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昨日は先行して書いていた「なぜ香川真司と清武弘嗣を併用しないのだろう?」をピックアップしつつ、ボルシア・ドルトムントはまた明日。と、ここしばらくでは試合翌日更新ではないめずらしい行動に。
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ホーム、ジグナル・イドゥナ・パルクで行われたヨーロッパリーグ・ガバラ戦。結果は見事4-0で快勝だったわけですが、ある選手の診断結果を待ってからの更新を決めたことも理由のひとつ。
【映像&ゲキサカ】[EL]香川ら温存のドルトムント、4発快勝でGL突破決める
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マルコ・ロイス負傷判明。一番悔しいのは本人。でも応援している人間も本気で悔しい
気づけば、いつの頃からか、彼がピッチに姿を現すとともに「何事もなく無事に元気でいられますように」と祈る想いで見守るようになりました。
ヤンチャな少年のような表情や行動も愛らしいエース。わたしが世界で唯一「うちのチーム」と呼ぶ愛するボルシア・ドルトムントが誇るエース、マルコ・ロイス。この試合で再び負傷が判明。
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度重なるケガを負い、誰よりも本人が泣きたいくらいの憤りや悔しさ、やりきれない想いだろう中で、ファンがオロオロと泣いたり取り乱すわけにはいきません。サポート側の生き方としてわたしにとってはありえない。
軽傷だろうが重傷だろうが、そんな簡単に動揺しないし泣かない。苦しいのは本人だから。でも。マーコちゃんが悔しいときは、ファンも悔しいよ。胃が痛くなるほど、本気で悔しい。
体質?ゲーゲン・プレッシング?ケガを負いやすい要因が定かではないマルコ・ロイスの肉体
今回、ふと気になってあらためて調べてみたところ、もともとの体質か、前監督ユルゲン・クロップが導入したゲーゲン・プレッシングが体に負担を増やしていたからか、なにが要因なのかいいきれないんだな、と。
といっても、これは決してゲーゲン・プレッシングへの批判ではありません。クロップがブンデスリーガ、もっというのであれば現代サッカーに改革をもたらした戦術を批判するだなんて、わたしはありえない(笑)。
そうではなく、単純にゲーゲン・プレッシングは、現在の主力、マルコ・ロイスをはじめとしたメンバーが今より若い時代だったからこそフル稼働できたといわれているほど、体への負担が少なくないことが否めない戦術。
そこに加え、仮にもともとの体質的にケガを負いやすいとしたら……あくまで仮定の話ですが、他選手より体が蝕まれることが多いのかもしれない。もちろん、大きな喜びもたくさん得てきたわけですが。
プロフットボーラーの肉体構造は一般人と違うことは百も承知の上で純粋に考えてみると、一般人でも一度ケガをした箇所は再発しやすくなったり、無意識に庇いながら日々過ごす中で他箇所のバランスを崩すのはよくあること。
それが、肉体を磨き上げ、恐れずぶつかりあう「フィールド上の格闘技」と呼ばれるフットボールの世界ともなれば、その痛みや負担は想像を絶するほど。
「どれほどの痛みだろう」と真剣に考えてみると、本気で胃が痛くなってくる。感受性強い人間なんで、なおさら(笑)。それは同時に、どんな間柄であっても「相手を思いやる」感性のたいせつなベースです。
マルコ・ロイスは気持ちをシンクロさせられる選手なのかもしれない
マーコちゃんの場合、ケガを負いやすく、離脱を繰り返さざるを得ない状況に陥ることが多い選手としても知られています。「ガラスのエース」と呼ばれることも少なくない彼は、それでも持ち前の明るさで前向きに生きているひと。
エースとして体を張りながら闘う選手が、ケガをしがちなサッカー人生。やりきれないだろうな、と。プロフットボーラーとしての、エースとしてのプライドだってある。なかったらあれほどの美しいプレイは一生かけてもできない。
