風景、桜・紅葉をはじめとする四季、紡がれた歴史を感じさせる建造物、世界で勝負しているジャパンカルチャー、それらを支える日本人のマンパワー……。

こういうところでしょうに。声高に喧伝するのではなく自然と推すべきものたちって。

いくらみんながんばっていてもお上が迷走続きじゃ足引っ張られるばかりで疲弊しちゃう。日本政府さーん、キャリア官僚さーん、ちゃんと理解してますかー?(各方面からの声がまったく聞こえていない模様)


「ジャパンスピリッツ」とは「媚びる」じゃなく「凛とした精神とパートナーシップで共に在ること」

ハリルホジッチ監督が今よりもっと「日本って本当に素晴らしい!大好きだ!」と自然と語ってくれる国であるように。「媚びる」じゃない。「凛とした精神とパートナーシップで共に在ること」。これこそ本来の「ジャパンスピリッツ」。

ハリルホジッチ監督に関してはまた別途書き綴るとして(書きたいことがありすぎるほど)。

今日は「ハリルホジッチ監督が愛してくれている日本を、誤解ないようにもっとよく知ってもらうために、全員でスクラム組んでがんばる時期じゃない?」というお話でした(笑)。

ハリルホジッチ監督おめでとうございます!どうかお元気でますますのご活躍を!

(JFAは健康面のカバーのために専属ドクターつけてあげてほしい。これだけ働き者でJFAのサポートまでしてくれている監督なんだから万全の待遇を用意してあげてください)