【みちしるべのにないてに てのいみをつたえたい】道しるべの担い手に手のイミを伝えたい/THIS WORD THEME is HANDS/手
2015/08/16
なんのために 手はあるの?
どうして人間は 手を使えるの?
もしも 今
これからの道しるべを担う子どもたちに
そう問われたとしたら
なんと答えるだろう
勇者が冒険譚を広げる地図上では
誇らしげに輝く数々を 話してあげられるはず
それが
現実の地図上の話 となると
ため息で包まれた数々を 話さざるをえなくなってくる
キレイごとのオブラードで包んでしまっては いけない
小さな瞳たちにも 失礼であるから
だからと言ってね
キレイごとだと 斜に構えて うつむきたくはない
今までと 今と これからは
結び 繋ぐために あるのだから
人間が手を使えるのはね
通せんぼするためでも
傷つけるためでも ないんだよ
手はね
誰かを守るためにあるんだ
仲良しの証のためにあるんだ
そのために 使おう この手
なにごとも 遅くも早くも ないのだから
勇者の地図上でも
現実の地図上でも
等しく いつも