【パリ同時多発テロ】【ゲキサカ】フランス代表が示した友愛…スタッド・ドゥ・フランスでドイツ代表と一夜をともに

サッカーEURO2016大会に向けて国際親善試合にのぞむドイツ代表とフランス代表の試合前国歌斉唱の様子

現地時間13日に発生したパリ同時多発テロ。テロ発生時刻に、国際親善試合フランスVSドイツ戦が「スタッド・ド・フランス」で行われていたこともあり、同試合に関連するニュースを中心にピックアップしてご紹介します。

ゲキサカ」の同記事では、スタジアム内で夜を明かすことになったドイツ代表を気遣い、フランス代表も寄り添うように行動をともにしたことを紹介。

第一報では「フランス代表はスタジアムから離れた」とされていましたが、両代表チームがスタジアムで一夜を過ごしたそう。こういうときいつも心から感じます。「サッカーファミリーって本当に素晴らしい」と。

なお、今回はメディアやニュースブログから記事が発信された日時(時刻表記がないものは日付のみ)もあわせて記載します。

あくまでも「発信日時でどの時点の情報かを把握する」ことを念頭に置き、「現地がどういう状況だったか」をきちんと知るために目を通していただければ幸いです。

【ゲキサカ】フランス代表が示した友愛…スタッド・ドゥ・フランスでドイツ代表と一夜をともに(配信日時:2015年11月15日 9:37)

 同時多発テロ件の影響で、フランス代表と対戦したスタッド・ドゥ・フランスで一夜を明かしたドイツ代表だが、フランス代表も朝まで付き添っていたようだ。

 13日に起こった同時多発テロ事件により、スタッド・ドゥ・フランスで一夜を過ごし、翌日朝にシャルル・ド・ゴール空港へと直行したドイツ代表。ドイツサッカー連盟(DFB)のライナー・ラウバル暫定会長によれば、同スタジアムで一夜を過ごしたのはドイツ代表だけではなく、フランス代表もとどまっていたという。

 ラウバル暫定会長は、フランス代表の面々の心遣いに感謝を述べている。

「フランス人たちはドイツ人がここに残らなければいけないのなら、自分たちも残ると言ってくれた。素晴らしい友愛的なジェスチャーだ」

 なおドイツ代表は17日オランダ代表との親善試合が行われるハノーファーに向かう予定だったが、DFBは選手たちを自宅に帰らせたとのこと。オランダ戦の開催は現時点で未定となっている。

 

引用:ゲキサカ