華美さや派手さを排除した、
上質な余韻に身を浸すことができる、
とでもいうのでしょうか。
それはきっと、この一品、
それ自体が、華美さや派手さを排除した、
穏やかな水面のような営みを魅せてくれるから、
かもしれません。
余白を残した粋さ、美しさ。
それぞれを語り切らないからこそ生まれるそれは、
なによりの贅沢でもあり。
観終わったあとに、思わず心をよぎる3つ。
同じようによぎったヒトがいたら、
ついつい、この作品を語り合ってしまいたくなるかも。
決して、声高にではなく、
穏やかな水面のように粛々と。
1. フィンランドに行きたくなった。
2. かもめ食堂に行きたくなった。
ここまでは、なかなか実現がむずかしい。
(というより、2.は実現不可能)
そして、3つ目。
3. 炊きたてのごはんで、おにぎりを作って食べたくなった。
同じように、思わずほっこりと心によぎったヒト、
いますか?
What do you think?