ちょっと、愉快で。
ちょっと、楽しくて。
ちょっと、不思議で。
ちょっと、切なくて。
「ちょっと」の羅列、というのは、
「あんまりおもしろくない」ということではなくて、
押し付け感が強い「過剰」とは真逆にある
「ほんのり」感が満載、であって。
なんだか、
ちょっとズレたメトロノーム、
のようでもあり。
日々、時間に追われるように生きている現代人は、
正確にテンポを刻むことばかり要求されるメトロノームの世界に
いつのまにか組み込まれているかのよう。
そんな毎日に、ちょっと、疲れたとき、
思わず、くすり、と笑ってしまったり、
なんとはなしに、しみじみ、と染み入ってきたり。
不思議なほんのり感満載。
こんなすてきな世界観を造り上げたキャストとスタッフに、
心から敬意を表します。
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