勝っても負けても集大成に!ドルトムント今シーズンラストマッチ、ドイツカップ決勝バイエルン戦前にケルン戦修正を

昨年夏、「今シーズンはどんな試合をみせてくれるだろう?」と、期待と不安が交差しながら幕を上げた、ドイツ・ブンデスリーガ2015-2016シーズンボルシア・ドルトムント。

ともに笑い、ともに泣き、ともに一喜一憂しながら走りつづけたこの一年。気づけばいよいよ今シーズンのラストマッチが目前に。最終戦にふさわしい王者が立ちはだかります。

現地時間5月21日(土)、ドイツカップ決勝戦ボルシア・ドルトムントVSバイエルン・ミュンヘン戦。

さて、ドルトムントの選手・トゥヘル博士・スタッフのみなさん?ブンデスリーガ最終節ケルン戦の修正バッチリ?調子はどうだー?!(オマエは嵐のライブでの櫻井くんか)

【映像&ゲキサカ】香川、不完全燃焼の途中交代…ドルトムントのリーグ最終節はドロー

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ボルシア・ドルトムントは、ピッチを鮮やかに彩る黒と黄の魔法で魅せる魔法使いたち

通常であればこの戦績なら優勝」「凶悪顔のハゲおじさんに率いられたチームがいなければ(なにげに失礼極まりない)」などと、バイエルンに引けをとらず絶賛されたドルトムントの快進撃。

やっぱりドルトムントが大好きだ」「やっぱりサッカーはチームスポーツだ

幾度となく胸に去来した想いこそ真実。ポジションにとらわれず、誰もが縦横無尽に駆けまわり、美しい連携から魅せるそれはピッチを鮮やかに彩る黒と黄の魔法。

ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。サッカーという競技におけるそのたいせつな原点を、ボルシア・ドルトムントは片時も忘れることがありませんでした。


リーグ戦脱落、ヨーロッパリーグ撃沈。重要局面でのトーマス・トゥヘル博士の弱腰が裏目に

このブログでも記してきたように、間違いなく現場の選手・監督・スタッフも、虎視眈々と「優勝」を狙っていたことは周知の事実。

これだけの戦績を残しているのだから、いずれかのタイトルは取るだろう

いずれかのタイトル」とは、ブンデスリーガ(リーグ戦)・ヨーロッパリーグドイツカップ。

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が、しかし。だがしかし。

ブンデスリーガは、来季まで見越した戦術構築と、重要な局面で攻めにいかず、守り固め保守的戦術落とすべきではない試合まで落とし脱落。

ヨーロッパリーグは、リヴァプール(というより、ユルゲン・クロップ)の鬼気迫る闘志で、絵に描いたような大逆転劇を演じられ撃沈。

……………オイコラマテイッタイドウイウコトダ(白目むきすぎて挙動があやしくなるのはやめてください)。

言いたかないけれど……ちょっとトゥヘル博士!大反省だよ大反省!しかも一番大反省なのは試合後の言い訳!言い訳いらない!自分の責任」と潔く語ったほうが尊敬されるよ指揮官ってもんは!

これはぜひ来シーズンの「博士克服しちゃうもん!(愛情こめてイジり倒したいキモチにかられる、やけにカワイイトゥヘルモードで読むべし)」課題にしていただきたいと願いつつ。


今シーズンの快進撃をカタチにするために。たったひとつ残されたタイトルはドイツカップ

じゃあ、選手はすべて万事オッケーだったのか?

いやいやいやいや、時折顔を出す「ドイツ全体がなかなか克服できないウィークポイント」の病に陥るなど。しかもフランクフルト戦にひきつづきケルン戦まで(白目)。

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過ぎたことをどうこう言う気もないし、闘った結果だとは重々承知。ケルン戦は、メンタルより戦術変更の影響が大きいともいわれているし。

が、しかし。だがしかし再び。

ドイツカップ決勝戦、まして相手は、バイエルン・ミュンヘン。反芻しながら復習して、ぜひ克服してのぞんでいただきたい。

そう、今シーズン、たったひとつ残されたタイトル。それが、ドイツカップ。

すぐ目の前で大好きな彼女を奪われたら男がすたると思え!野郎ども!今こそ根性みせろ!(「万国共通でわかりやすいたとえ……男なんて誰もがそんなもんだ……」と男子にやたらと納得された例文)


フンメルス移籍発表。バイエルン上層部の精神的揺さぶりの術中にハマったドルトムント

ここまでほぼ負けなし引き分けすらもほとんど見当たらない。そんな立派すぎるほど立派な戦績を誇るボルシア・ドルトムントにも関わらず、終盤戦に取りこぼしが連続したのは戦術云々だけじゃないだろうな、と。

あえてそれは否定しても、客観的にみている側ほど気づいてしまう「メンタルバランスの崩壊」。

ケルン戦終了後、こぼれた本音は「やられた……またこのパターンだ。だからバイエルン上層部は大嫌いなんだよ」。

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大一番前に「主力移籍」を発表し、ドルトムントサイドに揺さぶりをかけるのはバイエルンの常套手段。その術中に少なからずハマってしまったところはある。そう感じずにはいられませんでした。

マッツ・フンメルスキャプテンに関して感じていることは、コチラ。

……と、記していたのに、移籍決定前にファンの批判に対して文句言うわ、若干「立つ鳥跡を濁しまくり。感情ダダ漏れさせる悪いクセが出ちゃったな」などと感じながら。

フンメルスが批判される一番の理由。移籍した選手を批判したこと、キャプテンであること

なぜフンさんに批判が続出しているのか?どうかファンのキモチも考えてみてほしい。

バイエルン下部組織出身だし、故郷に帰るという意味合いだからこそ、レヴァンドフスキゲッツェの移籍とは違う。

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でも、フンさんさあ、レヴァとゲッツェの移籍時、「裏切り者」だの散々批判しまくってたでしょうよ。にも関わらず、「自分は批判しないでくれ。理解してくれ」はムシがよすぎる(笑)。

しかも、フンさん、あなたキャプテンなんだよ?