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稀有な瞬間を魅せてくれる彼のプレイは、他の選手にはないモノがすべて詰まっています。だからこそ、ピッチに立てない悔しさや想いは、想像するだけでツライ。
代われるものなら代わってあげたい。そう祈るように願う瞬間に驚くほど、マルコ・ロイスは気持ちをシンクロさせられる選手なのかもしれません。その痛みをすべてなくしてあげたい、と。
まずは完治。再びピッチに戻ったとき焦りだけは禁物。それが最善かつ最短快復だと感じるワケ
今回のケガが軽傷であろうがなかろうが、ともかく願うこと。まずは完治。それから、再びピッチに戻ったとき、どうか焦らないでほしい。「早く活躍しなくちゃ」と焦れば焦るほど、調子を崩す罠にハマってしまう。
ヘタすると、それが再発や他箇所負傷にもつながりかねない。一般人でも、休養明け、しかも長期になればなるほど焦りが出るのは当たり前であり、人間心理として自然なこと。
でも、そこをグッとこらえて平常心を保ち、「焦ったら負けだ」「自分は大丈夫」と言い聞かせながら、緩やかな上昇気流を思い描きつつ日々過ごすことが、結果として最短浮上につながる。
なにより願うことは、今の状態の自分を心から認めてあげてほしい、ということ。軽傷であろうがなかろうが、自分を否定したら泥沼に陥ってしまう。
叫ぶでも暴れるでも泣きわめくでも笑い飛ばすでも、なんでも思うままにしていい。でも、「いいじゃん。これも自分だ」と認めることこそ、心身ともに早い段階で快方に向かっていく。
逆転の発想ですね。これ、ひとを支えることが多い人生を生きてきているわたしが、サポートする上で結果を出してきた信念です。ヘコみやすいひとなんかにも、よかったら参考にしてもらえたら。
「なんでこうしなかったの」「こうあるべき」だなんて思わないし、口が裂けても言わない。「なんとかなるよ。大丈夫だよ」と。魔法使いsacchiの魔法の呪文です。
「なんとかなるよ。大丈夫だよ」また元気になったらいつもの笑った顔を見せてくれたらいい
本日のタイトルを目にして「ふざけてんのか!(怒)」と感じるひともいるでしょう。わかる、わかるよ、わかってるってばよ。
ふざけてないです。本気と書いてマジで(こういうところがふざけてると思われる原因だと自分自身を小一時間ほど問い詰めたい)。
真剣に考えれば考えるほど、どうにもできないことにぶち当たって「あーっ!どんな手を使ってでもいいからなんとかしたい!」と思うこと、ありませんか?現実から逃げるというイミではまったくなく。むしろ真逆。現実に向き合うからこそ。
わたしの場合、なぜかそういうときほど「ハリー・ポッターになりたい」という発想に。
単純にハリー・ポッターシリーズが大好きなこともありますが、言葉や行動でだけじゃなく、どうにも困った根本原因をガツンと解決させるために「本当に魔法が使えたらいいなー」という発想あるある。
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以前、ボルシア・ドルトムントのターンオーバー・チーム編成の解決にハリー・ポッターを取り入れたらいいんでないかい!などと、話がどこにいくのかわからない勢いで更新しましたが、もうホントこれ。
マーコちゃんのケガをぶっ飛ばすためには、もうハリー・ポッターになりたい、ハリー・ポッターになるしかない、とまで思わされるように。そのくらい、マルコ・ロイスのケガって見ててツライんですよ本当に。
ともあれ、まずは完治を祈ります。わたしがマーコちゃんの友だちだったら、まず「なんとかなるよ。大丈夫だよ」と伝えたい。で、また元気になったら、目にした誰もが自然と笑顔になるいつもの笑った顔を見せてくれたらいい。
もうホントそれだけ。プロフットボーラーである以前に、彼らは誰もがひとりの人間。ひとりの人間に優しくありたいし、ファンとして支えたい。それはなによりも自然なこと。そんなことを想いつつ。