自分以外の人間をすべて他者とするならば、
自分の気持ち、在り様を受けとめて、理解してもらうには、
それなりの段階を経て、やりとりを地道に積み重ねていくこと。
もちろん、逆も然りで、
相手の気持ち、在り様を受けとめて、理解するには…
であり。
これを、都合よく省こう、避けようとしたら、
お互いにとっていつまで経ってもプラスのベクトルは生まれない。
そう、人間の絆と等しく。
野球とは、「気持ちを伝える」競技。
その原点は、「キャッチボール」。
すなわち、ボールのやりとり。
キャッチボールは、
相手が受けとめてくれると信じる気持ち、
どんなボールを投げたら
相手が受けとめやすいか考え、思いやる気持ち、
その両側を育んでくれる、原点とも言うべきもの。
不器用で孤独だった少年は、
もがき、あがき、ぶつかりながら、
いつしか原点に立ち返り、
たいせつな人達との絆を深め、
成長という名の翼を広げていく。
呼応するように、周りも然り、で。
野球って、本当にいいな。
そんな原点も再確認。
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