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日本男子サッカー界の「天使」などとささやかれ「いやそれ間違いなく本人余裕で寒気する呼ばれ方(白目)」と嘆かせるほどファンにイジられている……あ、いやいや……愛されている屈指の男前、内田篤人選手。
そんな彼の「内田篤人入籍!」ニュースが入った際、日本列島は直下型地震が起こったかの大騒ぎとなったのはいまだ記憶に新しいところ。
https://blueazure.jp/sacchi/sports/football-soccer-atsuto-uchida-marriage/10964/
11日(火)、この直下型地震に匹敵する日本列島大騒ぎの入籍ニュースが駆け巡りました。
日本女子サッカー界の偉大なる最強功労者であり、アジア人として史上初のバロンドーラーに輝いた我らが澤パイセンこと澤穂希選手。凛々しい男前で美しい澤パイセン、ついにご結婚ですぜ!
さあみなさん、声を揃えて日本国内ですよー……「ご結婚おめでとう!!!!」
祝・入籍!澤穂希選手おめでとう!日本女子サッカー界を背負ってきた大功労者の幸せを日本列島が大祝福!
日本女子代表(なでしこジャパン)のMF澤穂希が、所属クラブのINAC神戸を通じて入籍したことを発表した。お相手は30代の一般男性で「10年来の友人であり、昨年末からお付き合いをさせていただき、今年に入り結婚を意識するようになりました」としている。
公式サイトには直筆のメッセージが掲載されている。
いつもお世話になっている皆様へ
突然ではありますが…このたび、私、澤穂希は、2015年8月8日に30代の一般男性と入籍した事をご報告させていただきます。
彼とは10年来の友人であり、昨年末からお付き合いをさせていただき、今年に入り結婚を意識するようになりました。
私の良き理解者であり、何事も一生懸命に全力で取り組む彼の責任感の強さに惹かれました。
お相手は一般の方なので、顔写真や名前の公表は控えさせていただきますことを、何卒ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
これからもお互いを思いやり、支え合いながら二人で明るい家庭を築いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
2015年8月11日 澤穂希
引用:ゲキサカ
「涙が止まらなくなるほどに、ただその姿それだけでひとを感動させる」澤穂希の美しさ
うおおおおお!!!!澤パイセンおめでとう!気持ちがスカッと爽やかになったくらいうれしいニュース!ニヤニヤしてしまうほどw 日本女子サッカー長年の功労者どうぞお幸せに!⇒澤穂希が入籍30代一般男性と…10年来の友人 昨年末から交際 http://t.co/5KB25CLq1J
— sacchi/SAEKO TANAKA (@sacchinms) 2015, 8月 11
澤穂希という選手がわたしは長年ずっと大好きです。
こんなにカッコイイひとはいない。特に「酸いも甘いも噛み分けながら、なにか(主に仕事)にひたむきに打ち込んだ経験がある女性」なら、この気持ちは絶対的に共有できるものがあるのではないかな、と。
自分の足でしっかりと立ち、あらゆる困難にめげず、泥だらけになりながらひたむきに走り続ける姿は、男性以上に同性の女性たちの胸をうつもの。涙が止まらなくなるほどに、ただその姿それだけでひとを感動させる。
澤選手は日本男性より海外諸国の男性たちに圧倒的にモテまくっている、という理由もよくわかる気がします。
日本の男性はまだまだ「女は男の言うことを聞いていればいい」「男と対等に話をする女は可愛げがない」というタイプが少なくないといわれているから(笑)。
一般社会的にも、女性の重役が壊滅的に少ない国が日本で、海外諸国から異常に思われているほど。この事実、さて日本の特におっさんたちはどう思うだろう(なんも思わないだろうけど、保身で頭いっぱいで・笑)。
日本サッカー協会の怠慢続きで日本女子サッカー界の環境整備が後手後手にまわっている
澤穂希というフットボーラーの類まれな実績は、ぜひコチラをご参考までに。
あらためて見てみると、もうイミがわからんくらいの快挙につぐ快挙。快挙すぎワロタというほど。
にも関わらず、こうした実績が世に広く知られていないのは、ひとえに日本女子サッカー界の環境をいつになってもまったく整えない日本サッカー協会の怠慢という悪癖が影響しています。
https://blueazure.jp/sacchi/sports/football-nadeshiko-worldcup-canada/11512/
