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カーガーワーシンジーー♪♪
ああああ、もうヤバイ、このチャントよ、このチャントの素晴らしさよ。ちょっと半日ほど語り尽くしてもいいですかね?(せんでええ)
繊細な感性と鋭敏な頭脳が活きるビューティフルアシストや試合巧者へと導くゲームメイクばかりか、守備陣のサポートにまで奔走し、毎試合ヒートマップが真っ赤に染まる我らが香川真司。
現地時間28日、ドイツカップ・パーダーボルン戦。蓄積疲労が心配だったため、先発と耳にしたとき「序盤で試合を決定づけて早めに休めるといいな」と祈りながら、試合の行方を見守りつつ。
「序盤で試合を決定づける」どころか、1か月ぶりに出ましたぜ!お世辞いっさい抜きのビューティフルスーパーゴール!!!!
「……………あれ?リオネル・カガワさんですかね?(白目)」
すごすぎワロタwwww もちろんボルシア・ドルトムントも快勝!「やっぱりドルトムントの試合は楽しい!」と笑いが止まらないおもしろい試合を観せてくれたチームに心から拍手!おめでとう!!!!
【映像&ゲキサカ】[DFB杯]中2日3連戦もなんの!7発大勝のドルト、香川も左足ループでゴール
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実況が叫んだ「スーパーカガワ!」に鳥肌加速!香川真司ビューティフルスーパーゴール!
https://youtu.be/4nw19kBkSiM
.@S_Kagawa0317 haut den Ball zum 3:0 in die Maschen! #bvbscp #netradio https://t.co/T1SUy7kwSc
— Borussia Dortmund (@BVB) 2015, 10月 29
スルスル~と上がってくると同時に、チームメイトとワンツー、そこからディフェンスの間をスルスル~と抜けつつ、フワリと浮かせながらやさしくゴールへ。
えーと。リオネル・カガワさんですかね?(白目)
これ、かのリオネル・メッシが得意中の得意とするゴールパターンのひとつ。「なんというゴールを決めるんだ!」と、鳥肌が立ったと同時に実況が叫んだ「スーパーカガワ!」が加速へと。
もうね、この映像だけでごはん無限大におかわりできます(食べすぎです)。
Shinjilicious. #bvbscp 5-1 pic.twitter.com/mSGzf6R8wx
— Borussia Dortmund (@BVB) 2015, 10月 28
ドルトムント公式Twitterが「シンジ」と「デリシャス」を掛けあわせて「Shinjilicious」と命名!ドルトムントにしてみたらこれほど美味しいモノはないわ(笑)。
小さな体で献身的に走り続け、卓越した技術と頭脳を持ち合わせながらも、声高に喧伝することなくいずれもサラリと披露。いつもいつも観る者すべてを酔いしれさせる愛されキャラ。
小柄さはウィークポイントにならない。むしろ、ストロングかつチャームポイントになる。艱難辛苦すらも乗り越えながら、その身ひとつで証明し続ける香川真司。あなたを心から誇りに想います。
香川真司が本国ドイツで確かに愛されている証「カガワチャント」の奇跡
https://youtu.be/GnQDhukvBRE
このチャントに応える自然な仕草のカッコよさったら……さすがボルシア・ドルトムントのレジェンドだわ。
以前、ガンバ大阪所属の宇佐美貴史選手がインタビューにて「海外クラブチーム所属日本人選手で個人チャントがあるのは真司くんだけ。うらやましい」という話を。
補足すると、実は海外クラブチーム所属日本人選手どころか、ドルトムントで個人チャントがあるのは香川真司ただひとり。そのワケは「ドイツには個人チャントの文化がない」。
つまり、正真正銘、香川真司はドイツの文化を覆してまで愛されるに至った日本人選手。
「カーガーワーシンジーー♪♪」チャントがボルシア・ドルトムント、そしてドイツに誕生したことが、どれほどすごいことか。香川真司がドイツでどれほど愛されているか。
代表戦でしか香川真司選手を観たことがないひと、ぜひボルシア・ドルトムントで活躍する香川真司という日本のエースを観てみてください。そこには、あなたがまったく知らなかった彼の真実がすべて存在しています。
見事7発ゴールラッシュ!すべてうれしいながらもカストロ・ラモス両選手の躍動が最高!
さて、パーダーボルン戦は香川真司選手のみならず、トゥヘル博士と一緒に笑いが止まらないほどのゴールラッシュ!
25分 アドリアン・ラモス
30分 ゴンサロ・カストロ
43分 香川真司
55分 イルカイ・ギュンドアン(PK)
58分 ゴンサロ・カストロ
87分 ウカシュ・ピシュチェク
89分 ヘンリク・ムヒタリアン
すごすぎワロタwwww
ケガ明けのムヒタリアン選手や、遅ればせながらのバースデーゴールとなったギュンドアン選手、快心の一発となったピシュチェク選手のゴールも心から喜びつつ、カストロ・ラモス両選手の躍動が本当にうれしかった!
チームにフィットすることに苦心していた選手たちが、こうして報われて結果が出ることはなによりの喜び。全選手に報われてほしいと願うわたしにとって、彼らのうれしそうな表情に涙がにじんだほど。
で、輪をかけてうれしいのが、このチームの結束力、絆の強さ。誰がゴールしても、誰が良いプレイをしても、みんな笑顔で喜びあっている。こんな姿が当たり前としてそこかしこにあふれているチーム。
こんなに幸せな気持ちにさせてくれる、なんてすごいチームなんだろう。しみじみと実感するドルトムントファンあるある(笑)。
涙があふれるほどの心揺さぶる感動に出会える瞬間がある、それがフットボール
人生を豊かにしてくれるモノ。それがフットボール。
自らの人生を、己の足で立ち、走りながら、自立心をたいせつにひたむきに生きているひとたちほど、フットボーラーの姿は得も言われぬシンパシーを感じながら惹かれるはず。
言葉で言い尽くせないモノがそこにある。「こんなに幸せでいいんだろうか」。冗談もお世辞もいっさい抜きで、なぜかふと感じる瞬間にあふれている。
やっぱりこの競技を好きになって良かった、と。きっと長年、ずっと見飽きずに楽しめているのは、ひとりひとりの人生そのものが紛れもなく映し出される偽りのない美しいストーリーだから。
最近、あらためて深く感じること。「やっぱりフットボールって最高じゃん!」。他の競技にはなくて、この競技にあるモノ。それをぜひ、多くのひとたちに確かめてもらえたらな、と。
涙があふれるほどの心揺さぶる感動に出会える瞬間。閉鎖性の真逆をいくフットボールという競技の魅力が、もっともっと、水面に描く円のように広くやさしく伝わっていくことを願いつつ。