船長が船を捨てるのか!

一番痛いところつかれて文句出ちゃったんだろうけれど、バイエルンに声をかけられたらいずれ戻りたい想いがあったのなら、なぜあのときキャプテンを引き受けたの?

そんな想いを内に秘めていたのであれば、キャプテンを引き受けるべきじゃなかった。辞退して、マルコ・ロイスマルセル・シュメルツァーに譲るべきだった。

自らの勇姿でドルトムントラストマッチを飾ってほしい。ありがとう、愛する我らがキャプテン

ここまできた以上、もうドルトムントファンの感情は一生どうにもならない。せめて「ドイツカップ決勝でバイエルンを撃破して、なにがなんでもドルトムントに優勝カップを持ち帰る」をあらためて誓ってほしい。

わたしは、というと、フンさんはずっと大好きな選手だったし、これからも応援したいキモチは変わらない。それくらい、ずっとドルトムントのために全力で闘ってくれた選手。その姿をずっと見てきて知っているから。

有終の美を飾って、「ボルシア・ドルトムントの一員として8年半過ごせたこと、その中でキャプテンを務められたこと、心から幸せだった」と旅立ってほしい。

バイエルン上層部のいつもの精神的揺さぶり攻撃を唯一断ち切れるのは、他ならぬマッツ・フンメルス。

最後のホイッスルが鳴り響くその瞬間まで、どんな苦境に陥っても、リヴァプールがみせた大逆転劇のように決して諦めず、周りを鼓舞し、自らのその勇姿でボルシア・ドルトムントのラストマッチを飾ってください。

愛する我らがキャプテン。今まで本当にどうもありがとう。優勝の喜びにあふれた泣き笑い顔みんなで祝杯しようぜ!!!!

気づいてほしい。勝利よりもたいせつなモノがある。結果的にそれが一番勝利を引き寄せる

などと記しながらも、ものすごい極論ですが、優勝できなくてもいいです。

適当にやれだと?!」「応援してねーのか?!」などと、イミわからん曲解すんなよサッカーもドルトムントもまともに観たことないそこのどあほうども!(積極的にケンカを買うのはやめてください)

わたしが嘆く問題は「負け方」。弱腰にならず全力で攻めきり全力で闘った結果、たとえ負けたとしても、なにも感じることはありません。それがこの世でたったひとりの意見だったとしても。

悔しいーーーー!でも、よくやった!さすが我らがボルシア・ドルトムント!最高だぜ!!!!

それ以上、なんか必要ある?(ドヤア←せんでええ)

ドルトムントの今シーズンの敗戦や引き分けに対して、「博士!大反省だよ!」「オマイラ草食系男子か!」などと嘆くのは、「負け方がいずれもヘタレで逃げ腰だったから」。

すぐ目の前に喉から手が出るほどほしいモノがある。それを手にするためには、あともう少しだけ自分で自分を律しながら、ヘコたれないようココロ折らないよう、諦めずに走ればいいだけ。

なのに、なぜ諦めてしまうの?なぜ斜に構えたように言い訳して逃げて、「そんなモノは最初からほしくなかったよ!」なんて、子どもじみた態度をとるようなメンタルに傾いたり、大人ぶって気にしないフリをするの?

今シーズンのボルシア・ドルトムントの最大の弱さは、それ。

後悔しないように、笑いあえるように、全力で闘おう!いくぜ!我らはボルシア・ドルトムント!

あなたたちが全力で闘うのであれば、たとえ結果が思い描いていたモノとは違っても、ともに闘いその姿をすべて見届ける。

幾度か記してきたことだけれど、あらためて誓ってもいい。骨はすべて拾う。その約束を決して破ることはない。

あなたたちは、どこかでサポーターを舐めている。カッコつけて逃げて言い訳したり、なにもなかったように振る舞うのは、見届けてもらえないことや、失望されることが怖いから。

見くびるなよ?ボルシア・ドルトムントのサポーター世界一だぞ?ひとを裏切るとはそういうことじゃない。その程度のことで見限ることなんかないわ、シンプルに純粋にドルトムントを愛している人間は全員(笑)。

泣いても笑っても、これが今シーズンのラストマッチ。奇跡的な快進撃をつづけたこのメンバーで闘えるのは、これが本当に最後。

ドルトムントがバイエルンに劣っているだなんて、まったく思えない。わたしがそう言うんだから間違いない。誰がなんと言おうが異論は一生認めない(これぞ平和的暴君)。

必ず勝つ!一瞬たりとも負けるだなんて思わない!」。そう強く心に誓ったら、みんなで全力で闘おう。このチームで一年間やってきてよかった!」と、とびきりの笑顔で笑いあえるように。

準備はいいかー?!いくぜ!我らはボルシア・ドルトムント!!!!

Jetzt geht’s looos!!!! Nie werde gewinneeeeeeen!!!!