古田敦也殿堂入り!野球界改革のためにさらなる活躍を期待する現代の坂本龍馬

「野村ID」と呼ばれた野村克也元監督の指揮下で、現代野球のいしずえとなった根拠あるデータにもとづいたID野球をグラウンドで実現した天才キャッチャー。

緻密かつセンスが抜きん出たキャッチングのみならずバッティングも類まれな戦績を誇り、ヤクルトスワローズ黄金時代を支え、プレイングマネージャー(選手兼任監督)としても現場に立ち続けたそのひとは、古田敦也。

2015年1月23日、野球殿堂博物館の表彰委員会によってプレーヤー表彰で選出され、見事に殿堂入りを果たしました!

やったぜ古田敦也!おめでとうございます!

祝殿堂入り!頭脳明晰・センス抜群の天才キャッチャーの誕生は野球界の歴史を変えた

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今回の殿堂入りに際して、東洋経済オンラインからこんな記事が紹介されていました。

まさに古田敦也ヒストリー!ぜひ見てみてください。

【無名のメガネ捕手、古田が殿堂に入ったワケ】「メガネ男はプロじゃ無理」を覆した反骨心


日本プロ野球が12球団で在り続けたのは古田敦也の功績なくしてありえなかったこと

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さて、古田さんは現役時代の輝かしい実績もさることながら、「古田敦也でなければ成し得なかった偉大な功績」があります。

現在、当たり前のようにプロ野球チームは12球団で運営しています。

が、現在も12球団のまま存続していられるのは、古田敦也の存在、陰ながら闘い続けた功績なくしてはありえなかったこと。

奇跡的ともいわれた大逆転劇をたぐり寄せ現実のものとした彼の存在を、野球を愛する人間は誰もが忘れてはいけません。

「どういうこと?」と当時を知らないゆえに不思議なひとたちは、こちらをぜひご参考までに!

プロ野球再編問題 (2004年)


組織の枠を超え横断で見据えられる器と人間性を持つ古田敦也

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現在の日本のどの競技にもいえることですが……。

いずれも、その競技がより良く発展していくために尽力すべきトップ組織が「現場やファンの足ばかり引っ張ってんじゃねーよ!」という我が身の金儲けに走りお粗末な情けない酷い状況。

「将来、NPBのコミッショナーに着任する器を持ったひとは、間違いなくこのひとしかいない」

それまでも、頭脳明晰でありながらも柔軟性があり、誠実かつおもしろいキャラクターでささやかれていた古田さん。

プロ野球再編問題の一件で、野球ファンのみならず選手や監督たちの想いも一致したといわれています。


生き続け改革の陣頭指揮を取るにふさわしい人物

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野球界の古田敦也、それからサッカー界の宮本恒靖。

玉座にふさわしい人物は、天才的な頭脳とセンスがありながらもひけらかさず、効果的に腕をふるうためのみに振る舞い、あらゆる困難の中でもブレず屈せず、柔軟に人々を笑顔にするために走り続ける。

誰もが待ち望む。

文字通り「待望」という言葉、そして想いがピッタリ。

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まるで、戦乱の世を終わらせ、新たな文明時代を幕開けさせた幕末の志士・坂本龍馬のよう。

現代日本のいしずえとなった歴史を変える功績を残した坂本龍馬は、明治維新を待たず命を落とす結果となりましたが、今や時代は変わりました。

現役時代を生き抜き、今もジャンルを超えたくさんのひとたちに愛され続ける天才キャッチャー・古田敦也は、生き続け改革の陣頭指揮を取るにふさわしい。


古田敦也だからこそ新時代のNPBコミッショナーに

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当時、涙ながらに喜んだ野球ファンとして、当時を知るひとりとして、誰もが喝采を送る今回の古田さんの受賞を心からうれしく思いつつ。

というより、むしろ遅すぎるくらいなんですよね。もっと早くに受賞してもおかしくなかった。

さておき、天才キャッチャーとして名を馳せながら日本野球に改革を起こした古田さんの将来を楽しみにしています。

笑いも提供できる古田敦也らしい新時代のコミッショナー就任希望!