https://blueazure.jp/sacchi/sports/football-nadeshiko-worldcup-canada-2/12037/
どうかこの機会にあらためて知っておいてください。
女子が世界で結果を出し続けているのは、結果を出すことで環境を作るために必死だから。なのに、いつまで経っても負けがこんでいる男子ばかり優遇って、どう考えてもおかしいだろうにねえ。
ココはいっちょ、みんなで日本サッカー協会に乗り込んでって、幹部連中様方をどつきまわすか(ヤメテアナタガタホントウニヤリカネナイ)。
「仕事か結婚か」二者択一を迫られる女性の社会での在り方もそろそろ大きく路線変更を
女性のキャリア形成において「仕事か結婚か」と二者択一を迫られてしまうことが、いまだに日本の現代社会に残っていることは事実。特に「仕事か出産か」になると、そのハードルはさらに上がる傾向に。
男性は「より良い仕事をするために結婚したほうが」なんていわれるくらいなのに、女性ばかり「どちらかを犠牲に」。そろそろ日本の在り方も大きく路線変更を、と自立女性たちほど奮闘し続けて早や何年経っただろう。
なかなか社会が変わってくれないのは、日本社会の古くからの慣習とやらの無駄な強さと、日本のチキンな男性権力者たちのせいかもしれません。
仕事をマジメにやらない男性(特にニートやネトウヨ)ほど、イミわからんプライド高くしてこじらせて「女は結婚したら家庭に入るものだ!」とか、世界中の女性人権団体に徹底的に潰されること平気で垂れ流すし。
現実にすらまともに向き合えないくせにグダグダダラダラ偉そうに。だったら家族まとめて養えるほどたっぷり金稼げるようになってからほざけよ(うっかりすぎる超本音)。
キャリア男性でも、軽く鼻で笑ってやりたいドヤ男性目線の恋愛指南書気取りモテこじらせ演出男性はSNS中心に多い。必死にモテ格言垂れ流してドヤる。承認欲求の塊状態。
正直めんどくさいことこの上ない。いちいち自分の意に染まらない女性をdisるチキン揃いだし。こんな輩どものほざくこと真に受けて尻尾振って一緒にdisる馬鹿ポチ女どもが一番女性の足引っ張っているわけだけど。
うっかり目にしちゃったそのたび、バルサンたいてまとめて駆除してやりたい衝動が(ヤメテアナタホントウニヤリカネナイ)。
「仕事(サッカー)か結婚か」で結婚を諦めた過去があるからこそ心からうれしい幸せ
さておき、澤選手のことを思うたびに二者択一の話まで頭に浮かぶのは、澤選手自身が「仕事(サッカー)か結婚か」の二者択一をせざるを得ず、結婚を諦め競技を続けた過去をもつから。
以前、自身がインタビューで話していたことですが、それを知った当時ものすごく切ない気持ちになったことを今でもよく覚えています。
だからこそ、今回の入籍は本当に本当にうれしい。ずっと重荷を背負いながら、日本女子サッカー界のために自身を犠牲にしてまで走り続けてきたひと。そんな彼女の幸せなニュースがうれしくないわけがない。
きっと澤選手の今までのあらゆることを応援してきたひとほど、本気で涙が出るほど感動しているのって同じ気持ちだろうな、と感じています。
人間らしさあふれるパートナー同士の在り方の具現化は凛々しい女性たちの成せる技
上村愛子さんや岡崎朋美さんが大好きだった、そして今でも大好きなわたしにとって、女性アスリートは一般社会で仕事もがんばる女性たちと共通部分があり、共感する女性が多いのは自然なことと感じています。
仕事も恋愛も。そこに介在してくる無粋な存在たちがいたり、それをなるべく排除しながらたいせつな選択を都度していく。
でも、凛々しく生きている女性ほど、結果的に誰よりも理解のある大きな器の男性をパートナーにしている傾向が強いのも、これまた自然なことと感じています。
上村愛子さんのように同じ競技者として同士的な立場の男性を選ぶ女性もいれば、元マラソンランナー赤羽有紀子さんのようにトレーナーとして自分をサポートしながら共に闘ってくれる立場の男性を選ぶ女性もいる。
一般社会のキャリア女性たちにも通ずるところあり。でも、すべて「幸せな顔をしていること」がうれしい。
結婚する・しないの選択も自由。なによりたいせつなことは「一緒に人生を生きること」だから。
そして「後ろからついていく、じゃない。自立した同士として隣りを歩く」パートナーシップ感覚がもっと浸透して、日本社会ももっと女性が輝けてラクに生きることができる本物の世界基準の社会になりますように。
澤穂希選手の幸せな姿に「やっぱりこのひとはいつも先を指し示してくれる存在だな」と感服しつつ。
我がことのようにみんなを喜ばせてくれた澤穂希選手、どうかお幸せに!ご結婚おめでとう!!!!